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市況解説 2021年11月15日(月)

2021年11月15日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,776.80(+166.83)
TOPIX 2,048.52(+7.92)
東証一部売買高 116,341万株

大引け・3日続伸―戻り待ちの売り厚く、朝高後は伸び悩み

15日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸、前週末比166.83円高の29776.80円で取引を終えた。12日の米株高や東エレク(8035)の好決算を受けて値嵩ハイテク株が買われ、指数を支える展開となった。予想を下回った7-9月期実質国内総生産(GDP)速報値への反応は限定的だったが、節目の3万円が視野に入るなかで戻り待ちの売りも厚く、朝方の買い一巡後は伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら3日続伸。東証一部売買代金は概算2兆6394億円、同売買高は概算11億6341万株で、値上がり銘柄数は1054、値下がり1029、変わらずが100。業種別TOPIXでは「サービス」「輸送用機器」「パルプ・紙」など15業種が上昇、「保険」「海運」「空運」をはじめとする18業種は下落。巨額の自社株買いも支えにソフトバンクグループ(9984)が2か月ぶりの高値を付け、脱炭素向けエンジン活用でトヨタ自動車(7203)などとの連携を打ち出したマツダ(7261)は一時4%超上昇。三菱UFJ証の強気レポートが観測されたOLC(4661)は高値に接近、通期業績・配当予想の引き上げと株主優待制度の導入が好感されたゆうちょ(7182)は急伸。1:3の株式分割実施も評価されたブレインパッド(3655)はストップ高まで買い進まれた。反面、海運3社やJFE(5411)など市況関連が総じて安く、エアトリ(6191)は今22.9期の大幅減収減益見通しが失望売りを誘った。22.3期利益予想を下方修正したサニックス(4651)の下げもきつく、高値圏に位置する電通グループ(4324)は決算好感の買い一巡後に利食い売りに押された。コロナ治療薬「アビガン」の米国治験が不冴えな結果に終わった富士フイルム(4901)も冴えない。

新興市場でも、主要2指数がそろって続伸。値動きの良い銘柄に個人投資家らの資金が向かった模様。アスタリスク(6522)、シンバイオ(4582)、QDレーザ(6613)が買われ、ハーモニック(6324)、松屋R&D(7317)、ロボットペイメント(4374)は売られた。


2021年11月15日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,754.61(+144.64)
TOPIX 2,046.66(+8.06)
東証一部売買高 61,192万株

前引け・続伸-米株高や決算好感で上値追い

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末終値に比べ144.64円高い29754.61円で引けた。12日の米株市場では長期金利上昇が一服するなか、好調な決算発表や企業再編などを評価して主要3指数がそろって上昇、この流れを引き継ぎ主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。一時は250円超え上昇したものの、買い一巡後は心理的節目の3万円接近も意識され、利益確定売りが膨らんだ。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部の売買代金は概算で1兆3802億円、売買高は同6億1192万株、値上がり銘柄数は1027、値下がり1013、変わらず139だった。業種別TOPIXは全33業種中、「パルプ・紙」「サービス」「金属製品」など15業種が上昇し、下落は「海運」「鉄鋼」「空運」など18業種。12日に今3月期業績予想を上方修正した東京エレクトロン(8035)が上場来高値を更新、半導体関連全般に買いが波及してレーザーテック(6920)、スクリーン(7735)も高値を付けた。2023年度の会社分割を正式に発表した東芝(6502)も強く、トヨタ自動車(7203)は12月の生産台数を直前見通しより下方修正したものの、年間見通しを維持したことが好感され実質的な上場来高値を更新した。今3月期業績予想の上方修正と1:2の株式分割を発表したスノーピーク(7816)はストップ高まで急伸、業績予想を下方修正したIBJ(6071)は悪材料出尽くしの反応となり、年初来高値を付けた。半面、今3月期予想を据え置いた荏原製作所(6361)が大幅安、エフオン(9514)は4-9月期の営業減益が響き11%超え急落した。DOWA(5714)が通期予想の上方修正幅が小さかったことが嫌気されるなど非鉄や鉄鋼株全般が軟調で、COP26で「脱石炭」の姿勢が確認されたことから三井松島ホールディングス(1518)が大幅安した。

新興市場は主要2指数がともに続伸。グローバルウェイ(3936)、ベイシス(4068)、フェローテック(6890)が買われ、Mipox(5381)、そーせい(4565)、HENNGE(4475)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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