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市況解説 2021年11月08日(月)

2021年11月08日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,507.05(-104.52)
TOPIX 2,035.22(-6.20)
東証一部売買高 123,179万株

大引け・続落―経済正常化への期待を背景に29500円台を維持

8日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前週末比104.52円安の29507.05円で取引を終えた。10月の米雇用統計が好感され主要3指数がそろって史上最高値を更新した米国市場の流れを引き継ぎ、買い先行で始まったものの、上値の重さを意識した売りが次第に優勢となった。時間外取引における米株先物の軟調推移や大林組(1802)決算を受けて建設株全般が売られたことも重荷となったが、経済正常化への期待を背景に、節目の29500円に接近する場面では押し目買いが入り底堅さを示した。東証株価指数(TOPIX)も小幅に続落。東証一部売買代金は概算2兆8264億円、同売買高は概算12億3179万株で、値下がり銘柄数は1276、値上がり804、変わらず103。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「水産・農林」「建設」など16業種が下落、「空運」「海運」「鉱業」など17業種は上昇。通期見通しを引き下げたミクシィ(2121)がストップ安まで売り込まれ、上期営業赤字の三井E&S(7003)は大幅に4日続落。クボタ(6326)は通期計画の据え置きが嫌気され、シンプレクスホールディングス(4373)には利食い売りが殺到した。反面、1-9月期海外好調のユニチャーム(8113)が買われ、伊藤忠商事(8001)には見直し買いが膨らんだ。コマツ(6301)や太平洋セメント(5233)などには米インフラ投資計画への期待が広がり、通期最終利益見通しを引き上げたラウンドワン(4680)が急騰するなどアフターコロナ関連の上げも目に付いた。

新興市場でも、主要2指数がそろって下落。幅広い銘柄に利益確定売りが嵩み、東証マザーズ指数は5日ぶりに反落、日経ジャスダック平均は小幅ながら続落となった。アンジェス(4563)、INC(7078)、フォトシンス(4379)が売られ、アドベンチャー(6030)、シャノン(3976)、フーバーブレイン(3927)は買われた。


2021年11月08日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,590.57(-21.00)
TOPIX 2,041.48(+0.06)
東証一部売買高 65,068万株

前引け・小幅続落―買い先行も上値の重さを嫌気した売りが膨らむ

8日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落、前週末終値に比べて21.00円安い29590.57円で引けた。10月米雇用統計を受けて景気回復への期待が高まり、主要3指数がそろって最高値を更新した5日の米国市場の流れを引き継ぎ、買い先行で始まったが、上値の重さを嫌気した売りが徐々に膨らむ展開となった。JFE(5411)など通期予想を上方修正したにもかかわらず大きく売られる銘柄が散見され、投資家心理に冷や水を浴びせる格好となったほか、時間外取引における米株先物の軟調推移も重荷となった模様。東証株価指数(TOPIX)は小幅反発。東証一部売買代金は概算1兆5095億円、同売買高は概算6億5068万株で、値下がり銘柄数は1086、値上がり976、変わらず117だった。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「水産・農林」「医薬品」など10業種が下落、「空運」「海運」「鉱業」をはじめとする23業種は上昇。原料高を受けて通期予想を引き下げたダイフク(6383)が急落、一転して減益の見通しを示したホンダ(7267)も冴えない。塩野義製薬(4507)は米製薬大手ファイザーのコロナ治療薬の開発進展が嫌気され、上場予定の子会社で不適切な会計処理の疑いが判明し、決算発表を延期したアウトソーシング(2427)も厳しい。エムスリー(2413)には複数の証券会社による格下げが観測された。反面、日米の渡航制限緩和などを背景にJAL(9201)、HIS(9603)などが買われ、通期見通しを引き上げたオリンパス(7733)は上場来高値を更新した。IHI(7013)は日経の好業績観測報道が刺激材料となり、キッコーマン(2801)には見直し買いが膨らんだ。

新興市場でも上値の重さが嫌気され、主要2指数がそろって下落。JTOWER(4485)、日本電解(5759)、JMDC(4483)が売られ、アスタリスク(6522)、フルヤ金属(7826)、ROBOTPAYMENT(4374)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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