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市況解説 2021年12月09日(木)

2021年12月09日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 28,725.47(-135.15)
TOPIX 1,990.79(-11.45)
東証一部売買高 98,472万株

大引け・3日ぶり反落-イベント控えで買い見送りムード

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日比135.15円安の28725.47円で取引を終えた。8日の米株続伸を支えに前場後場とも上昇に転じる場面があったものの、明日の米消費者物価指数(CPI)の発表や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えて、足元の急ピッチ上昇に対する警戒感が意識された。中国・上海総合指数などアジア主要指数の堅調を支えに売り叩く動きには繋がらなかったが、高値圏銘柄などに利益確定売りが優勢で本日の安値での大引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反落。東証一部の売買代金は概算で2兆3166億円、売買高は同9億8472万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1362、値上がり735、変わらず87だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「繊維」「金属製品」など28業種が下落、上昇は「倉庫・運輸関連」「ゴム製品」「空運」など5業種にとどまった。特段の材料が見当たらないなかで日立(6501)、パナソニック(6752)といった主力株の一角が売られ、いすゞ(7202)、マツダ(7261)など自動車株も終日軟調だった。川崎汽船(9107)は6日ぶりに反落、リコー(7752)、キヤノンマーケティングジャパン(8060)の事務機器関連も総じて弱かった。半面、iPhoneの増産期待などから太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)といった米アップル関連が買われ、花王(4452)、ニトリホールディングス(9843)などディフェンシブの一角がしっかり。コニカミノルタ(4902)傘下企業と自治体DX推進に向けた合弁企業設立を発表したチェンジ(3962)や、インドネシア子会社がバイオマス燃料の第三者認証を獲得したと発表したテスホールディングス(5074)が大幅高、SGホールディングス(9143)は11月の取扱個数が好調だった。

新興市場は午後に入りともに下げに転じて3日ぶり反落。シンバイオ製薬(4582)、ファンペップ(4881)、田中化研(4080)が売られ、シーズメン(3083)、アスタリスク(6522)、アミタホールディングス(2195)が買われた。


2021年12月09日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 28,818.53(-42.09)
TOPIX 1,995.59(-6.65)
東証一部売買高 45,635万株

前引け・反落-節目29000円を前に利益確定売り

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は小反落、前日終値に比べ42.09円安い28818.53円で引けた。8日の米株市場で「オミクロン型」への警戒緩和でがさらに和らぐなか主要3指数がそろって続伸したことを好感し、寄り付き直後に28900円台を付ける場面があったが、昨日までの株価急伸に対する過熱警戒感が徐々に意識され戻り待ちの売りが優勢となった。株価指数先物取引等の特別清算指数(SQ)算出を明日に控えることもあって、心理的節目の29000円接近で持ち高を整理する動きも少なくないようだ。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆814億円、売買高は同4億5635万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1398、値上がり657、変わらず128だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「繊維」「機械」など23業種が下落、上昇は「空運」「ゴム製品」「情報・通信」など10業種。戻り相場を牽引した商船三井(9104)、コマツ(6301)などの景気敏感株が手仕舞い売りに押され、日立造船(7004)は赤字経営が続くドイツの廃棄物発電建設会社を買収する、との発表が悪材料視された。2-1月期営業利益が8割減だった丹青社(9743)や、軽自動車「eK」の製造・販売を一時停止していることが分かった三菱自動車(7211)が弱く、IIJ(3774)には証券会社の投資判断引き下げが観測された。半面、JAL(9201)やラウンドワン(4680)などアフターコロナ関連が総じて強く、CTC(4739)、NRI(4307)が年初来高値を更新するなどDX関連の上昇も目に付いた。好決算を発表したミライアル(4238)、白銅(7637)はともに10%超えの急伸を見せ、外資系証券の格上げが伝わった楽天グループ(4755)がしっかり。

新興市場は主要2指数がともに小幅続伸。サイエンスアーツ(4412)、セルソース(4880)、ワンキャリア(4377)が買われ、グローバルウェイ(3936)、INC(7078)、ウェルスナビ(7342)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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