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市況解説 2021年8月20日(金)

2021年8月20日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,013.25(-267.92)
TOPIX 1,880.68(-16.51)
東証一部売買高 123,197万株

大引け・大幅続落―トヨタへの売り止まず、27000円を割り込む場面も

20日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落、前日比267.92円安の27013.25円と年初来安値を更新して取引を終えた。新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、米中景気減速への警戒もくすぶるなか、幅広い銘柄に売りが優勢となった。アジア主要株式の軟調推移も手伝って、トヨタ自動車(7203)が投機的な売りにさらされたことも投資家心理を冷やした模様で先物主導で下げ幅を拡大、心理的節目の27000円を割む場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。東証一部売買代金は概算2兆8305億円、同売買高は概算12億3197万株で、値下がり銘柄数は1411、値上がり693、変わらずが85。業種別TOPIXでは「海運」「輸送用機器」「非鉄」をはじめとする26業種が下落、「電気・ガス」「陸運」「その他製品」など7業種は上昇。自動車関連が軒並み売られ、中国関連とされるファナック(6954)は大幅続落し連日で年初来安値を更新した。住友金属鉱山(5713)は5日続落、米社とのライセンス契約締結を材料に昨日急騰したワカモト製薬(4512)は一転して売りに押された。反面、UBS証の格上げが観測された味の素(2802)は5年半ぶりの高値を付け、「ラムダ型対応のPCR試薬を発売」と報じられたタカラバイオ(4974)もしっかり。好業績の内需株として物色が続くSHIFT(3697)は上場来高値を更新、医薬品のデリバリーサービスを始めると発表したツルハホールディングス(3391)も堅調。ファーマフーズ(2929)は信用取引規制の緩和が好感された。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続落した一方、東証マザーズ指数は反発した。プレミアアンチエイジング(4934)、JMDC(4483)、フクダ電子(6960)が買われ、出前館(2484)、フェローテックホールディングス(6890)、プロルート丸光(8256)は売られた。


2021年8月20日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,096.65(-184.52)
TOPIX 1,889.61(-7.58)
東証一部売買高 58,571万株

前引け・続落-トヨタ減産ショック響き、年初来安値接近

20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ184.52円安の27096.65円で引けた。新型コロナ感染の拡大や景気への悪影響懸念が尾を引くなか、トヨタ自動車(7203)が昨夕に9月の減産計画を正式に発表、同業大手や部品など関連銘柄などへも手仕舞い売りが広がった。朝方には売られ過ぎ銘柄への買い戻しが入り、上昇に転じる場面もあったが、中国はじめアジア市場の軟調が響き、前引けにかけ下げ幅を拡大し、終値ベースの年初来安値27055円を一時下回った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆3382億円、売買高は同5億8571万株、値下がり銘柄数は1199、値上がり867、変わらず120だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「輸送用機器」「非鉄金属」など23業種が下落し、上昇は「電気・ガス」「陸運」「その他製品」など10業種。トヨタ減産を嫌気してデンソー(6902)、アイシン(7259)、本田技研工業(7267)が大幅安、直近まで強かった商船三井(9104)などの海運も含め、景気敏感株全般に下押し圧力が強まった。原油安など商品市況安を受け三井物産(8031)はじめ資源関連も弱く、ソフトバンクグループ(9984)の下げも日経平均を押し下げた。半面、ゲーム関連のソニーグループ(6758)、任天堂(7974)は強く、第一三共(4568)など医薬品も堅調も持続した。GMOペイメントゲートウェイ(3769)、アイ・アールジャパンホールディングス(6035)などの高PER(株価収益率)株の見直し買いも継続し、フジクラ(5803)には証券会社の投資判断引き上げが伝わった。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続落、東証マザーズ指数は反発した。フェニックスバイオ(6190)、クエスト(2332)、オキサイド(6521)が売られ、すららネット(3998)、JTOWER(4485)、JMDC(4483)が買われた。新規上場のシイエヌエス(4076)は公開価格1940円に対し3010円で寄り付き、フューチャーリンクネットワーク(9241)は同2470円に対し4315円で寄り付いた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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