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市況解説 2021年12月02日(木)

2021年12月02日(木)市況解説 大引け
日経平均株価 27,753.37(-182.25)
TOPIX 1.926.37(-10.37)
東証一部売買高 134,849株

大引け・反落-オミクロン・ショック燻るも底堅さ示す

2日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比182.25円安の27753.37円で取引を終えた。米国での初の「オミクロン株」感染や米金融政策に対する警戒がくすぶるなか、米アップル製品の需要不振観測も伝わり、後場も上値の重い展開が続いた。時間外取引での米株先物の堅調さやアジア市場の底堅さもあって押し目買い姿勢が維持され、朝方付けた本日の安値を下回ることはなかった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で3兆1477億円、売買高は同13億4849万株、値下がり銘柄数1431、値上がり667、変わらず86だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「空運」「精密」など21業種が下落、上昇は「海運」「電気・ガス」「ゴム製品」など12業種。太陽誘電(6976)が下げ幅を拡大、ABCマート(2670)や東海旅客鉄道(9022)など内需株の軟調も指数を押し下げた。年初来高値付近にあったグリー(3632)、デジハホールディングス(3676)が利益確定売りに押され、ソフトバンクグループ(9984)は大幅安で年初来安値を下回った。半面、富士通(6702)が後場切り返し、カシオ(6952)は証券会社の投資判断引き上げが観測され、終日堅調だった。東京ガス(9531)、大阪ガス(9532)などディフェンシブの一角が見直され、製品値上げを発表した日本ハム(2282)、キューピー(2809)がともに上昇した。Gunosy(6047)は保有するインド株の含み益拡大観測を支えにストップ高で比例配分された。

新興市場は主要2指数がともに7日続落、IPOラッシュを控えた換金売りニーズも意識され、東証マザーズ指数は3%近く下押した。ウェルスナビ(7342)、ホットリンク(3680)、CCT(4371)が売られ、アミタホールディングス(2195)、サイエンスアーツ(4412)、アスタリスク(6522)が買われた。


2021年12月02日(木)市況解説 前引け
日経平均株価 27,750.67(-184.95)
TOPIX 1,927.75(-8.99)
東証一部売買高 64,412万株

前引け・反落-寄り付きから下げ抵抗感、一時上昇も

2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ184.95円安い27750.67円で引けた。1日の米株市場が「オミクロン株」への警戒から大幅続落した一方、昨日同様27000円台半ばでの押し目買い姿勢を支えに一旦は切り返す動きを見せたが、戻り待ちの売り圧力も残存、前引けにかけ再度下値を試す展開となった。11時過ぎに「米アップルがiPhoneの需要鈍化をサプライヤーに伝えた」との一部報道をきっかけに村田製(6981)など関連銘柄が下押し、投資家心理を冷やす格好となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆4765億円、売買高は同6億4412万株、値下がり銘柄数は1145、値上がり945、変わらず91だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「情報・通信」「その他金融」など19業種が下落、上昇は「海運」「電気・ガス」「倉庫・運輸関連」など14業種。ソフトバンクグループ(9984)が5%超え下落し年初来安値を更新、JAL(9201)、HIS(9603)などの活動再開関連の銘柄が軒並み売られた。太陽誘電(6976)、TDK(6762)がアップル報道を受け下げに転じ、SUBARU(7270)はじめ自動車株も軟調だった。三菱ケミカルホールディングス(4188)は昨日の新経営方針説明会での「再生医療Muse細胞ついて、臨床試験に基づく承認申請を取りやめることとした」との発言が嫌気され急落した。半面、外資系証券の強気判断が伝わった海運大手3社がそろって大幅高、コロナ禍継続の恩恵が意識され任天堂(7974)、シマノ(7309)も強く、小野薬品(4528)、エーザイ(4523)など医薬品もしっかりだった。アドウェイズ(2489)は発行済株式数の14%にあたる自社株買い実施を発表し大幅高。

新興市場は主要2指数がともに続落。FRONTEO(2158)、アイドマホールディングス(7373)、そーせい(4565)が売られ、エネチェンジ(4169)、メドレックス(4586)、3Dマトリックス(7777)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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