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市況解説 2021年10月29日(金)

2021年10月29日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,892.69(+72.60)
TOPIX 2,0001.18(+1.52)
東証一部売買高 156,498万株

大引け・3日ぶり反発-個別好決算を支えに後場上昇に転じる

29日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比72.60円高の28892.69円で取引を終えた。28日米取引終了後のアップル決算がネガティブ視されたほか、29日の衆院選を警戒するムードが広がり、前場中には300円近く下押す場面があったが、売り一巡後は好業績銘柄への押し目買いや年末相場への期待から急速に持ち直した。昼休み中には商船三井(9104)が決算発表で今3月期業績予想と配当計画を大幅に上方修正、海運大手に軒並み大口買いが入り、日経平均も一気に水準を上げて29000円台を回復する場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発。東証一部の売買代金は概算で3兆5317億円、売買高は同15億6498万株、値上がり銘柄数は1026、値下がり1052、変わらず106だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「パルプ・紙」「鉄鋼」など16業種が上昇し、下落は「金属製品」「証券」「ガラス・土石」など17業種。今期見通しを上方修正した第一三共(4568)、山陽特殊製鋼(5481)が切り返し、指数寄与度の大きいファーストリテイリング(9983)も上げ幅を拡大した。カルビー(2229)は自社株買いの発表が好感され、東洋水産(2875)は通期予想を下方修正したものの、悪材料出尽くしの反応となり上昇に転じた。半面、アンリツ(6754)は昨日決算を嫌気して後場も下げ幅を拡大、中部電力(9502)は見通しの下方修正が響き年初来安値を更新した。ゼオン(4205)は上期好調ながら通期予想を据え置いたことで後場一段安、ノジマ(7419)は上期実績が想定を下回ったことが嫌気され、11%超えの下げとなった。

新興市場は主要2指数がともに反落。CINC(4378)、エネチェンジ(4169)、メルカリ(4385)が売られ、霞ヶ関キャピタル(3498)、日本電解(5759)、ビジョナル(4194)が買われた。


2021年10月29日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,792.53(-27.56)
TOPIX 1,995.46(-4.20)
東証一部売買高 75,404万株

前引け・小幅続落-一時28500円割れも、急速に下げ渋る

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落し、前日終値に比べ27.56円安い28792.53円で引けた。28日の米主要3指数の上昇や本邦主要企業の好調決算を支えに小じっかりで始まったものの、米アップルやアマゾンの時間外取引での決算ネガティブ反応が次第に重荷となり、一時大きく下押す場面があった。明後日31日の衆院選の不透明感やこのところの日本株の月末安アノマリーへの警戒も重なって、下げ幅を300円近くに広げ、心理的節目の28500円を瞬間割り込んだが、その後は急速に下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆5709億円、売買高は同7億5404万株、値下がり銘柄数1242、値上がり824、変わらず114だった。業種別TOPIXは全33業種中、「電気・ガス」「証券」「小売」など24業種が下落し、上昇は「鉱業」「電気機器」「鉄鋼」など9業種。米アップル関連のアルプスアルパイン(6770)は今3月期当期利益予想を下方修正して大きく売られ、朝方堅調だったレーザーテック(6920)など半導体関連の一角も下げに転じて。年初来高値圏にあったパナソニック(6752)は通期予想を上方修正したものの、市場予想を下回ったとして大幅安、ZOZO(3092)、カプコン(9697)は好決算を発表も増益ペースの鈍化と捉えられ、ともに急落した。半面、今3月期営業利益予想を上方修正して初の1兆円超えとなる見通しを示したソニーグループ(6758)が年初来高値を更新、富士電機(6504)は10%超え急伸し、ともに21年ぶりの高値水準を回復した。武田薬品(4502)は当期利益予想を減額したものの、自社株買い発表が好感され、HIS(9603)などのアフターコロナ関連もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに反落。マクビープラネット(7095)、HENNGE(4475)、弁護士ドットコム(6027)が売られ、グローバルウェイ(3936)、ジモティ(7082)、INC(7078)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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