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市況解説 2021年10月28日(木)

2021年10月28日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,820.09(-278.15)
TOPIX 1,999.66(-14.15)
東証一部売買高 221,279万株

大引け・続落-イベント控えのなか、決算や月末需給も警戒

28日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比278.15円安の28820.09円と心理的節目の29000円を割り込んで取引を終えた。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え利上げ前倒しが意識されるなか、決算発表に対するネガティブな反応が重荷となった流れを引き継ぎ、東京市場でも業績懸念や月末接近に伴う手仕舞い売りなどが広がる展開となった。売り一巡後は下げ過ぎ銘柄への押し目買いや、アフターコロナ関連株への見直し買いが支えとなり、大引けに向けてやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で5兆699億円、売買高は同22億1279万株、値下がり銘柄数は1143、値上がり951、変わらず89だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「石油・石炭製品」「鉄鋼」など25業種が下落し、上昇は「その他製品」「空運」「水産」など8業種。午後に決算発表したHOYA(7741)が内容が物足りないとして下げに転じ、前場中に今3月期見通しを下方修正した大同特殊鋼(5471)は10%超え急落した。米金利低下を嫌気して第一生命(8750)、メガバンクが安く、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し下げた。半面、今期見通しを増額した積水化学(4204)、メイテック(9744)が後場一段高、東京ガス(9531)は上方修正が好感され急速に切り返した。きのう赤字転落の見通しを発表した東海旅客鉄道(9022)は朝安で始まったあと急速に切り返し、日本電産(6594)、テラスカイ(3915)など高PER(株価収益率)銘柄も総じて堅調に推移した。ホシデン(6804)は旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンズによる大量保有が明らかになったことが材料視され、年初来高値を更新。

新興市場は主要2指数がともに反発。JTOWER(4485)、弁護士ドットコム(6027)、HENNGE(4475)が買われ、TKP(3479)、ウェルスナビ(7342)、ジモティー(7082)が売られた。


2021年10月28日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,825.62(-272.62)
TOPIX 1,999.86(-13.95)
東証一部売買高 68,131万株

前引け・大幅続落-決算嫌気売り響くも、底堅さ示す

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日終値に比べ272.62円安い28825.62円で引けた。27日の米株市場でダウ工業株30種平均が4日ぶりに反落、決算発表への悪反応や利上げ前倒し観測が嫌気された流れを引き継いで、寄り付きから幅広い銘柄に売りが先行した。本邦主力企業でも市場見通しを下回る決算発表となったファナック(6954)、富士通(6702)が急落、中国景気減速や半導体不足に伴う業績不安が一段と強まる格好となったが、寄り付き直後に400円超え下押したあとは徐々に下げ幅を縮小する展開となった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆5959億円、売買高は同6億8131万株、値下がり銘柄数は1330、値上がり734、変わらず115だった。業種別TOPIXは全33業種、「鉱業」「石油・石炭製品」「鉄鋼」など28業種が下落、上昇は「空運」「化学」「その他製品」など5業種にとどまった。主要企業の決算売りを受けてNEC(6701)、ダイキン(6367)にも業績懸念が台頭、国際商品市況の下落を背景にINPEX(1605)、住友鉱業(5713)が売られ、直近急伸した三菱製鋼(5632)が利益確定売りに押されて大幅安で終えた。半面、大幅な上方修正を発表したスクリーン(7735)が急伸、4-9月期決算が想定以上だった信越化(4063)ほか、その他の半導体関連にも買いが波及した。NRI(4307)も通期予想を上方修正して、市場コンセンサスを上回る数値を示したことが好感された。米長期金利の低下を好感して高PER(株価収益率)のSansan(4443)、ラクス(3923)にも買いが入り、証券会社による投資判断引き上げが伝わったロート製薬(4527)もしっかり。

新興市場は主要2指数がともに寄安のあと切り返しともに反発。グローバルウェイ(3936)、弁護士ドットコム(6027)、マクビープラネット(7095)が買われ、セーフィ(4375)、ジモティー(7082)、アジャイル(6573)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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