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市況解説 2021年10月14日(木)

2021年10月14日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,550.93(+410.65)
TOPIX 1986.97(+13.14)
東証一部売買高 115266万株

大引け・大幅反発―「解散・総選挙は買い」のアノマリーも意識

14日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに大幅反発、前日比410.65円高の28550.93円で取引を終えた。注目された9月米消費者物価指数(CPI)を受けて過度なインフレ警戒が後退し、ハイテクなど成長株が買われた米国市場の流れを引き継いだ。「衆院解散・総選挙は株高」というアノマリー(経験則)への意識も下値を支えた模様で、資源高が企業業績に悪影響を及ぼすとの懸念が重荷となるなかでも、この日の高値圏での引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発。東証一部売買代金は概算2兆5647億円、同売買高は概算11億5266万株、値上がり銘柄数は1048、値下がり1037、変わらずが98。業種別TOPIXでは「水産・農林」「精密」「電気機器」をはじめとする21業種が上昇、「海運」「鉱業」「石油・石炭製品」など12業種は下落。半導体受託製造世界最大手TSMCの7-9月期決算への期待も手伝って、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ソニー(6758)が上げ幅を広げ、ファナック(6954)、安川電機(6506)も指数を押し上げた。「米国向けに医薬品原料の出荷を開始」と伝わった日本水産(1332)が後場急伸、9月月次が好感されたスノーピーク(7816)も強い。アシックス(7936)にはSMBC日興証券の強気レポートが観測された。反面、今期見通しが市場予想に届かなかったビックカメラ(3048)が連日で年初来安値を更新、通期予想の据え置きが嫌気されたベルシステム24ホールディングス(6183)も安値を更新。メディアドゥ(3678)は6-8月期業績の伸び鈍化が売り材料視され、業績進捗率の低さが不安視されたトレジャー・ファクトリー(3093)も厳しい。

新興市場でも、高PER(株価収益率)銘柄の一角に買いが入り、主要2指数がそろって3日ぶりに反発。ティーケーピー(3479)、チームスピリット(4397)、ROBOT PAYMENT(4374)が買われ、アスタリスク(6522)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、ラック(3857)は売られた。


2021年10月14日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,425.90(+285.62)
TOPIX 1979.98(+6.15)
東証一部売買高 61266万株

前引け・大幅反発-ハイテク株見直しで一時28500円台回復

14日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発、前日終値に比べ285.62円高い28425.90円で引けた。13日の米株市場で過度なインフレ警戒が和らいでハイテク株が見直された流れを引き継ぎ、半導体関連や電子部品株に買いが先行した。今朝の閣議で衆議院解散が決まり、総選挙に向けた株高傾向があらためて意識されるなか徐々に上げ幅を広げたが、心理的節目の28500円を一時回復した後は中国株などを睨みながら伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部の売買代金は概算で1兆3326億円、売買高は同6億1266万株、値上がり銘柄数は873、値下がり1198、変わらず112だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「精密」「化学」など14業種が上昇し、下落は「海運」「石油・石炭製品」「保険」など18業種、「パルプ・紙」は変わらずだった。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が大幅高、村田製作所(6981)、日本電産(6594)などの電子部品株のほかファーストリテイリング(9983)、エムスリー(2413)といった高PER(株価収益率)の値嵩株の上昇も相場を牽引した。リクルートホールディングス(6098)は上場来高値を更新、住友金属鉱山(5713)、三井金属鉱業(5706)は銅市況の上昇が好感された。サイゼリヤ(7581)は今8月期純利益が市場予想を上回る大幅増益見通しを発表、一時15%超え急伸して約3年半ぶりの高値水準を回復した。半面、日本郵船(9101)はじめ大手海運株がそろって下落、今2月期予想を上方修正したMORESCO(5018)が材料出尽くしの反応を示すなど、資源株も総じて軟調だった。前8月期業績予想を下方修正したセラク(6199)が一時10%超え急落し、キャリアリンク(6070)は3-8月期の営業利益が8%増にとどまったと発表し、年初来安値を更新した。新規上場のPHCホールディングス(6523)は公開価格3250円に対し、3120円で寄り付いた。

新興市場は主要2指数がともに反発。グローバルウェイ(3936)、レナサイエンス(4889)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が買われ、Enjin(7370)、川崎地質(4673)、プロジェクトカンパニー(9246)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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