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市況解説 2021年9月1日(水)

2021年9月1日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,451.02(+361.48)
TOPIX 1,980.79(+20.09)
東証一部売買高 108,266万株

大引け・大幅続伸―後場も強い地合いが継続

1日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続伸、前日比361.48円高の28451.02円で取引を終えた。国内の感染拡大にピークアウト感が漂い始めるなか、良好な4-6月期法人企業統計を受けて日本株の割安感・出遅れ感に焦点が当たる展開となった。「衆院解散・総選挙時の株高アノマリー(経験則)」への意識も追い風に働き、売り方の買い戻しを巻き込んで上げ幅を拡大、終日強い地合いが継続した。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続伸。東証一部売買代金は概算2兆7721億円、同売買高は概算10億8266万株で、値上がり銘柄数は全体の7割超の1548、値下がり532、変わらず109。業種別TOPIXでは「パルプ・紙」「空運」「証券」をはじめとする30業種が上昇、下落は「海運」「鉄鋼」「陸運」の3業種に留まった。オムロン(6645)、キーエンス(6861)が連日で上場来高値を更新するなど設備投資関連が総じて強く、エヌ・ティ・ティ・データ(9613)などデジタル庁発足を囃した動きも継続した。丸和運輸機関(9090)はANAホールディングス(9202)傘下企業との業務提携が好感され、上期利益・配当予想の引き上げと株主優待制度の再開を発表したダイコク電機(6430)の上げも目立つ。反面、日本郵船(9101)や日本製鉄(5401)は一段安、昨日上場来高値を付けたスノーピーク(7816)にも利食い売りが嵩んだ。公募増資の実施を発表した日本電子(6951)には希薄化を嫌気した売りが膨らみ、モルガン・スタンレー証が格下げしたイリソ電子工業(6908)も冴えない。レーザーテック(6920)は上場来高値を更新後、利食い売りに押された。

新興市場でも、主要2指数がともに3日続伸。時価総額上位銘柄への売りで冴えなかったマザーズ指数が後場に入り切り返した。フィスコ(3807)、ナノキャリア(4571)、グローバルウェイ(3936)が買われ、メルカリ(4385)、弁護士ドットコム(6027)、ウエストホールディングス(1407)は売られた。


2021年9月1日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,446.81(+357.27)
TOPIX 1,980.20(+19.50)
東証一部売買高 55,763万株

前引け・続伸―日本株の割安感・出遅れ感に着目した買いが膨らむ

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、前日終値に比べて357.27円高い28446.81円で引けた。31日の米主要株価は持ち高調整の売りに押される展開となったが、新型コロナの感染拡大にピークアウト感が漂い始めたことや寄り前に発表された4-6月期の法人企業統計の強い内容が好感され、日本株の割安感・出遅れ感に着目した買いが広がった。売り方の買い戻しも巻き込んで上げ幅を拡大、「菅首相が衆院解散観測を否定」と伝わり伸び悩む場面もあったが、前引けにかけて切り返し高値引けした。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算1兆4616億円、同売買高は概算5億5763万株で、値上がり銘柄数は1484、値下がり601、変わらずが101。業種別TOPIXでは「海運」「鉄鋼」を除く31業種が上昇、「パルプ・紙」「空運」「保険」「証券」が値上がり率上位に並んだ。富士フイルム(4901)やHOYA(7741)が上場来高値を更新するなど、好業績銘柄が買われ、一部メディアが「米系ファンドが8月半ばから買い増し」と報じた小松製作所(6301)の上げが目立つ。通期業績・配当予想を引き上げたミライアル(4238)が急伸、自己株取得枠を設定すると発表したSMK(6798)も強い。反面、日本郵船(9101)や日本製鉄(5401)には利食い売りが膨らみ、通期見通しを引き上げたトリケミカル研究所(4369)には、買い一巡後出尽くし感が広がった。「エイチ・ツー・オー・リテイリング(8242)の傘下と経営統合へ」と報じられた関西スーパーマーケット(9919)には株式交換に伴う新株発行への警戒が台頭、5-7月期大幅営業減益のラクーンホールディングス(3031)はストップ安まで売り込まれた。ゲンキードラックストア(9267)は8月の売上高の伸び悩みが嫌気された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。大型株への資金シフト思惑が重荷となった模様。AI inside(4488)、HENNGE(4475)、ネクスグループ(6634)が買われ、すららネット(3998)、フリー(4478)、JTOWER(4485)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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