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市況解説 2021年10月01日(金)

2021年10月01日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,771.07(-681.59)
TOPIX 1,986.31(-43.85)
東証一部売買高 138,443万株

大引け・大幅下落―5日続落し、1ヵ月ぶり安値に沈む

1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に5日続落、前日比681.59円安の28771.07円と、9月2日以来約1ヵ月ぶりの安値で取引を終えた。米インフレ懸念や中国リスクなど外部環境の不透明感が拭えないなか、短期筋の仕掛け的な先物売りに晒される格好となった。米議会におけるインフラ投資法案の審議難航が伝わったことがきっかけとなり、中国が大型休暇入りした週末とあって押し目買いも限定的で、日銀による上場投資信託(ETF)購入観測が広がった後場も冴えない展開が継続した。東証株価指数(TOPIX)も大幅に5日続落し、1ヵ月ぶりの安値に沈んだ。東証一部売買代金は概算3兆5442億円、同売買高は概算13億8443万株で、値下がり銘柄数は全体の9割超の1981、値上がり173、変わらず20。業種別TOPIXでは「鉱業」を除く32業種が下落、「その他製品」「金属製品」「倉庫・運輸」「卸売」が値下がり率上位に並んだ。安川電機(6506)や東海電カ(5301)など中国関連の下げが目に付き、任天堂(7974)、村田製作所(6981)、キーエンス(6861)はそろって下げ幅を広げた。「4-9月期最高益」と報じられた住友化学(4005)は出尽くしの反応を示し、きのう「岸田関連」として賑わったポピンズホールディングス(7358)には利食い売りが殺到。反面、ソフトバンク(9434)、NTT(9432)などディフェンシブ関連の一角が買われ、自社株買いの実施を発表したグリー(3632)はストップ高比例配分された。6-8月期営業黒字転換のERIホールディングス(6083)もストップ高まで買い進まれ、パイプドホールディング(3919)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せするかたちで買われた。オーケストラホールディングス(6533)は子会社の企業買収が刺激材料となった模様。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。東証マザーズ指数が小幅続伸した一方、日経ジャスダック平均は4日続落。BASE(4477)、ITbookホールディングス(1447)、レナサイエンス(4889)が高く、ジィ・シィ企画(4073)、ロボットペイメント(4374)、フォースタートアップ(7089)は安い。


2021年10月01日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,861.83(-590.83)
TOPIX 1,989.01(-41.15)
東証一部売買高 68,924万株

前引け・大幅続落―米株先物の下げをきっかけに投機的な売り膨らむ

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日終値に比べて590.83円安い28861.83円と、取引時間中としては9月3日以来約1ヵ月ぶりに節目の29000円を割り込んで引けた。30日の米株安を嫌気した売りが一巡した後、予想を上回った日銀短観9月調査などを受けて下げ渋る場面があったが、その後は仕掛け的な先物売りに翻弄される展開となった。米議会運営を巡る不透明感から、時間外取引における米株先物が大きく売られたことがきっかけで、中国市場が大型連休入りした週末で投資家が動きづらいと感じている間隙を突いた格好となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算1兆8007億円、同売買高は概算6億8924万株で、値下がり銘柄数は全体の9割近い1951に達し、値上がり182、変わらずが39。業種別TOPIXでは「鉱業」を除く32業種が下落、「その他製品」「金属製品」「卸売」「不動産」が値下がり率上位に並んだ。新たに指数に採用された任天堂(7974)、村田製作所(6981)、キーエンス(6861)がそろって反落、HIS(9603)などこのところの上げが目立っていたアフターコロナ関連も軒並み売られた。公募増資の実施を発表したSUMCO(3436)は年初来安値を更新、4-9月期赤字転落見通しを示した西武ホールディングス(9024)も厳しい。反面、「アクティビストの米エリオットが買い増し」と一部で報じられた東芝(6502)は4日ぶりに反発、今期見通しを引き上げたJCRファーマ(4552)は12%超上昇。楽天グループ(4755)は「楽天銀行の上場準備を開始」との報道が材料視され、3-8月期最終黒字を確保したアダストリア(2685)も強い。イーブック(3658)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せする格好で買いを集めた。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。値動きの良さに着目した買いが一部銘柄に入っている模様。エネチェンジ(4169)、メルカリ(4385)、ジーエヌアイグループ(2160)が買われ、アスタリスク(6522)、MRT(6034)、GMOフィナンシャルゲート(4051)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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