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市況解説 2021年12月03日(金)

2021年12月03日(金)市況解説 大引け
日経平均株価 28,029.57(+276.20)
TOPIX 1,957.86(+31.49)
東証一部売買高 123,333株

大引け・大幅反発―コロナ飲み薬報道が安心感誘い、28000円台回復

3日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日比276.20円高の28029.57円と高値引けし、心理的節目の28000円台を4日ぶりに回復して取引を終えた。2日の米株急反発を好感した買いが先行して始まったものの、変異種オミクロン型の感染拡大報道や米中関係悪化への警戒が重荷となり冴えない展開を辿っていたが、後場中ごろに「米製薬大手メルクの日本法人が厚生労働省にコロナ飲み薬の製造販売承認を申請」と伝わり、安心感が広がる格好となった。今晩の米雇用統計を見極めたいとのムードが広がり、売り方の買い戻しを促した面もあった模様。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。東証一部売買代金は概算2兆9347億円、同売買高は概算12億3333万株で、値上がり銘柄数は全体の9割超の2015に達し、値下がり138、変わらず31。業種別TOPIXでは「その他製品」を除く32業種が上昇、「空運」「海運」「陸運」「繊維」が値上がり率上位に並んだ。ダイキン(6367)やリクルートホールディングス(6098)が終日堅調に推移し指数を支えたほか、オープンドア(3926)やエアトリ(6191)が急伸するなどアフターコロナ関連が軒並み高い。ジャムコ(7408)は米ボーイング株高が刺激材料となり、経営統合報道が伝わった中京銀行(8530)、愛知銀行(8527)がともに買われた。反面、5-10月期大幅営業減益のラクーンホールディングス(3031)はストップ安、不二電機(6654)も2-10月期の大幅減益が嫌気された。フードアンドライフカンパニーズ(3563)は不冴えな11月月次が売り材料視され、神戸物産(3038)など巣ごもり関連の一角も冴えない。スノーピーク(7816)は会員制度を巡る警戒が売りを誘った。

新興市場でも、主要2指数がそろって8日ぶりに反発。市場の地合い好転に加え、値ごろ感に着目した買いを集めた。AIinside(4488)、GRCS(9250)、メドレックス(4586)が買われ、グローバルウェイ(3936)、リボミック(4591)、中京医薬(4558)は売られた。


2021年12月03日(金)市況解説 前引け
日経平均株価 27,692.34(-61.03)
TOPIX 1,937.06(+10.69)
東証一部売買高 59,038万株

前引け・続落-オミクロン警戒くすぶるなか値嵩株に手仕舞い売り

3日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ61.03円安い27962.34円で引けた。2日の米株市場でダウ工業株30種平均が今年最大の上げ幅を示すなど主要3指数が反発した流れを引き継ぎ、買い先行で始まったものの、東エレク(8035)など指数寄与度の大きい値嵩株への手仕舞い売りに押され、早々に下げに転じた。朝方にはニューヨークで「オミクロン株」の感染者が5名確認されたとの報道が伝わったことも心理的な重荷となったが、アフターコロナ関連は総じて強く全体相場の支えとなった。東証株価指数(TOPIX)は反発。東証一部の売買代金は概算で1兆4292億円、売買高は同5億9038万株、値下がり銘柄数は334と値上がり1797を大きく下回り、変わらず52だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気・ガス」「その他製品」「電気機器」など5業種が下落、上昇は「空運」「海運」「陸運」など28業種。昨日発表した国内ユニクロ既存店売上の不調を受けファーストリテイリング(9983)が下落、ソフトバンクグループ(9984)は保有する中国DiDiの米国上場廃止の観測報道が伝わり、連日の大幅安となった。任天堂(7974)はじめゲーム関連が軟調ななか、コーエーテクモ(3635)は海外円建て新株予約権付き社債(転換社債=CB)の発行したことで需給悪懸念も意識された。今週賑わったトリケミカル(4369)には利益確定売りが優勢。半面、JAL(9201)、HIS(9603)が大幅高、業績期待を支えに川崎汽船(9107)はじめ海運大手も大幅に続伸した。ラクス(3923)は電子帳簿保存システム「楽々電子保存」の事前登録受付を開始するとの発表が材料視され、コマツ(6301)は証券会社の目標株価引き上げが観測された。

新興市場は主要2指数がともに反発。サイエンスアーツ(4412)、INC(7078)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が買われ、田中化研(4080)、JTOWER(4485)、FRONTEO(2158)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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