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市況解説 2021年10月20日(水)

2021年10月20日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,255.55(+40.03)
TOPIX 2,027.67(+1.10)
東証一部売買高 111,780万株

大引け・続伸―29500円接近場面では戻り待ちの売りも膨らむ

20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比40.03円高の29255.55円で取引を終えた。19日の米国市場で主要3指数がそろって上昇、長期金利の上昇に対する耐性を示したことが安心感を誘い、成長株を中心に買い優勢の展開となった。円相場が1㌦=114円台後半に一段と弱含んだことも好感されたが、節目の29500円接近場面では戻り待ちの売りも膨らみ、その後は冴えない展開となった。一時下げに転じた東証株価指数(TOPIX)も小幅続伸。東証一部売買代金は概算2兆7099億円、同売買高は概算11億1780万株で、値上がり銘柄数は790と、値下がり1280を下回り、変わらず114。業種別TOPIXでは「空運」「陸運」「証券」など16業種が上昇、「海運」「その他製品」「ゴム製品」など17業種は下落。ソフトバンクグループ(9984)が上げ幅を広げ、メガバンクなど金融株も終日底堅く推移した。TDK(6762)は大幅に5日続伸、東日本旅客鉄道(9020)、HIS(9603)などのアフターコロナ関連も買われた。業績期待を背景にエン・ジャパン(4849)は連日で年初来高値を更新、新素材の開発を発表した日本金属(5491)は一時ストップ高まで買い進まれた。反面、太陽誘電(6976)、村田製作所(6981)は引き続きモルガン・スタンレー証の格下げが嫌気され、デンソー(6902)もジェフリーズ証の格下げが重荷となった模様。東邦鉛(5707)は5日ぶりに急反落、住石ホールディングス(1514)などは当局の口先介入による中国一般炭先物相場の急落が響いた。通期見通しを引き下げたテノホールディングス(7037)も厳しい。

新興市場では利益確定売りが広がり、主要2指数がそろって反落。かんなん(7585)、グローバルウェイ(3936)、リボミック(4591)が買われ、オンコリス(4588)、霞ヶ関キャピタル(3498)、アジアゲートホールディングス(1783)は売られた。


2021年10月20日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,261.51(+45.99)
TOPIX 2,29.68(+3.11)
東証一部売買高 60,037万株

前引け・続伸-米株高、円安好感の流れ継続

20日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ45.99円高い29261.51円で引けた。19日の米株市場では好調な企業決算を支えに主要3指数がそろって上昇、長期金利が上昇するなかでもハイテク株を含む幅広い銘柄が買われ、先高期待が広がった。こうした世界的なリスクオンムードに加え、3年11ヵ月ぶりとなる1ドル114円台半ばへの円安進行が好感され、輸出関連や金融株などを中心に買い安心感が広がった。一時は上げ幅を270円超えに広げ、29500円に迫る動きも見せたが、中国・上海総合指数の反落を受けて前引けに向け伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部の売買代金は概算で1兆4319億円、売買高は同6億37万株、値上がり銘柄数は937、値下がり1105、変わらず140だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「陸運」「証券」など20業種が上昇し、下落は「その他製品」「海運」「ゴム製品」など13業種。キヤノン(7751)が年初来高値を更新するなど輸出関連が強く、米金利上昇を受けメガバンクはじめ金融も幅広く買われた。ソフトバンクグループ(9984)は保有する中国・アリババ株の上昇や米ウィーワークの上場報道を支えに上昇し、日経平均を押し上げた。今3月期業績を上方修正した大阪ソーダ(4046)は12%近く急伸して年初来高値に面合わせ、4-9月期業績を上方修正したソフトクリエイトホールディングス(3371)も大幅高した。東京都等でコロナ感染対策の飲食店への時短要請を解除する方針が伝わり、串カツ田中(3547)が大幅高、HIS(9603)やJR各社などアフターコロナ関連株全般に見直し買いが入った。半面、川崎重工業(7012)が大幅続落、今12月期業績見通しを赤字に修正したリュービ(5851)も売られた。きのう大幅高の日本郵船(9101)はじめ海運大手が戻り待ちの売りに押され、三井松島(1518)など石炭関連も利益確定売りが優勢だった。任天堂(7974)には外資系証券の投資判断引き下げ観測を嫌気。

新興市場は主要2指数が小幅に高安まちまち。JTOWER(4485)、FRONTEO(2158)、アスタリスク(6522)が買われ、レナサイエンス(4889)、ビザスク(4490)、アイドマホールディングス(7373)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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