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市況解説 2021年11月18日(木)

2021年11月18日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,598.66(-89.67)
TOPIX 2,035.52(-2.82)
東証一部売買高 124,040株

大引け・続落-政策期待で後場一時切り返す場面も

18日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比89.67円安の29598.66円で取引を終えた。午後2時に日経電子版が「明日閣議決定される経済対策の財政支出規模が55.7兆円程度」と報じたことから一時急速に切り返す動きとなったが、買い一巡後は海外株安警戒などから再度下げに転じた。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で2兆8167億円、売買高は同12億2040万株、値下がり銘柄数は全体の6割にあたる1314、値上がり770、変わらず99だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「海運」「石油・石炭製品」など20業種が下落、上昇は「ガラス・土石」「サービス」「その他製品」など13業種。ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)が終日冴えず、時間外取引での原油先物安もあって出光興産(5019)などの資源関連も軟調が続いた。7&Iホールディングス(3382)、日清食品ホールディングス(2897)といった内需・ディフェンシブ株の下げも目に付き、エイチーム(3662)はファイナルファンタジーシリーズのゲーム配信がスタートし、材料出尽くしの反応を見せた。半面、ソニーグループ(6758)、任天堂(7974)が上げ幅を拡大、デンソー(6902)は後場一段高で上場来高値を更新した。日本電気硝子(5214)は「オール酸化物の全固体ナトリウムイオン2次電池を世界で初めて開発」との発表が材料視されて8%高と急伸、THK(6481)には証券会社の投資判断引き上げが観測され大幅高となった。OKK(6205)は第三者割当増資により日本電産(6594)の傘下入りすることが好感され、ストップ高比例配分で終えた。

新興市場は主要2指数がともに売られ、日経ジャスダック平均は6日ぶりに反落、東証マザーズ指数は続落で終えた。中村超硬(6166)、CCT(4371)、セリア(2782)が売られ、ホットリンク(3680)、エスユーエス(6554)、ハーモニック(6324)が買われた


2021年11月18日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,451.41(-236.92)
TOPIX 2,027.83(-10.51)
東証一部売買高 57,146万株

前引け・続落-米株安、円強含みのなか手仕舞い売り優勢

18日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ236.92円安い29451.41円で引けた。17日の米株市場では高値警戒感から主要3指数がそろって下落、住宅関連指標の悪化や原油安などがネガティブ視された流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に幅広い銘柄にポジション手仕舞いの売りが強まった。心理的節目の29500円付近では押し目買いの動きから下げ渋る動きも見せたものの、中国・上海総合指数などアジア市場の軟調もあって、前引けに向け下げ幅を広げる展開となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆3362億円、売買高は同5億7146万株、値下がり銘柄数は全体の7割にあたる1524、値上がり536、変わらず118だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「海運」「石油・石炭製品」など28業種が下落、上昇は「サービス」「精密」「機械」など5業種。原油安や海運市況下落を受けINPEX(1605)や日本郵船(9101)が大幅安、米金利低下を嫌気して金融も軒並み売られた。きのう上場来高値を更新した東京エレクトロン(8035)をはじめ半導体関連も弱く、ファーストリテイリング(9983)などの値嵩株も日経平均を押し下げた。エーザイ(4523)は開発中のアルツハイマー治療薬について「欧州当局から販売承認申請に否定的見解を受領」と発表し9%超えの急落、トリドールホールディングス(3397)は証券会社による投資判断引き下げ観測が響いた。半面、米アップルの出荷好調との報道を支えに、村田製作所(6981)、TDK(6762)など電子部品株の一角が買われ、メガチップス(6875)は自社株買い発表が好感されてストップ高まで上昇した。NRI(4307)が上場来高値を更新するなど情報サービスの一角が強く、サイバエージェント(4751)は投資先のZEALS(9255)が東証マザーズ市場への新規上場が好感された。ips(4390)はフィリピンでの海底ケーブル建設が許可されたとの発表が材料視された。

新興市場は主要2指数がともに下落。リビン・テクノロジー(4445)、シンバイオ(4582)、ジェイテック(2479)が買われ、アスタリスク(6522)、JTOWER(4485)、田中化研(4080)が売られた。新規上場のGRCS(9250)は公開価格3600円に対し5400円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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