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市況解説 2021年8月30日(月)

2021年8月30日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,789.29(+148.15)
TOPIX 1,950.14(+21.37)
東証一部売買高 102174万株

大引け・反発―終日堅調地合いを維持

30日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比148.15円高の27789.29円で取引を終えた。27日に開催されたジャクソンホール会合におけるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を無難通過し、米主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。景気敏感株を中心に買われ約2週間ぶりの高値を付けた後は、戻り待ちの売りに押され伸び悩んだが、アジア株高などが支えとなり、終日堅調地合いを維持した。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発。東証一部売買代金は概算2兆4574億円、同売買高は概算10億2174万株で、値上がり銘柄数は全体の85%近い1853に達し、値下がり279、変わらず55だった。業種別TOPIXでは全33業種が上昇、「鉄鋼」「海運」「非鉄」「ガラス・土石」が値上がり率上位に並んだ。値上げ浸透への期待や規制緩和の話題から日本製鉄(5401)、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)が上げ幅を広げ、業績拡大を見越した買いが膨らんだオムロン(6645)は上場来高値を更新した。9月1日に発足するデジタル庁への思惑も絡んでSansan(4443)が急騰、G-7ホールディングス(7508)にはSMBC日興証の強気レポートが観測された。1;1.5の株式分割実施を発表したランドコンピュータ(3924)の上げも目立つ。反面、ファーストリテイリング(9983)が年初来安値を更新、スタジオアリス(2305)も権利落ちをきっかけに手じまい売りに押された。中外製薬(4519)やキッコーマン(2801)などディフェンシブ関連の一角も冴えず、双信電機(6938)やダブルスコープ(6619)には利食い売りが継続した。

新興市場でも、主要2指数がそろって反発。米ハイテク株高が好感され、IT関連などが買われた。フェローテックホールディングス(6890)、Enjin(7370)、フリー(4478)が買われ、プレミアアンチエイジング(4934)、ホープ(6195)、インティメート・マージャー(7072)は売られた。


2021年8月30日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,718.86(+77.72)
TOPIX 1,941.86(+13.09)
東証一部売買高 45,087万株

前引け・反発-米株高好感も、28000円接近で上値重い

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末終値に比べ77.72円高い27718.86円で引けた。27日開催の米ジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がテーパリング(量的緩和の縮小)の年内開始を示唆する一方、利上げを急がない姿勢を示したことが好感され、米主要株価指数がそろって反発したことが安心感となっている。海運株はじめ景気敏感株が軒並み上昇し、寄り付き直後には280円超えの上昇場面もあったが、買い一巡後は徐々に戻り待ちの売りに押され、伸び悩んだ。心理的節目の28000円接近や今週末の米雇用統計など重要経済指標の発表が相次ぐことなどが意識されているもようだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部の売買代金は概算で1兆767億円、売買高は同4億5087万株、値上がり銘柄数は全体の8割近い1707、値下がり380、変わらず95だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「海運」「非鉄金属」など31業種が上昇、下落は「医薬品」「保険」の2業種にとどまった。日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)といった世界景気の恩恵を受けやすい銘柄に買いが入り、証券会社の強気投資判断が相次ぐ郵船(9101)、商船三井(9104)がともに年初来高値を更新、半導体設備投資の拡大観測を支えに信越化学工業(4063)、レーザーテック(6920)などの関連銘柄も幅広く買われた。コロナ感染の頭打ち傾向を受け、ラウンドワン(4680)、エイチ・アイ・エス(9603)、東日本旅客鉄道(9020)も買われた。半面、第一三共(4568)、中外製薬(4519)などの医薬品や、ゲーム関連のセガサミーホールディングス(6460)などデフェンシブが安く、セブン&アイ・ホールディングス(3382)、吉野家ホールディングス(9861)など8月権利落ち銘柄の下げも目に付いた。神戸物産(3038)には証券会社の投資判断引き下げが伝わり、先週急伸したオルトプラス(3672)は利益確定売りが重荷となった。

新興市場は主要2指数がともに反発。ジェイフロンティア(2934)、FRONTEO(2158)、HENNGE(4475)が買われ、アクセルマーク(3624)、カイオム・バイオサイエンス(4583)、出前館(2484)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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