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市況解説 2021年11月11日(木)

2021年11月11日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,277.86(+171.08)
TOPIX 2,014.30(+6.34)
東証一部売買高 119,030万株

大引け・4日ぶり反発-米株安に抵抗力、後場は伸び悩み

11日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反発、前日比171.08円高の29277.86円で取引を終えた。10日の米金利上昇や米株安を嫌気して、朝方こそハイテク株などへの売りが重荷となったが、心理的節目の29000円を割り込まなかったことなどから徐々に押し目買い姿勢が強まった。中国恒大集団の社債利払いが行われたとの報道などもあって、中国・上海総合指数が堅調に推移したことが安心感に繋がったものの、午後は小幅レンジでのもみ合い展開が継続した。東証株価指数(TOPIX)も5日ぶりに反発。東証一部の売買代金は概算で2兆4883億円、売買高は同11億9030万株、値上がり銘柄数は860と値下がり1233を下回り、変わらず90はだった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「倉庫・運輸関連」「卸売」など23業種が上昇し、下落は「石油・石炭製品」「鉱業」「建設」など10業種。ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)が上げ幅を広げ、きのう決算発表とともに意欲的な中期経営経営計画を示した三越伊勢丹グループ(3099)が堅調だった。今3月期業績予想を大幅に上方修正したケイアイスター(3465)が13%超え急伸し、午後に予想以上の4-9月期決算を発表した住阪セメント(5232)が一段高、凸版印刷(7911)は株式公開買い付けの実施を表明したトッパン・フォームズ(7862)は買い付け価格にサヤ寄せする形でストップ高比例配分となった。半面、三菱地所(8802)はじめ大手不動産やゼネコンが引き続き軟調なほか、午後に今3月期予想を据え置いたBML(4694)が下げに転じた。月次売上の伸び率鈍化が伝わったMonotaRO(3064)は後場も冴えず、今9月期大幅減益の予想を発表したASB機械(6284)はストップ安比例配分に。不正会計疑惑が浮上したグレイス(6541)は連日のストップ安で、約4年半ぶりの安値水準を付けた。

新興市場は主要2指数は高安まちまち。日経ジャスダック平均は5日ぶり反発、東証マザーズ指数は反落で終えた。サイバーバズ(7069)、ラキール(4074)、ウエストホールディングス(1407)が買われ、日本電解(5759)、BASE(4477)、シーズメン(3083)が売られた。


2021年11月11日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,325.75(+218.97)
TOPIX 2,019.34(+11.38)
東証一部売買高 61,879万株

前引け・反発-米株安嫌気も朝方から底堅さ示す

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ218.97円高い29325.75円で引けた。10日発表の米消費者物価指数(CPI)が想定以上の強さを示したことであらためてインフレ懸念が浮上、金利上昇・米株安の反応に繋がったが、ドル円相場の堅調や心理的節目の29000円接近に伴う押し目買い姿勢を支えに早々に上昇に転じた。好決算銘柄への物色が途切れていないうえ、中国株の上昇もあって、このところ売られていた景気敏感株や安く始まった半導体関連の一角に買いが入った。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部の売買代金は概算で1兆2959億円、売買高は同6億1879万株、値上がり銘柄数は1041、値下がり1001、変わらず121だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「倉庫・運輸関連」「精密」など27業種が上昇し、下落は「鉱業」「建設」「不動産」など6業種。今3月期業績予想を上方修正したアイフル(8515)や4ー9月期営業黒字を確保した日本通信(9424)が急伸、1-9月期業績が想定以上に好調だった昭電工(4004)も大きく買われた。ファナック(6954)、三井金属(5706)など安値圏の景気敏感株が幅広く見直され、東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)は寄安の後、切り返した。OLC(4661)が上場来高値を更新するなどアフターコロナ関連にも買いが入り、大平洋金属(5541)はアクティビストのシティインデックスイレブンズの保有が判明し、15%近く急伸した。半面、今12月期予想を下方修正した資生堂(4911)、アサヒ(2502)が売られ、7-9月期3割営業減益だったパンパシホールディングス(7532)が10%超えの大幅安となった。原油安を嫌気してINPEX(1605)も軟調。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均は前引け間際に上昇に転じた。サンアスタリスク(4053)、JTOWER(4485)、アイドマホールディングス(7373)が買われ、グローバルウェイ(3936)、INC(7078)、霞ヶ関キャピタル(3498)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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