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市況解説 2021年11月05日(金)

2021年11月05日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,611.57(-182.80)
TOPIX 2,041.42(-14.14)
東証一部売買高 126,664万株

大引け・反落―節目29500円を意識、大引けにかけてやや下げ渋る

5日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比182.80円安の29611.57円で取引を終えた。4日の米ハイテク株高を好感して小高く寄り付いたものの、その後は手じまい売りに押される展開となった。昨日までの3営業日で900円超上昇した週末で、しかも今晩に米雇用統計の発表を控えているとあって新たな買いは入りづらく、好決算を発表しても出尽くし反応を示す銘柄も目に付いた。後場に入ると、仕掛け的な先物売りが膨らむ場面もあったが、節目の29500円は割り込まず、大引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算2兆9916億円、同売買高は概算12億6664万株で、値下がり銘柄数は1591、値上がり540、変わらずが52。業種別TOPIXでは「海運」「鉄鋼」「倉庫・運輸」をはじめとする26業種が下落、「水産・農林」「その他製品」「金属製品」など7業種は上昇。通期見通しを据え置いたテルモ(4543)が急落、大和証による格下げが嫌気されたエムスリー(2413)も指数を押し下げた。米長期金利の低下を受けてメガバンクなど金融が軒並み安、東海電カ(5301)や昭和電工(4004)などは中国景気への警戒も重荷となった。高値圏にあったキッコーマン(2801)は市場予想を上回る業績上方修正を発表したにもかかわらず、出尽くしの反応を示した。反面、任天堂(7974)は上げ幅を拡大、インターネットイニシアティブ(3774)は通期予想の引き上げが素直に好感され上場来高値を更新した。複数メディアが「海外版漫画サイト『漫画BANK』が閉鎖されていることが確認された」と報じたことを受けてメディアドゥ(3678)など電子書籍関連が賑わい、「米オンライン証券子会社が上場へ」との報道を受けてマネックスグループ(8698)はストップ高まで買い進まれた。JALUX(2729)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せする格好で大幅続伸した。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。時価総額上位銘柄への買いを支えに、東証マザーズ指数が後場上昇に転じた。日本電解(5759)、ロボットペイメント(4374)、シーズメン(3083)が買われ、オールアバウト(2454)、シャノン(3976)、クックビズ(6558)は売られた。


2021年11月05日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,593.61(-200.76)
TOPIX 2,038.29(-17.27)
東証一部売買高 65,748万株

前引け・反落-週末手仕舞い、個別決算売りが重荷

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ200.76円安い29593.61円で引けた。4日の米株市場でナスダック総合指数が9日続伸で史上最高値を更新するなど、ハイテク株物色が強まった流れを引き継いで小高く始まったが、米雇用統計の発表を控える週末とあって、徐々に利益確定売りに押される展開となった。英中銀が予想に反して利上げを見送ったことも影響して米10年債利回りが低下、ドル安円高が進んだことも心理的な重荷となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆5627億円、売買高は同6億5748万株、値下がり銘柄数は全体の8割近い1704、値上がり422、変わらず55だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉄鋼」「倉庫・運輸関連」など30業種が下落、上昇は「金属製品」「鉱業」「ゴム製品」の3業種にとどまった。今3月期予想を上方修正したダイキン(6367)、ニコン(7731)が市場コンセンサスを下回ったとして大幅安、昨日発表後に急落した日本郵船(9101)も軒並み一段安となった。7-9月期大幅減益となったアルペン(3028)が14%超え急落し、今12月期見通しを下方修正したピジョン(7956)は10%安で年初来安値を更新した。半面、東京エレクトロン(8035)が上場来高値を更新するなど半導体関連が軒並み上昇し、きのう好調な決算を発表したSUMCO(3436)は一時10%近く急伸した。任天堂(7974)はゲーム機減産を警戒して売り気配で始まったが早々に切り返し、コナミホールディングス(9766)、UACJ(5741)は好決算が素直に評価された。ラクス(3923)、Sansan(4443)といったDX関連への買いも目に付く。

新興市場は主要2指数がともに反落。FRONTEO(2158)、JTOWER(4485)、アイドマホールディングス(7373)が買われ、グローバルウェイ(3936)、アスタリスク(6522)、メドレー(4480)が売られた。新規上場のフォトシンス(4379)は公開価格1500円に対し1410円で初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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