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市況解説 2021年11月10日(水)

2021年11月10日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,106.78(-178.68)
TOPIX 2,007.96(-10.81)
東証一部売買高 115,329万株

大引け・4日続落―ネガティブ材料に敏感に反応する地合いが継続

10日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落、前日比178.68円安の29106.78円で取引を終えた。9日の米株安を受けた売りが先行、その後も時間外取引における米株先物の軟調推移やアジア主要株価指数の下落など、外部環境の悪化が嫌気される展開となった。海外投資家の岸田政権に対する評価の低さが意識されている模様で、ネガティブ材料に敏感に反応する地合いが続いている。東証株価指数(TOPIX)も4日続落。東証一部売買代金は概算2兆5202億円、同売買高は概算11億5329万株で、値下がり銘柄数は1213、値上がり873、変わらずが97。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「空運」「鉄鋼」をはじめとする25業種が下落、「パルプ・紙」「海運」「その他製品」など8業種は上昇。1-9月期決算を受けてキリンHD(2503)が急落し年初来安値を更新、アサヒグループホールディングス(2502)などもつれ安した。不適切会計の疑念で決算発表を延期したグレイス(6541)はストップ安比例配分、7-9月期営業赤字のオークネット(3964)も厳しい下げに見舞われた。ゲーム事業の減収が響いたDeNA(2432)も厳しい。反面、日産自(7201)は終日堅調に推移し、OLC(4661)、ラウンドワン(4680)など娯楽関連には18歳以下の子供への10万円給付を巡る思惑が台頭。上期大幅増収増益のデジハホールディングス(3676)はストップ高、通期見通しの上方修正と増配を発表したウィルグループ(6089)は年初来高値を連日で更新した。石油資源(1662)は大規模な自社株買いも好感され、通期利益予想を引き下げた関西ペイント(4613)は出尽くしの反応を示した。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。値動きの良い銘柄に個人投資家らの資金が向かったが、日経ジャスダック平均はわずかに下落して引けた。グローバルウェイ(3936)、マクアケ(4479)、アンジェス(4563)が買われ、シーズメン(3083)、エスユーエス(6554)、ロボットペイメント(4374)は売られた。


2021年11月10日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,197.00(-88.46)
TOPIX 2,014.52(-4.25)
東証一部売買高 59,222万株

前引け・続落-米株安を嫌気も底堅さ示す

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ88.46円安い29197.00円で引けた。9日の米株市場では高値警戒感などから主要3指数がそろって反落した流れを引き継ぎ、景気敏感株などで手仕舞いの売りが優勢となった。寄り付き直後の130円安場面から、好決算銘柄への買いを支えに小幅高に転じる動きも見せたものの、きのう急伸したソフトバンクG(9984)の大幅反落が響いたほか、中国・上海総合指数の軟調を受け、ふたたび下値を模索する格好となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆2841億円、売買高は同5億9222万株、値下がり銘柄数1068、値上がり977、変わらず126だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「空運」「非鉄金属」など18業種が下落、上昇は「海運」「鉱業」「パルプ・紙」など15業種。東京エレクトロン(8035)など半導体関連が総じて弱く、今12月期見通しを下方修正した住友ゴム工業(5110)が大きく売られた。オークネット(3964)は1-9月期大幅増益ながら伸び率鈍化が意識されて16%超え急落、東邦亜鉛(5707)は今3月期予想を上方修正したものの、小幅にとどまったことが嫌気されストップ安まで売られた。半面、きのう市場予想を大きく上回る4ー9月期決算を発表したNTTデータ(9613)が5%超え急伸して、実質ベースで21年ぶりの高値を付けた。日産自動車(7201)、ニチコン(6996)などが今3月期予想の上方修正を好感して大きく買われ、芝浦機械(6104)は一時ストップ高まで上昇した。大幸薬品(4574)は赤字決算ながら最悪期通過の感触から6日ぶりに急反発、原油高を好感してENEOS(5020)はじめ資源関連もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに反発。FRONTEO(2158)、プレイド(4165)、JTOWER(4485)が買われ、INC(7078)、ウェルスナビ(7342)、エネチェンジ(4169)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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