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市況解説 2021年10月13日(水)

2021年10月13日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,140.28(-90.33)
TOPIX 1973.83(-8.85)
東証一部売買高 111180万株

大引け・続落―世界景気減速懸念が重荷、後場は米指標待ちムードに

13日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比90.33円安の28140.28円で取引を終えた。インフレへの警戒が根強くくすぶるなか、世界景気の減速懸念が投資家心理を冷やす展開となった。国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しを引き下げたことが響いた格好だが、他方で米金利や原油先物の上昇一服につながったことから、押し目買いで上昇に転じる場面もあり、後場は米重要指標の発表を前に膠着感を強めた。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算2兆4039億円、同売買高は概算11億1180万株で、値下がり銘柄数は全体の7割近い1491、値上がり608、変わらず84。業種別TOPIXでは「海運」「鉄鋼」「ゴム製品」をはじめとする27業種が下落、「不動産」「水産・農林」「建設」など6業種は上昇。太陽誘電(6976)が急落するなど米アップル関連が軒並み売られ、日本郵船(9101)など大手海運株は円安一服で手じまい売りに押された。金融株も軒並み冴えず、6-8月期大幅営業減益の三光合成(7888)は10%超下落。6-8月期大幅増益のタマホーム(1419)は通期計画に対する進捗率の遅さが嫌気された。反面、富士フイルム(4901)や塩野義製薬(4507)などディフェンシブ関連の一角が買われ、エムスリー(2413)、MonotaRO(3064)など高PER(株価収益率)への売りが止んだ。今期見通しを上方修正した東宝(9602)が高く、大株主が質問状を送ったことを手掛かりに関西スーパーマーケット(9919)が動意付いた。配当利回りの高さに着目した買いを集める日本たばこ産業(2914)は4日続伸し、連日で年初来高値を更新した。

新興市場でも、主要2指数がそろって続落。エヌ・ピー・シー(6255)、Enjin(7370)、エーアイ(4388)が売られ、レナサイエンス(4889)、アスタリスク(6522)、プロジェクトカンパニー(9246)は買われた。


2021年10月13日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,168.99(-61.62)
TOPIX 1978.16(-4.52)
東証一部売買高 58421万株

前引け・小幅続落―米金利や原油市況の上昇一服が支えに

13日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、前日終値に比べて61.62円安い28168.99円で引けた。米主要3指数の続落や寄り前に発表された8月機械受注が事前予想を下回ったことなどが嫌気され、幅広い銘柄に売りが先行。下げ幅は200円超に達し節目の28000円を下回る場面もあったが、国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し引き下げを受けて米金利や原油価格の上昇に歯止めがかかったことが押し目買いを誘う格好となった。その後は中国・上海総合指数の下落が重荷となったが、今晩の米重要指標を見極めたいとして様子見を決め込む投資家も多く、下値を売りたたく動きは乏しかった。東証株価指数(TOPIX)も小幅続落。東証一部売買代金は概算1兆2707億円、同売買高は概算5億8421万株で、値下がり銘柄数は1359、値上がり715、変わらずが109。業種別TOPIXでは「海運」「銀行」「鉄鋼」をはじめとする21業種が下落、「不動産」「金属製品」「建設」など12業種は上昇。米半導体株安を映じて東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)への売りが継続、「米アップルが新型iPhoneの生産目標を引き下げ」との報道が伝わり村田製作所(6981)なども冴えない。通期見通しを引き下げた日本ペイントホールディングス(4612)は約1年半ぶりの安値を付け、堺化学工業(4078)には株式売り出しの実施に伴う需給悪化懸念が台頭。反面、レーザーテック(6920)は売り一巡後切り返し、「10月に入って入店者数は15%増」との社長コメントが伝わったJ.フロント リテイリング(3086)は急反発。12-8月期業績が通期計画を超過したフィル・カンパニー(3267)の上げも目立ち、傘下企業がグローリー(6457)と資本業務提携すると発表したサインポスト(3996)も強い。栗田工業(6370)には三菱UFJ証券の強気レポートが観測された。

新興市場でも主要2指数がそろって続落。フェローテックホールディングス(6890)、ココナラ(4176)、アイドマ・ホールディングス(7373)が売られ、リベロ(9245)、川崎地質(4673)、スリー・ディー・マトリックス(7777)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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