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市況解説 2021年12月30日(木)

2021年12月30日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 28,791.71(-115.17)
TOPIX 1992.33(-6.66)
東証一部売買高 72984万株

大引け・続落-閑散な大納会ながら、年末としては32年ぶり高値

2021年大納会の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比115.17円安の28791.71円で取引を終えた。手掛かり材料に乏しい年末とあって積極的な売買が手控えられ、後場は小幅安水準で膠着感の強い展開が続いた。朝方の300円超え下げ場面ではしっかりと押し目買い姿勢を示したが、上値を買い上がる動きは限られた。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆8438億円、売買高は同7億2984万株と低調で、値下がり銘柄数は1333、値上がり735、変わらず115だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「水産」「陸運」など27業種が下落し、上昇は「ゴム製品」「情報・通信」「鉄鋼」など5業種、「電力・ガス」が変わらず。新型コロナウイルスの国内新規感染者数が前日に約2ヵ月ぶりに500人超えとなったことで、日本航空(9201)、エアトリ(6191)や電鉄株などが軒並み売られ、ポーラ・オルビスホールディングス(4927)は年初来安値を更新した。食品・小売などの内需関連も総じて弱く、大手証券の目標価格引き下げが伝わった雪印メグミルク(2270)も売られた。今月上場のネットプロテクションズ(7383)は高値圏で手仕舞い売りに押され、前場中に年初来高値を更新した凸版印刷(7911)も利益確定売りが膨らんだ。半面、デンソー(6902)が連日で上場来高値を更新、ソフトバンクG(9984)は出資先の中国企業の新規上場を材料に一段高した。NTT(9432)、KDDI(9433)などの高利回り銘柄の一角にも小口買いが入り、半導体関連の東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)は後場も強く、オルガノ(6368)は連日で年初来高値を更新した。コロナ感染増を受けて大幸薬品(4574)が大幅高、アウトソーシング(2427)は不正会計に関わる調査報告書受領を受け、過度の警戒が和らいだ。

新興市場は主要2指数が高安まちまち、日経ジャスダック平均が3日続伸、東証マザーズ指数は3日ぶりに反落で終えた。アンジェス(4563)、ヒュウガプラ(7133)、フェローテック(6890)が買われ、識学(7049)、エネチェンジ(4169)、PKSHA(3993)が売られた。


2021年12月30日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 28,8860.9(-20.79)
TOPIX 2000.05(+1.06)
東証一部売買高 32635万株

前引け・続落-年末手仕舞い売りが先行も底堅さ示す

大納会前場の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ20.79円安い28886.09円で引けた。年末で市場参加者が限られるなか、ポジション整理の売りに押されて320円超え下押す場面があったが、心理的節目28500円接近で押し目買い姿勢が徐々に強まった。ドル円相場が1ドル115円台に強含み、10時半に始まった中国・上海総合指数が堅調にスタートするとほぼ変わらず近辺まで下げ渋る動きを見せた。東証株価指数(TOPIX)は小反発。東証一部の売買代金は概算で8306億円、売買高は同3億2635万株、値下がり銘柄数は1155、値上がり870、変わらず156だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「空運」「水産」など16業種が下落、上昇は「ゴム製品」「パルプ・紙」「機械」など17業種。ファーストリテイリング(9983)が年初来安値を下回るなど小売りが冴えず、任天堂(7974)、コナミ(9766)などゲーム関連の下げも目に付いた。高PER(株価収益率)のベイカレント・コンサルティング(6532)、エムスリー(2413)が売られ、今週賑わった愛知銀行(8527)が手仕舞い売りに押された。半面、東京エレクトロン(8035)はじめ半導体関連が総じて切り返し、スクリーン(7735)は「彦根事業所で新棟を建設し来年末に稼働する予定」との報道が好感された。SMC(6273)、DMG森精機(6141)といった設備投資関連も強く、宝印刷(7921)には業績評価の買いが継続した。栃木銀行(8550)の地銀株への思惑売買も散見され、今週上場来安値を付けたワイヤレスゲート(9419)には見直し買いが続いた。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。田中化研(4080)、エフ・コード(9211)、日本電解(5759)が買われ、アスタリスク(6522)、ビジョナル(4194)、3Dマトリックス(7777)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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