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市況解説 2021年9月15日(水)

2021年9月15日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 30,511.71(-158.39)
TOPIX 2,096.39(-22.48)
東証一部売買高 120,572万株

大引け・4日ぶり反落-海外リスクを警戒も底堅さ確認

 15日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反落、前日比158.39円安の30511.71円で取引を終えた。14日の米株安に加え、中国の経済指標悪化や北朝鮮による飛翔体発射報道など海外リスクへの警戒から全般手仕舞いムードが強かったものの、好業績銘柄や出遅れ感の強い銘柄に対する下値買いが相場を支えた。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反落。東証一部の売買代金は概算で3兆1502億円、売買高は同12億572万株、値下がり銘柄数は全体の8割強の1783、値上がり329、変わらず76だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」を除く32業種が下落、「不動産」「証券」「金属製品」「繊維」などが値下がり率の上位に並んだ。ソフトバンクグループ(9984)が終日弱く、SUMCO(3436)、HOYA(7741)など半導体関連の一角にも利益確定売りが見られた。三井金属工業(5706)、日本製鉄(5401)といった素材株や米アップル関連の村田製作所(6981)、アルプスアルパイン(6770)が軟調で、きのう年初来高値を更新した広済堂(7868)は直近急伸に対する反動売りが膨らんだ。エニグモ(3665)は今1月期の上期決算が物足りなかったとして急落、プロレド・パートナーズ(7034)は今10月期見通しの引き下げが嫌気されストップ安で比例配分された。半面、日本郵船(9101)はじめ海運大手が後場一段高で年初来高値を更新、東京エレクトロン(8035)は上場来高値を更新した。ファーストリテイリング(9983)、エムスリー(2413)など出遅れ感のある値嵩株が買われ、11-7月期大幅増益のマネジメントソリューションズ(7033)は11%高で終えた。ブラス(2424)は前7月期業績が計画を大幅に上回りストップ高比例配分、日立造船(7004)は証券会社の投資判断引き上げが観測され急伸した。

新興市場は主要2指数がともに小安く、日経ジャスダック平均は反落、東証マザーズ指数は4日ぶりに反落。スマレジ(4431)、GA technologies(3491)、セルソース(4880)が売られ、Macbee Planet(7095)、アイドマ・ホールディング(7373)、東映アニメーション(4816)が買われた。


2021年9月15日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 30,510.05(-160.05)
TOPIX 2,097.56(-21.31)
東証一部売買高 60,934万株

前引け・反落―米株安と中国警戒で利食い膨らむ

15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて160.05円安い30510.05円で引けた。急ピッチ上昇に対する短期的な過熱警戒感がくすぶるなか、8月の消費者物価指数(CPI)を材料とした長期金利の低下を受けて、景気敏感株などが売られた米国市場の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に売りが先行。8月の中国主要経済指標が冴えない内容に留まったことも嫌気され、一時320円超下げる場面があったが、買い遅れた投資家からの押し目買いが下値を支える構図は健在で、前引けにかけては下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆5308億円、同売買高は概算6億934万株で、値下がり銘柄数は全体の9割近い1958に達し、値上がり190、変わらずが38。業種別TOPIXでは「海運」を除く32業種が下落、「鉄鋼」「不動産」「証券」「金属製品」が値下がり率上位に並んだ。中国リスクを警戒した売りが膨らんだソフトバンクグループ(9984)が大幅に3日続落し指数を押し下げ、米アップル社のイベントを終え、村田製作所(6981)などには出尽くし感が台頭。日本製鉄(5401)や三菱商事(8058)など市況関連の下げも目立ち、11-7月期営業赤字のパーク24(4666)も厳しい。「買収防衛策を検討」と報じられた新生銀行(8303)には新株発行への警戒が広がり、買収の可能性がやや後退したとの見方からSBIホールディングス(8473)も売られた。反面、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が買われ、サインポスト(3996)は引き続きファミリマートの無人店舗展開が材料視された。川崎汽船(9107)には中間配当への思惑が継続、5-7月期大幅増益のヤーマン(6630)はストップ高まで買い進まれた。ラクス(3923)は好調な8月月次が評価され、「新横浜エリアで過去最大規模のプロジェクトを受注」と伝わったフィル・カンパニ(3267)も強い。

新興市場でも利食い売りに押される銘柄が増え、主要2指数がそろって反落。プレミアムアンチエイジング(4934)、出前館(2484)、BASE(4477)が売られ、エネチェンジ(4169)、ビジョナル(4194)、coly(4175)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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