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市況解説 2021年11月16日(火)

2021年11月16日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,808.12(+31.32)
TOPIX 2,050.83(+2.31)
東証一部売買高 119059万株

大引け・4日続伸―好業績や経済対策への期待が支え

16日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に4日続伸、前日比31.32円高の29808.12円で取引を終えた。米金利上昇を受けて半導体関連など成長株への売りが先行したものの、本邦主要企業の業績拡大見通しや経済対策への期待が下値を支える展開となった。米中首脳のオンライン協議が始まると、両国の関係改善への期待から節目の3万円に接近する場面があったが、戻り待ち売りは厚く、後場に入ると膠着感を強める格好となった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸。東証一部売買代金は概算2兆7093億円、同売買高は概算11億9059万株で、値上がり銘柄数は890、値下がり1189、変わらず104。業種別TOPIXでは「鉱業」「輸送用機器」「保険」など12業種が上昇、「海運」「パルプ・紙」「サービス」をはじめとする21業種は下落。金融株が総じて高く、オリエンタルランド(4661)が上場来高値を更新するなどアフターコロナ関連の一角も強い。通期見通しを引き上げたトレックスセミコンダクター(6616)はストップ高、自社株買いの実施を発表したフジッコ(2908)も堅調。「中国のオンラインゲームの審査が近いうちに再開される」との一部報道を受けて、ネクソン(3659)が後場上げ幅を広げた。反面、リクルートホールディングス(6098)やファナック(6954)などが指数を押し下げ、富士フイルム(4901)への売りが継続。一転して今期営業赤字に転じる見通しとなった河西工(7256)は大幅に3日続落、通期計画に対する進捗の遅れが嫌気されたUMCエレクトロニクス(6615)も厳しい。経営陣による株式公開買い付け(MBO)が不成立となったパイプドホールディングス(3919)も厳しい下げに見舞われた。

新興市場でも、主要2指数がそろって続伸。後場も底堅さを維持する展開となった。シンバイオ(4582)、FRONTEO(2158)、日本情報(4054)が買われ、フェローテック(6890)、メルカリ(4385)、ココペリ(4167)は売られた。


2021年11月16日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,841.26(+64.46)
TOPIX 2,056.37(+7.85)
東証一部売買高 60,147万株

前引け・続伸―下値の堅さが意識され、朝安後切り返す

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日終値に比べて64.46円高い29841.26円で引けた。金利上昇が高値圏にあるハイテク株などへの利食い売りを誘発した米国市場の流れを引き継ぎ、売り先行で始まったものの、先物主導で切り返す展開となった。本邦主要企業の業績拡大見通しや経済対策への期待を背景とする押し目買いで、下値の堅さが意識されるなか、米中首脳のオンライン会議が無事に終了したことが安心感を誘う格好となった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆3868億円、同売買高は概算6億147万株で、値上がり銘柄数は1220、値下がり825、変わらず135。業種別TOPIXでは「保険」「鉱業」「輸送用機器」をはじめとする23業種が上昇、「海運」「サービス」「陸運」など10業種は下落。円相場の弱含み推移も追い風にトヨタ自動車(7203)が連日で上場来高値を更新、JPモルガン証の格上げが観測されたSUBARU(7270)も急伸し高値を付けた。レーザーテック(6920)は朝安後上昇に転じ、村田製作所(6981)は中期経営計画が好感された。「軽量電池の開発に成功」と伝わったジーエス・ユアサ(6674)も強い。反面、パナソニック(6752)には競合激化懸念を嫌気した売りが膨らみ、好決算を発表したリクルートホールディングス(6098)には出尽くし感が広がった。日本製鋼(5631)は通期見通しの据え置きが嫌気され、8-10月期業績が大きく伸び悩んだヤーマン(6630)は急落。通期営業利益予想を引き下げたWSCOPE(6619)も厳しい。

新興市場でも、主要2指数がそろって続伸。市場の地合い好転を受けて、好業績銘柄などが物色された。アスタリスク(6522)、夢展望(3185)、ジモティー(7082)が買われ、HENNGE(4475)、QDレーザー(6613)、キャリア(6198)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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