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市況解説 2021年10月04日(月)

2021年10月4日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,444.89(-326.18)
TOPIX 1,973.92(-12.39)
東証一部売買高 132,433万株

大引け・大幅続落-中国リスクへの警戒感重荷

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に6日続落、前週末比326.18円安の28444.89円で取引を終えた。1日の米株高を好感して朝方こそ買いが先行したものの、休場明けの香港市場で「中国恒大集団の売買が停止」と伝わったことで、あらためて中国リスクを警戒するムードが強まった。昼前にNHKが「10月31日に総選挙の投開票日」と報じたことや、午後に岸田・自民党総裁が衆参両院の本会議で首相に選出されたことなどから、政策期待をテコに下げ渋る場面も見られたが、本日の安値圏での大引けとなった。東証株価指数(TOPIX)も6日続落。東証一部の売買代金は概算で3兆2588億円、売買高は同13億2433万株、値下がり銘柄数は1229、値上がり872、変わらず82だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「電気」「ガラス土石」など15業種が下落、上昇は「空運」「陸運」「その他金融」など18業種。東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)など半導体関連や電子部品が売られ、日経平均を押し下た。中国イメージの強いソフトバンクグループ(9984)、TOTO(5332)が弱く、高PER(株価収益率)のエムスリー(2413)も厳しい。コロナ禍で健闘した神戸物産(3038)や、9月月次売上が期待ほど伸びなかったKeePer技研(6036)が大きく下押しした。半面、東日本旅客鉄道(9020)をはじめとするアフターコロナ関連は後場も堅調で、レジャーのラウンドワン(4680)、百貨店のJフロントリテイリング(3086)など幅広く物色された。石炭市況高を背景に日立建(6305)、日本コークス工業(3315)など資源関連の一角が強く、ERIホールディングス(6083)に業績評価の買いが継続した。

新興市場は主要2指数がともに売られ、日経ジャスダック平均は5日続落、東証マザーズ指数は3日ぶりに反落した。Mipox(5381)、アイドマホールディングス(7373)、ワークマン(7564)が売られ、セーフィー(4375)、出前館(2484)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が買われた。


2021年10月4日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,497.57(-273.50)
TOPIX 1,974.19(-12.12)
東証一部売買高 70,659万株

前引け・大幅続落―外部環境への警戒が尾を引く

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前週末終値に比べて273.50円安い28497.57円で引けた。1日の米株大幅反発を好感した買いが先行し29000円台を回復して始まったものの、米議会運営への警戒や中国リスクが尾を引き、次第に売り優勢の展開となった。休場明けの香港市場で「中国恒大集団の売買を停止」と伝わると、先物に仕掛け的な売りが膨らみ、400円近く下げる場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算1兆7512億円、同売買高は概算7億659万株で、値下がり銘柄数は1175、値上がり922、変わらずが81。業種別TOPIXでは「海運」「電気機器」「ガラス・土石」など15業種が下落、「鉱業」「空運」「不動産」をはじめとする18業種は上昇。東エレク(8035)や村田製(6981)など値嵩ハイテク株が軒並み売られ、日本郵船(9101)などは原油高によるコスト増懸念も重荷となった。「米製薬大手メルクが新コタコロナウイルスの飲み薬の緊急使用許可を申請へ」との報道を受けて富士フイルム(4901)などには競争激化懸念が台頭、11-8月期31%営業増益の象印(7965)には6-8月期の低調を指摘する声が聞かれた。大阪有機化学工業(4187)は自動車減産の影響が憂慮され、大幅に8日続落。反面、アフターコロナ関連に買いが膨らみ、オリエンタルランド(4661)やANA(9202)は年初来高値を更新した。高島屋(8233)などは9月月次も買い材料視され、通期利益予想を引き上げたダイセキ(9793)もしっかり。マツキヨココカラ(3088)は今期見通しが評価され、株主優待制度を新設した一家ホールディングス(7127)は一時ストップ高まで買い進まれた。

新興市場でも主要2指数がそろって下落し、東証マザーズ指数は8月27日以来の1100割れ場面があった。メルカリ(4385)、JMDC(4483)、アンジェス(4563)が売られ、プロジェクトカンパニー(9246)、ティーケーピー(3479)、テイツー(7610)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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