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市況解説 2021年11月17日(水)

2021年11月17日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,688.33(-119.79)
TOPIX 2,038.34(-12.49)
東証一部売買高 117,339株

大引け・5日ぶり反落―後場は下値の堅さ示す

17日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落、前日比119.79円安の29688.33円で取引を終えた。16日の米株高や円安・ドル高進行を好感した買いが先行したものの、次第に主力株への利益確定売りが膨らむ展開となった。節目の3万円接近に伴う戻り待ち売りの厚さが改めて意識される格好となったが、後場に入ると中国・上海総合指数の上昇や円相場の弱含み推移などを支えに下値の堅さも示した。東証株価指数(TOPIX)も5日ぶりに反落。東証一部売買代金は概算2兆7424億円、同売買高は概算11億7339万株、値下がり銘柄数は1706、値上がり410、変わらず67。業種別TOPIXでは「空運」「サービス」「水産・農林」をはじめとする28業種が下落、「鉱業」「精密」「海運」など5業種は上昇。JAL(9201)やトリド-ルホールディングス(3397)などアフターコロナ関連の一角が冴えず、原材料や輸送コストの上昇懸念からコカコーラ ビバレッジ ジャパン ホールディングス(2579)は年初来安値を更新。訴訟などに絡み業績不透明感を拭えない野村ホールディングス(8604)も安値を付け、東芝(6502)は「米格付け会社S&Pが格下げ方向で見直し」との報道が嫌気された。反面、パワー半導体の成長性を評価する買いを集めた富士電機(6504)は32年ぶりの高値を付け、SUBARU(7270)は連日で年初来高値を更新。SMBC日興証が格上げした日東電工(6988)が高く、旧村上ファンド系の投資会社の保有割合が増加したことが判明した新生銀行(8303)もしっかり。環境庁のモデル事業に採択されたことが材料視されたアトラエ(6194)は急伸。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が小幅に5日続伸した一方、東証マザーズ指数はわずからながらも4日ぶりに反落。エネチェンジ(4169)、田中化学研究所(4080)、プロジェクトカンパニー(9246)が買われ、ピザスク(4490)、アイドマホールディングス(7373)、サーキュレーション(7379)は売られた。


2021年11月17日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,697.74(-133.38)
TOPIX 2,040.39(-10.44)
東証一部売買高 59,028万株

前引け・反落―買い先行も戻り待ちの売りに押される

17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値に比べて133.38円安い29674.74円で引けた。良好な主要経済指標の発表が相次ぎ、米景気安心感が広がるなか、円安・ドル高進行も手伝って輸出企業を中心に買いが先行したが、上値は重く、次第に利益確定売りに押される展開となった。昨日までの4日続伸で700円超上昇し節目の3万円に接近したことで、戻り待ち売り圧力が一段と高まった格好となっており、ドル円が1㌦=115円台に乗せられなかったことも手じまいムードを助長した模様。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆3502億円、同売買高は概算5億9028万株で、値下がり銘柄数は全体の7割近い1517に達し、値上がり535、変わらずが122。業種別TOPIXでは「空運」「サービス」「ガラス・土石」をはじめとする27業種が下落、「鉱業」「精密」「金属製品」など5業種は上昇し、「海運」は変わらずだった。リクルートホールディングス(6098)が大幅続落、オリエンタルランド(4661)は朝高後下げに転じるなど高値圏銘柄への売りが目に付く。ファナック(6954)などは寄り前に発表された9月の機械受注統計が重荷となり、「パーキンソン病治療剤の欧州における承認が下りない可能性」を公表した協和キリン(4151)への売りも止まなかった。反面、米半導体株高を受けて東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)が上場来高値を更新、トヨタ自動車(7203)も連日で高値を更新。戸田工業(4100)は「政府が電気自動車(EV)向け電池の国内生産を支援する補助金を創設」との報道に反応、求人需要の増加を背景にディップ(2379)は5日続伸。SMC(6273)には野村証の強気レポートが観測され、フルサト・マルカ(7128)は未定だった今21.12期見通しの開示が好感された。

新興市場では、主要2指数がそろって続伸。好業績銘柄への買いが継続し、全体相場を支えた。FRONTEO(2158)、CCT(4371)、シンバイオ(4582)が買われ、アスタリスク(6522)、ベルトラ(7048)、ジモティー(7082)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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