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市況解説 2021年12月29日(水)

2021年12月29日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 28,906.88(-162.28)
TOPIX 1998.99(-6.03)
東証一部売買高 85258万株

大引け・反落-材料難、閑散のなか戻り鈍い

29日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比162.28円安の28906.88円で取引を終えた。手掛かり材料に欠けるなか、年末接近で売買を手控える投資家が多く、終日上値の重い展開が継続した。中国株の軟調推移もあって心理的節目と意識される29000円を朝方早々に割り込んだことで、ポジション整理の売りが加速した面もあったようだ。28日の米株市場で大型ハイテクなど高値圏銘柄への手仕舞い売りが広がった流れを引き継ぎ、主力株の軟調が相場の重荷となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で2兆392億円、売買高は同8億5258万株、値下がり銘柄数540と値上がり1587の3分1程度の水準にとどまり、変わらず49だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「食料品」「ガラス・土石」など19業種が下落し、上昇は「海運」「空運」「水産」など14業種。AGC(5201)、日本たばこ産業(2914)など12月配当の権利落ち銘柄が終日冴えず、アドバンテスト(6857)、三井ハイテク(6966)といった半導体関連の戻りも鈍かった。きのう9-11月期大幅増益を発表したマルマエ(6264)や、今週賑わったタムラ製作所(6768)が利益確定売りに押された。半面、商船三井(9104)など海運大手は終日強く、今5月期業績予想を上方修正したウェザーニューズ(4825)が大幅高で終えた。インフォコム(4348)は香港投資ファンドのオアシス・マネジメントによる大量保有が判明して10%超え上昇、今月上場のネットプロテクションズ(7383)は連日で上場来高値を更新した。

新興市場は主要2指数がともに続伸。出前館(2484)、サスメド(4263)、アイサンテクノロジー(4667)が買われ、サイエンスアーツ(4412)、東洋合成(4970)、JTOWER(4485)が売られた。


2021年12月29日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 28,809.86(-259.30)
TOPIX 1994.87(-10.15)
東証一部売買高 40214万株

前引け・大幅反落-29000円付近での利益確定売りが重荷

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ259.30円安の28809.86円で引けた。28日の米株市場と同様に高値圏にあるハイテク株への利益確定売りが優勢で、寄り付き直後の上昇場面から徐々に値を崩す展開となった。昨日の400円近い上昇で約1ヵ月ぶりの水準を回復していたことで、年末のポジション整理の売りが出やすかったほか、12月配当等の権利落ちも響いた。中国株が軟調に始まると買い手不測のなか、急速に下げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で9694億円、売買高は同4億214万株、値下がり銘柄数は758と値上がり1326を大きく下回り、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「ガラス・土石」「電気機器」など19業種が下落、上昇は「海運」「空運」「石油・石炭製品」など14業種。連日で上場来高値を更新していた東京エレクトロン(8035)、SCREENホールディングス(7735)が売られ、ファーストリテイリング(9983)も日経平均を押し下げた。日本たばこ産業(2914)、ブリヂストン(5108)などの12月配当銘柄が一段安、ERIホールディングス(6083)は6-11月期営業利益が黒字転換したものの、材料出尽くしとして急落した。3-11月期営業減益だったDCMホールディングス(3050)が弱く、洋上風力発電の不透明感から2日連続してストップ安だったレノバ(9519)は3割超えの大幅安。半面、昨日決算発表のJ.フロント リテイリング(3086)が3-11月期当期利益が黒字転換したことを好感して急伸、東海旅客鉄道(9022)はじめアフターコロナ関連への買いも目に付いた。京都銀行(8369)は「総還元性向の目安を従来の30%から50%に引き上げる」と発表して大きく買われ、不適切会計の疑いとして売られていたアウトソーシング(2427)は四半期報告書の再延長が当局に承認され、10%超え急伸した。

新興市場は主要2指数がともに上昇。FRONTEO(2158)、田中化学研究所(4080)、アジアクエスト(4261)が買われ、アスタリスク(6522)、マクドナルド(2702)、プレミアアンチエイジ(4934)が売られた。新規上場のInstitution for a Global Socie(4265)は公開価格1720円に対し2002円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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