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市況解説 2021年9月9日(木)

2021年9月9日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 30,008.19(-173.02)
TOPIX 2,064.93(-14.68)
東証一部売買高 126,035万株

大引け・9日ぶり反落-景気警戒やSQ控えで手仕舞い売り広がる

9日の東京株式市場で日経平均株価は9日ぶりに反落、前日比173.02円安の30008.19円で取引を終了した。米景気懸念や中国の規制強化への警戒くすぶるなか、明日寄り付きの指数先物取引等・特別清算指数算出(SQ)を前にポジション手仕舞いの動きが終日優勢だった。昨日までの8連騰で2500円超え上昇していたことで、一旦利益を確定する動きが出た一方、下値では日本株の先高期待を支えとした押し目買い姿勢も根強く、心理的節目3万円を挟んだ取引を継続した。東証株価指数(TOPIX)も9日ぶりに反落。東証一部の売買代金は概算で3兆761億円、売買高は同12億6035万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1363、値上がり706、変わらず120だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「ゴム製品」「機械」など29業種が下落、上昇は「電気・ガス」「食料品」「不動産」「水産」の4業種。ダイキン(6367)、リクルートホールディングス(6098)など高値圏の値嵩株が総じて弱く、きのう上場来高値を更新したHOYA(7741)は利益確定売りに押された。トヨタ自動車(7203)はじめ自動車関連にはあらためて減産懸念の売りが広がり、ネクソン(3659)は保有するビットコイン価格の下落や中国ゲーム業界への規制強化への警戒が高まった。半面、アサヒグループホールディングス(2502)、ニチレイ(2871)などディフェンシブの一角が強く、電力各社は再稼働への期待から終日堅調だった。レノバ(9519)はじめ再生可能エネルギー関連も総じて強く、ポピンズホールディングス(7358)は高市早苗前総務相が「ベビシッターの利用料金について税額控除を検討する」との発言を好感した。アイモバイル(6535)は昨日発表した今7月期の営業増益予想を好感、東京エレクトロン(8035)は連日で上場来高値を更新した。

新興市場は主要2指数がともに下落、日経ジャスダック平均は反落し、東証マザーズ指数は4日ぶりに反落。エネチェンジ(4169)、日本電解(5759)、ライフネット生命保険(7157)が売られ、イメージワン(2667)、昭和真空(6384)、エヌ・ピー・シー(6255)が買われた。


2021年9月9日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 30,041.33(-139.88)
TOPIX 2,069.58(-10.03)
東証一部売買高 62,459万株

前引け・反落-過熱警戒感や米株安が利食い売り誘う

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ139.88円安の30041.33円で引けた。8日の欧米市場でコロナ感染等を背景とした景気懸念から利益確定売りが優勢だったうえ、東京市場でも昨日までの8日続伸に対する過熱警戒感が意識された。寄り付きは200円超え下押して心理的節目の3万円を割り込んでのスタートとなったが、好業績や政策期待を支えとした根強い先高期待は途切れず、徐々に下げ幅を縮小する展開だった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆4675億円、売買高は同6億2459万株、値下がり銘柄数は全体の6割超えの1380、値上がり687、変わらず117だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「ゴム製品」「機械」など27業種が下落し、上昇は「電力・ガス」「食料品」「海運」など6業種。足元急速に値戻ししたソフトバンクグループ(9984)が売られ、ファーストリテイリング(9983)も日経平均を押し下げた。米金利低下を受けメガバンクやT&Dホールディングス(8795)が安く、小松製作所(6301)、日本製鉄(5401)など景気敏感株も手仕舞い売りに押された。高値圏のレーザーテック(6920)、塩野義製薬(4507)が反落、ヤクルト(2267)には外資系証券の投資判断引き下げが伝わった。半面、河野行革相が安全確認された原子力発電所を再稼働させると発言するなど、自民党総裁選の各候補が原発に対し柔軟な姿勢を示したことで、東京電力ホールディングス(9501)、関西電力(9503)などが軒並み高、証券会社の格上げが観測された三菱商事(8058)は連日で年初来高値を更新した。好決算を発表したミライアル(4238)は14%超え急伸、政府のコロナ対策の見直しで酒類の解禁も検討されているとの報道を受け、串カツ田中ホールディングス(3547)はじめ居酒屋各社に買いが入った。ラクス(3923)は大幅高で上場来高値を更新。

新興市場は主要2指数がともに反落。グローバルウェイ(3936)、BASE(4477)、エネチェンジ(4169)が売られ、FRONTEO(2158)、HENNGE(4475)、キャリア(6198)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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