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市況解説 2021年8月5日(木)

2021年8月5日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,728.12(+144.04)
TOPIX 1928.98(+7.55)
東証一部売買高 95527万株

大引け・反発―円安進行や米株先物高が安心感をもたらす

5日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発、前日比144.04円高の27728.12円で取引を終えた。4日の米国市場で景気敏感株が売られた流れを引き継ぎ、売り先行で始まったが、節目の27500円が強く意識されるなか、円安進行や時間外取引における米株先物の上昇が安心感をもたらす展開となった。大手海運株の強烈な上昇が好業績銘柄の買いを促したこともあり、コロナ感染への警戒が拭えない下でも底堅さを維持した。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発。東証一部売買代金は概算2兆2065億円、同売買高は概算9億5527万株で、値上がり銘柄数は802と、値下がり1290を下回り、変わらずが98。業種別TOPIXでは「海運」「鉄鋼」「精密」をはじめとする18業種が上昇、「パルプ・紙」「建設」「空運」など15業種は下落。通期業績予想を引き上げたテルモ(4543)が指数を押し上げ、ホンダ(7267)もしっかり。マスクなど好採算品が好調で上期売上高が過去最高を記録したユニ・チャーム(8113)は大幅反発、ミネベアミツミ(6479)は自社株買いの実施も材料視された模様。好調な物流事業が評価された住友倉庫(9303)は、一時2007年6月以来の高値を付けた。反面、五輪関連需要の剥落や低採算案件の増加で業績悪化が鮮明化した大成建設(1801)、五洋建設(1893)などが厳しい下げに見舞われ、4-6月期営業減益のダイワボウホールディングス(3107)の下げもきつい。薬価改定などの影響が発現した大正製薬ホールディングス(4581)も売られ、芝浦メカトロニクス(6590)は特別損失の計上が嫌気された。レノバ(9519)など新エネルギー関連の一角も冴えない。

新興市場では、主要2指数がそろって続落。値動きの良い一部大型株への資金シフト思惑が重荷となった。Enjin(7370)、アイドマ・ホールディングス(7373)、オキサイド(6521)が売られ、JTOWER(4485)、不二硝子(5212)、星医療酸器(7634)は買われた。


2021年8月5日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,678.79(+94.71)
TOPIX 1926.39(+4.96)
東証一部売買高 47442万株

前引け・反発-好決算銘柄への買いを支えに切り返す

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ94.71円高い27678.79円で引けた。4日の米株市場で景気懸念からダウ工業株30種平均が320ドル超え下落、この流れを引き継いで小安く始まったが、円相場の弱含み推移も手伝って好決算銘柄などへの買いが徐々に優勢となった。早々に切り返し、上げ幅を150円超えに広げる場面もあったが、コロナ感染者数の拡大などが意識され、前引けにかけてやや伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部の売買代金は概算で1兆875億円、売買高は同4億7442万株、値上がり銘柄数は880、値下がり1159を下回り、変わらず114だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉄鋼」「精密」など18業種が上昇、下落は「パルプ・紙」「鉱業」「空運」など15業種。米半導体株の堅調を支えに東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が買われ、今3月期の営業利益見通しを上方修正し、一転増益予想としたソニーグループ(6758)も上昇した。記録的な上方修正となった日本郵船(9101)はじめ海運大手への買いが継続、ファンケル(4921)は4-6月期大幅増益が好感された。任天堂(7974)とコロプラ(3668)はスマホゲームを巡る訴訟で和解が成立したことで、ともに上昇、楽天グループ(4755)は「自社開発した低コストの5G通信技術を輸出する」との報道が好感され急伸した。半面、4-6月期減益となったネットワンシステムズ(7518)が大幅安、リコー(7752)は同黒字転換ながら市場コンセンサスを下回ったとして11%超え下落した、ライオン(4912)は1-6月期大幅減益で年初来安値を更新、コーナン商事(7516)はアクティビストのシティインデックスイレブンズの保有株減少が嫌気された。まん延防止等重点措置の拡大方針が伝わるなか、JR東日本(9020)など電鉄株が総じて軟調だった。

新興市場は主要2指数がともに下落。ニッポン高度紙工業(3891)、シンバイオ製薬(4582)、ウェルスナビ(7342)が売られ、BASE(4477)、不二硝子(5212)、マクアケ(4479)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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