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市況解説 2021年12月27日(月)

2021年12月27日(月)市況解説 大引け
日経平均株価 28,676.46(-106.13)
TOPIX 1977.90(-8.88)
東証一部売買高 77748万株

大引け・続落―後場も方向感定まらず

27日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比106.13円安の28676.46円で取引を終えた。市場参加者が限られるなか、強い感染力を示すオミクロンへの警戒が買い手控えムードを誘う一方、重症化リスクの低さなどへの楽観論もくすぶり、方向感の定まらない展開となった。後場も積極的な売買は見送られ、前引け水準を挟んだ狭いレンジ内でのもみ合いに終始した。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算1兆6685億円、同売買高も概算7億7748万株と低調。値下がり銘柄数は1455、値上がり635、変わらず95だった。業種別TOPIXでは「情報・通信」「非鉄」「電気・ガス」をはじめとする28業種が下落、「ゴム製品」「その他金融」「不動産」など5業種は上昇。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が終日軟調に推移、オムロン(6645)、村田製作所(6981)など電子部品の一角も冴えない。しまむら(8227)には本日大引け後に発表される決算を警戒した売りが膨らみ、新株予約権の発行を決めたenish(3667)には需給懸念が台頭。ザッパラス(3770)は通期営業利益予想の引き下げが嫌気され、Gunosy(6047)は利食い売りに押された。反面、東京エレクトロン(8035)は一段高、レーザーテック(6920)も値を戻した。客足の回復などが報じられている高島屋(8233)など百貨店株が底堅く、キヤノン(7751)、JT(2914)などは権利取り狙いの買いが支えに。「出資先が高性能パワー半導体を開発」との報道を受けてタムラ製作所(6768)はストップ高比例配分された。

新興市場では、主要2指数がそろって反落。値動きの良い直近IPO銘柄に売買が集中するなか、一部主力株への売りが心理を冷やした。そーせいグループ(4565)、メドレー(4480)、サスメド(4263)が売られ、アスタリスク(6522)、ハイブリッドテクノロジーズ(4260)、ステラファーマ(4888)は買われた。新規上場のアジアクエスト(4261)は公開価格2430円に対し5600円の初値を付け、セキュア(4264)は買い気配のまま売買は成立しなかった。


2021年12月27日(月)市況解説 前引け
日経平均株価 28,711.12(-71.47)
TOPIX 1980.32(-6.46)
東証一部売買高 37926万株

前引け・小幅続落―感染拡大への警戒が買い手控えムード誘う

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落、前週末終値に比べて71.47円安い28711.12円で引けた。クリスマス休暇中の投資家が多く、商い閑散のなか、強い感染力を示すオミクロンへの警戒が買い手控えムードを誘う展開となった。一方で、重症化リスクが低いとの調査結果が相次いでいることや、コロナ飲み薬への期待などが支えとなり、下値を売り高く動きにも乏しかった。東証株価指数(TOPIX)も小幅続落。東証一部売買代金は概算8443億円、同売買高も概算3億7926万株と低調で、値下がり銘柄数は1455、値上がり601、変わらずが127。業種別TOPIXでは「非鉄」「情報・通信」「電気・ガス」をはじめとする24業種が下落、「ゴム製品」「その他金融」「保険」など9業種は上昇。スイス金融大手クレディ・スイスからの訴訟リスクが高まったソフトバンクグループ(9984)が売られ、米国のウイグル強制労働防止法成立などを受けてサプライチェーンへのリスクが高まったとみられるファーストリテイリング(9983)の下げも重荷となった。ニトリホールディングス(9843)は3-11月期決算が失望売りを誘い、国が公募した洋上風力発電プロジェクトに落選したレノバ(9519)、イーレックス(9517)などにも売りが殺到した。22.11期業績見通しを発表した象印マホービン(7965)の下げもきつく、新たな不適切会計の可能性が浮上したと伝わったEduLab(4427)も厳しい。反面、東京エレクトロン(8035)は連日で上場来高値を更新、「2~3月集中生産で900万台達成へ挽回」と報じられたトヨタ自動車(7203)もしっかり。大規模な自社株買いの実施を発表したほくほくフィナンシャルグループ(8377)も強く、伊藤忠商事(8001)と業務委託契約を締結したアトラグループ(6029)はストップ高。

新興市場では直近IPO銘柄に売買が集中するなか、主要2指数がそろって下落。三和油化工業(4125)、サイエンスアーツ(4412)、ENECHANGE(4169)が売られ、FRONTEO(2158)、CS-C(9258)、Green Earth Institute(9212)は買われた。新規上場のアジアクエスト(4261)、セキュア(4264)はともに買い気配のまま推移、上場2日目のエフ・コード(9211)は公開価格2020円に対し6000円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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