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市況解説 2021年9月2日(木)

2021年9月2日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,543.51(+92.49)
TOPIX 1,983.57(+2.78)
東証一部売買高 105,806万株

大引け・4日続伸-心理的節目28500円水準でもみ合い

2日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前日比92.49円高の28543.51円で取引を終え、引け値ベースでは7月14日以来の高値水準を回復した。米景気のもたつきやJR西日本(9021)の大型公募増資を嫌気して前場中は手仕舞い売りから下げる場面があったが、後場に入ると中国株高なども心理的な支えとなり、好業績株や割安、高配当銘柄などへの買い姿勢が再び強まった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸で、3月29日以来の水準を回復。東証一部の売買代金は概算で2兆6395億円、売買高は同10億5806万株、値上がり銘柄数は896、値下がり1197、変わらず96だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「その他製品」「保険」など16業種が上昇、下落は「陸運」「空運」「鉄鋼」など17業種。導体関連の東京エレクトロン(8035)、レーザーテック(6920)などが終日堅調で、朝方に利益確定売りに押された商船三井(9104)、三菱商事(8058)など景気敏感株の一角も持ち直した。キッコーマン(2801)、ダイキン工業(6367)は連日で上場来高値を更新、「新紙幣の印刷開始」との報道を受け、日本金銭機械(6418)が一時急伸、KeePer技研(6036)は月次売上の底堅さが評価された。半面、東日本旅客鉄道(9020)、日本航空(9201)は後場も弱く、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)も軟調だった。きのう大幅高の小松製作所(6301)が下げ幅を広げ、高PER(株価収益率)株のチェンジ(3962)も戻り待ちの売りに押された。昨日業績悪からストップ安したラクーンホールディングス(3031)が一段安、上場来高値を付けたアトラエ(6194)は利益確定売りに押された。

新興市場は主要2指数がともに4日ぶりに反落。BASE(4477)、フリー(4478)、Enjin(7370)が売られ、フジプレアム(4237)、サーキュレーション(7379)、フィスコ(3807)が買われた。


2021年9月2日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,476.01(+24.99)
TOPIX 1,976.70(-4.09)
東証一部売買高 54,845万株

前引け・小幅続伸-電鉄全面安響くもハイテク株買いが支えに

2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸、前日終値に比べ24.99円高い28476.01円で引けた。1日の米株市場でダウ工業株30種平均が3日続落、コロナ感染に伴う景気懸念が意識されたほか、JR西日本(9021)の公募増資発表に伴う需給悪懸念が周辺各社に波及、朝高のあと小幅安に転じる場面もあったが、中国・上海総合指数やハンセン指数の堅調スタートを支えに持ち直した。東証株価指数(TOPIX)は小反落。東証一部の売買代金は概算で1兆3537億円、売買高は同5億4845万株、値上がり銘柄数は696、値下がり1362、変わらず126だった。業種別TOPIXは全33業種中、「金属製品」「その他製品」「情報・通信」など10業種が上昇、下落は「陸運」「鉄鋼」「空運」など23業種。米ハイテク株の堅調などを支えに東京エレクトロン(8035)、太陽誘電(6976)が買われ、富士フイルム(4901)は連日で上場来高値を更新した。デジタル化関連のNTTデータ(9613)、野村総合研究所(4307)も強く、きのう今7月期の大幅減益予想を発表した内田洋行(8057)は朝安の後、悪材料出尽くしとして急速に切り返した。任天堂(7974)、コーエーテクモホールディングス(3635)など中国規制警戒で売られていたゲーム関連が総じて強く、ダイフク(6383)には証券会社の投資判断引き上げが観測された。半面、電鉄株の軒並み安のなかエイチ・アイ・エス(9603)、ぐるなび(2440)といったアフターコロナ関連銘柄全般に警戒売りが広がり、高島屋(8233)など大手百貨店は月次売上減も嫌気された。日本製鉄(5401)はじめ景気敏感株の一角も利益確定の動きとなり、証券会社による格下げが伝わった古河電気工業(5801)も弱い。アステラス製薬(4503)は、筋力が低下する難病向け治療薬の治験投与を一時停止したとの発表が響いた。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。グローバルウェイ(3936)、すららネット(3998)、メルカリ(4385)が買われ、ワークマン(7564)、AI inside(4488)、マクアケ(4479)が売られた。新規上場のメディア総研(9242)は公開価格2900円に対し3105円で寄り付き、モビルス(4370)は同1280円に対し1830円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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