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市況解説 2021年11月09日(火)

2021年11月09日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,285.46(-221.59)
TOPIX 2,018.77(-16.45)
東証一部売買高 119,955万株

大引け・3日続落―円強含みも嫌気され、節目29500円を割り込む

9日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落、前日比221.59円安の29285.46円で取引を終えた。8日の米株高やソフトバンクG(9984)の急伸を受けて250円近く上昇したものの、その後は戻り待ちの売りに押される展開となった。高値警戒感から時間外取引における米株先物が軟調に推移、円相場が強含んだことも重荷となった模様で、29500円を割り込む場面では、短期筋の仕掛け的な先物売りも膨らむ格好となった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落。東証一部売買代金は概算2兆7458億円、同売買高は概算11億9955万株で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1719に達し、値上がり400、変わらず64だった。業種別TOPIXでは「繊維」「ゴム製品」「海運」をはじめとする30業種が下落、上昇は「情報・通信」「鉄鋼」「鉱業」の3業種に留まった。ファーストリテイリング(9983)が下げ幅を拡大、ダイキン(6367)、オムロン(6645)など高値圏にある値嵩ハイテク株も指数を押し下げた。通期最終利益予想を引き下げた川崎重工業(7012)は急落し年初来安値を更新、上期大幅増益の飯田グループホールディングス(3291)は出尽くしの反応を示した。7-9月期の営業赤字と株主優待制度の変更が嫌気されたきちりホールディングス(3082)も厳しい。反面、ソフトバンクグループ終日強基調を維持、鹿島(1812)は通期見通しの引き上げが素直に好感された。13時に通期計画の上方修正を発表した日本電波(6779)はストップ高買い気配で推移、大真空(6962)がつれ高した。通期見通しを引き下げた明治ホールディングス(2269)は自社株買いの実施が評価され、立会外分売を終えたPRTIMES(3922)には需給最悪期通過観測が広がった。片倉工業(3001)は公開買い付け価格(TOB)にサヤ寄せする格好に。

新興市場でも、主要2指数がそろって続落。クックビズ(6558)、シャノン(3976)、グローバルウェイ(3936)が売られ、アンジェス(4563)、アイドマホールディングス(7373)、フォースタートアップ(7089)は買われた。


2021年11月09日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,536.17(+29.12)
TOPIX 2,033.58(-1.64)
東証一部売買高 57,732万株

前引け・小幅反発―朝方の買い一巡後は伸び悩む

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日終値に比べて29.12円高い29536.17円で引けた。9日の米国市場で主要3指数が連日で高値を更新したことを好感した買いが先行、大規模な自社株買いを発表したソフトバンクG(9984)の急伸もあって一時250円近く上昇したが、朝方の売り一巡後は伸び悩み、下げに転じる場面もあった。上値の重さが意識されるなかで、時間外取引における米株先物の軟調推移が戻り待ち売りを誘う格好となった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら続落。東証一部売買代金は概算1兆3578億円、同売買高は概算5億7732万株で、値上がり銘柄数は683と、値下がり1364を大きく下回り、変わらずが121。業種別TOPIXでは「情報・通信」「鉄鋼」「鉱業」など12業種が上昇、「海運」「空運」「ゴム製品」をはじめとする21業種は下落。ソフトバンクグループだけで130円強指数を押し上げ、アドバンテスト(6857)など半導体関連も総じてしっかり。通期利益予想を引き上げたヤマハ発道機(7272)は一時5%超上昇、住友鉱業(5713)は増配も好感された。SMBC日興証が格上げしたIIJ(3774)が急伸、「H2Oリテイル(8242)グループとの統合決議にオーケーが差し止め請求」と伝わった関西スーパーマーケット(9919)には再び株式公開買い付け(TOB)への思惑が浮上。反面、「会社全体を事業別に3分割」と報じられた東芝(6502)への買いは続かず、今期最終赤字に転落する見通しを示した東急建設(1720)は厳しい下げに見舞われた。JAL(9201)は利食い売りに押され、決算発表を延期したアウトソシング(2427)は大幅続落。2部市場に新規上場した日本調理機(2961)は、公開価格2710円に対し2750円の初値を付けた。

新興市場では、主要2指数が小幅に高安まちまち。本則市場同様に買い一巡後に伸び悩む展開となり、日経ジャスダック平均はかろうじてプラスを維持した一方、東証マザーズ指数は小幅続落となった。アスタリスク(6522)、ワークマン(7564)、芝浦電子(6957)が高く、INC(7078)、シーズメン(3083)、ロボットペイメント(4374)は安い。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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