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市況解説 2021年9月28日(火)

2021年9月28日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 30,183.96(-56.10)
TOPIX 2.081.77(-5.97)
東証一部売買高 150,677万株

大引け・続落-ハイテク株中心に高値警戒感くすぶる

28日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比56.10円安の30183.96円で取引を終えた。27日の米株市場で金利上昇を背景にハイテク株が総じて軟調に推移、この流れを引き継いで半導体関連など高値圏銘柄を中心に利益確定売りが広がった。足元急伸した郵船(9101)はじめ大手海運株が本日の配当権利取りを前に手仕舞い売りが加速、米国同様に高PER(株価収益率)の成長期待銘柄も幅広く値を崩した。後場終盤には機関投資家等の配当再投資への思惑や、中国・上海総合指数の上昇を支えにやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で3兆8105億円、売買高は15億677万株、値下がり銘柄数は1057、値上がり1033、変わらず96だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「精密」「空運」など18業種が下落、「鉱業」「繊維」「銀行」など15業種が上昇。信越化学(4063)、レーザーテック(6920)が大きく売られ、エムスリー(2413)、SHIFT(3697)の下げも目立った。直近賑わった広済堂(7868)が急落し、債務超過状態が確認されたことで、上場廃止に係る猶予期間入りしたグリーンズ(6547)がストップ安比例配分となった。半面、ソフトバンクグループ(9984)が上げ幅を拡大、エーザイ(4523)は「次の認知症治療薬候補について米食品医薬品局(FDA)に承認申請を始めた」との発表が好感された。1ドル=111円台に乗せた円安を好感してキヤノン(7751)やホンダ(7267)が強く、日揮ホールディングス(1963)、パンパシホールディングス(7532)など出遅れ感の強い銘柄への見直し買いも目に付く。

新興市場は主要2指数がともに下落。プレミアアンチエイジ(4934)、HENNGE(4475)、FRONTEO(2158)が売られ、Enjin(7370)、ココナラ(4176)、ブレインズ(4075)が買われた。新規上場のロボットペイメント(4374)は公開価格1860円に対し、3725円で寄り付いた。


2021年9月28日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 30,139.65(-100.41)
TOPIX 2,077.77(-9.97)
東証一部売買高 68,991万株

前引け・続落―利益確定や手じまい目的の売り広がるも3万円台を維持

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて100.41円安い30139.65円で引けた。短期的な過熱感や中国信用リスクへの警戒が漂うなか、27日の米国市場で割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株が売られたことが重荷となり、幅広い銘柄に利益確定や手じまい目的の売りが広がる展開となった。大手海運株が急落したことも投資家心理を冷やした模様だが、9月期末の権利取り狙いの買いや、緊急事態宣言の解除観測を背景とした押し目買いを支えに節目の3万円は割り込まず、前引けにかけて下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も下げ渋り。東証一部売買代金は概算1兆7534億円、同売買高は概算6億8991万株で、値下がり銘柄数は1440、値上がり657、変わらず89。業種別TOPIXでは「海運」「その他製品」「精密」をはじめとする20業種が下落、「鉱業」「輸送用機器」「銀行」など13業種は上昇。川崎船(9107)は一時15%超下落、東エレク(8035)などハイテク株も総じて冴えない。人件費の増加などで3-8月期2桁減益のあさひ(3333)の下げもきつく、通期見通しを引き上げたしまむら(8227)は出尽くしの反応を示した。反面、米金利上昇を受けてメガバンクや第一生命(8750)が買われ、原油高を映じてINPEX(1605)は約1年半ぶりの高値を付けた。川崎重工業(7012)などには出遅れ感に着目した買いが膨らみ、ぴあ(4337)、ラウンドワン(4680)といったアフター・コロナ関連の一角も賑わった。オムロン(6645)には複数の証券会社による格上げが観測され、今期予想を上方修正したジューテックホールディングス(3157)は一時ストップ高まで買い進まれた。

新興市場でも高PER銘柄への売りが重荷となり、主要2指数がそろって下落。メルカリ(4385)、グローバルウェイ(3936)、東映アニメーション(4816)が売られ、サーキュレーション(7379)、レナサイエンス(4889)、ジーダット(3841)は買われた。新規上場のジィ・シィ企画(4073)は公開価格1890円に対し2560円、デジタリフト(9244)は同1570円に対し2110円、リベロ(9245)は同1400円に対し1940円のそれぞれ初値を付けた。ロボットペイント(4374)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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