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市況解説 2021年8月27日(金)

2021年8月27日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,641.14(-101.15)
TOPIX 1,928.77(-6.58)
東証一部売買高 86,985万株

大引け・反落-後場はイベント控えで一段と膠着感

27日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比101.15円安の27641.14円で取引を終えた。26日の欧米株安に加え、今晩のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えた様子見姿勢も影響し、終日ポジション整理などの売りが重荷だった。今週前半の株価上昇を支えた景気敏感株や中小型株に週末接近に伴う手仕舞い売りが継続、後場は狭い値幅での小動きに終始した。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証一部の売買代金は概算で2兆1135億円、売買高は同8億6985万株と低調で、値下がり銘柄数は1175、値上がり880、変わらず134だった。業種別TOPIXは全33業種中、「精密」「倉庫・運輸関連」「石油・石炭製品」「電気・ガス」など29業種が下落、上昇は「海運」「パルプ・紙」「保険」「金属製品」の4業種にとどまった。任天堂(7974)、グリー(3632)、ガンホー・オンライン・エンターテインメント(3765)などゲーム関連の下げが目立ち、7月建設受注額の悪化を受け大手ゼネコンの清水建設(1803)、大成建設(1801)も軟調だった。本日、配当等の権利付き最終日となるイオン(8267)、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)などには通過後の下押しを懸念した先回り売りも観測され、直近賑わった東邦アセチレン(4093)には利益確定売りが継続した。半面、商船三井(9104)、明治海運(9115)など海運株は一段高、ヒロセ電機(6806)には証券会社の強気判断が伝わり、終日堅調だった。日本電信電話(9432)、ユニ・チャーム(8113)などディフェンシブ株への見直し買いも指数を下支え、昨日ストップ高のオルトプラス(3672)はNFT関連新事業への期待が継続した。

新興市場は主要2指数がともに売られ、日経ジャスダック平均は5日ぶり反落、東証マザーズ指数は6日ぶりに反落した。シンバイオ製薬(4582)、南総通運(9034)、BASE(4477)が売られ、すららネット(3998)、グローバルウェイ(3936)、Mipox(5381)が買われた。


2021年8月27日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,651.51(-90.78)
TOPIX 1,929.16(-6.19)
東証一部売買高 43,444万株

前引け・反落-地政学リスクやパウエル講演を警戒

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ90.78円安い27651.51円で引けた。アフガニスタン情勢の緊迫や米テーパリング(量的緩和の縮小)を意識した警戒感から、26日の米主要株価指数がそろって反落したことで、寄り付きから幅広い銘柄で戻り待ちやポジション整理の売りが先行した。寄り付き直後には260円超え下押して、心理的節目の27500円を割り込む場面もあったが、売り一巡後は好業績銘柄などへの買いを支えに下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は続落。東証一部の売買代金は概算で1兆558億円、売買高は同4億3444万株、値下がり銘柄数は1231、値上がり807、変わらず146だった。業種別TOPIXは全33業種中、「石油・石炭製品」「精密」「ゴム製品」「鉱業」など29業種が下落、上昇は「海運」「保険」「金属製品」「化学」の4業種にとどまった。日本製鉄(5401)、住友金属鉱業(5713)などの素材株やINPEX(1605)はじめ資源株が売られ、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し下げた。昨日上場来高値を更新した神戸物産(3038)は7月月次売上が前年同月比11.6%と発表、伸び率鈍化と捉えられ急反落、レノバ(9519)は水力発電参入などの積極姿勢の一方、株価の割高感への警戒感が意識された。立会外分売を発表した廣済堂(7868)は株式需給懸念が重荷となった。半面、大手証券の強気レポートが相次いだ商船三井(9104)、日本郵船(9101)がともに大幅高、海運株全般が軒並み買われた。半導体の東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)やHIS(9603)、ラウンドワン(4680)などレジャー関連の一角が強く、駐車場管理のパラカ(4809)は伊藤忠商事(8001)との資本業務提携の発表が好感された。今11月期業績予想を上方修正したスター・マイカ・ホールディングス(2975)も急伸。

新興市場は主要2指数がともに小反落。プレミアアンチエイジング(4934)、プロルート丸光(8256)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が売られ、幼児活動研究所(2152)、HENNGE(4475)、出前館(2484)が買われた。新規上場のジェイフロンティア(2934)は公開価格4190円に対し、3560円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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