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市況解説 2021年12月08日(水)

2021年12月08日(水)市況解説 大引け
日経平均株価 28,860.62(+405.02)
TOPIX 2,002.24(+12.39)
東証一部売買高 121,977万株

大引け・大幅続伸―米株先物やアジア主要株式の上昇も追い風に

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸、前日比405.02円高の28860.62円で取引を終えた。オミクロン警戒が一段と和らぐなか、米連邦債務問題の前進や中国恒大集団のデフォルト観測への冷静な反応などが投資家心理のさらなる改善をもたらす格好となった。米株先物やアジア主要株式相場の上昇も追い風に440円超上昇した後は、急ピッチに節目の29000円に接近したことで戻り待ちの売りも嵩み、やや伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も大幅続伸し、11月25日以来の2000台を回復。東証一部売買代金は概算3兆620億円、同売買高は概算12億1977万株で、値上がり銘柄数は1195、値下がり904、変わらず85。業種別TOPIXでは「精密」「その他製品」「医薬品」など15業種が上昇、「不動産」「海運」「倉庫・運輸」をはじめとする18業種は下落。村田製作所(6981)や太陽誘電(6976)、TDK(6762)など米アップル関連が終日堅調に推移、「関節リュウマチなどの治療薬アクテムラが欧州で重症コロナ治療薬として承認」と報じられた中外薬品(4519)も強い。ルネサス(6723)にはUBS証の格上げが観測され、争奪戦の行方が最高裁に持ち込まれた関西スーパーマーケット(9919)にはオーケーによる公開買い付け(TOB)への思惑が再燃した。反面、トヨタ自動車(7203)の上値が重く、NTT(9432)などディフェンシブ関連の一角も冴えない。丸和運輸(9090)や電力株には原油高によるコスト増懸念が広がり、くら寿司(2695)は今22.9期見通しを嫌気した売りに押された。クレセゾン(8253)はメリルリンチ証の弱気レポートが重荷となり、日本ハウスホールディングス(1873)は昨日急伸した反動も響いた。

新興市場でも、主要2指数がそろって続伸。東証マザーズ指数の上昇率は2%を超えた。シーズメン(3083)、ACSL(6232)、ワンキャリア(4377)が買われ、GRCS(9250)、メドレックス(4586)、霞ヶ関キャピタル(3498)は売られた。


2021年12月08日(水)市況解説 前引け
日経平均株価 28,774.05(+318.45)
TOPIX 2,002.40(+12.55)
東証一部売買高 59,788万株

前引け・大幅続伸―米株高を好感、戻り待ちの売りをこなす

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸、前日終値に比べて318.45円高い28774.05円で引けた。オミクロン警戒が一段と後退するなか、米連邦債務問題に前進がみられたことなどを受けて7日の米主要3指数がそろって大きく上昇した流れを引き継ぎ、買い優勢の展開となった。急ピッチな戻りに対し、戻り待ちや利益確定目的の売りも嵩んだが、時間外取引における米株先物の堅調推移などを支えに底堅さを維持した。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、約2週間ぶりに2000台を回復。東証一部売買代金は概算1兆5521億円、同売買高は概算5億9788万株、値上がり銘柄数は1199、値下がり844、変わらず139だった。業種別TOPIXでは「精密」「鉱業」「その他製品」をはじめとする18業種が上昇、「海運」「不動産」「倉庫・運輸」など15業種は下落。米半導体株高を背景に東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が高く、ファナック(6954)も指数を押し上げた。ソニーグループ(6758)、任天堂(7974)などゲーム関連の一角も賑わい、三井化学(4183)との資本業務提携を発表した日本MDM(7600)の上げも目に付く。塩野義製薬(4507)はコロナ飲み薬に絡む報道が材料視された。反面、住宅ローン減税見直し報道を受けて三井不動産(8801)など不動産株が軒並み売られ、商船三井(9104)など大手海運株には利食い売りが嵩んだ。日立(6501)は3日続落、アイル(3854)は8-10月期決算が売り材料視された。立会外分売の実施日を迎えたエスビー(2805)は変わらずを挟んで9日続落。

新興市場でも、主要2指数がそろって続伸。値動きの良い直近IPO銘柄などへの物色が継続した。サイエンスアーツ(4412)、ウチダエスコ(4699)、メルカリ(4385)が買われ、グローバルウェイ(3936)、エネチェンジ(4169)、INC(7078)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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