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市況解説 2021年8月4日(水)

2021年8月4日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,584.08(-57.75)
TOPIX 1921.43(-9.71)
東証一部売買高 107402万株

大引け・小幅続落―根強い世界景気減速懸念が重荷に

4日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら続落、前日比57.75円安の27584.08円で取引を終えた。3日の米株式相場が堅調に推移したにもかかわらず、感染再拡大による世界景気減速懸念は根強く、「世界の景気敏感株」とされる日本株への売り圧力が継続する展開となった。好決算を手掛かりに上昇していた銘柄に利益確定や手じまい売りが広がったことも上値の重さにつながったとみられるが、通期予想の据え置きを嫌気されたトヨタ(7203)に押し目買いが入ったことで、大引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算2兆4380億円、同売買高は概算10億7402万株で、値下がり銘柄数は全体の75%超の1648に達し、値上がり473、変わらず69。業種別TOPIXでは「非鉄」「卸売」「その他製品」をはじめとする25業種が下落、「鉱業」「海運」「水産・農林」など8業種は上昇。川崎汽船(9107)は日本郵船(9101)につれ高した後、通期配当予想を示さなかったことが嫌気され急反落、上期営業赤字の三井海洋開発(6269)の下げがきつい。4-6月期営業黒字に転換したイリソ電子工業(6908)には、進捗率の遅れを警戒した売りが嵩んだ。反面、日本郵船は一時13年ぶりの高値を付け、タカラバイオ(4974)も通期予想の上方修正が評価された。4-6月期大幅増益の日本水産(1332)が後場買われ、好調な7月月次を受けてABCマート(2670)も強い。セイコーエプソン(6724)には野村証の強気レポートが観測され、山崎製パン(2212)は上期上振れ着地が素直に好感された。

新興市場でも、景気減速懸念が業績不安を誘う格好となり、主要2指数がそろって下落。グローバルウェイ(3936)、ブレインズテクノロジー(4075)、JTOWER(4485)が売られ、デコルテ・ホールディングス(7372)、オキサイド(6521)、ペイロール(4489)は買われた。


2021年8月4日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,603.57(-38.26)
TOPIX 1926.31(-4.83)
東証一部売買高 50601万株

前引け・続落-一時27500円割れも、中国株高受け下げ渋り

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べ38.26円安い27603.57円で引けた。3日の米株市場はS&P500種が史上最高値を更新するなど堅調さを示した一方、米金利低下を受け円相場が1ドル108円台に一時上昇、幅広い銘柄で戻り待ちの売りを誘う展開となった。中国のゲーム関連企業への警戒感も残存するなか、ソニーグループ(6758)などの下げ幅拡大により心理的節目の27500円を割り込む場面もあったが、中国の主要株価指数が切り返すと徐々に下げ渋った。10時45分に発表された中国財新の非製造業PMIが事前予想を上回ったことも一定の安心感に繋がった。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部の売買代金は概算で1兆1000億円、売買高は同5億601万株、値下がり銘柄数は全体の3分の2近い1419、値上がり636、変わらず128だった。業種別TOPIXは全33業種中、「非鉄金属」「水産」「その他製品」など20業種が下落、上昇は「鉄鋼」「海運」「鉱業」など13業種。任天堂(7974)、コーエーテクモホールディングス(3635)が続落、ソフトバンクグループ(9984)の軟調も日経平均の上値を抑えた。1Q減益となったニチレイ(2871)や赤字決算となった東京エネシス(1945)が大きく売られ、クボタ(6326)は通期予想を引き上げたものの、市場見通しに届かなかったとして下落した。半面、今3月期業績予想を大幅に上方修正を発表した日本製鉄(5401)が一時10%超え急伸し、ジェイエフイーホールディングス(5411)はじめ鉄鋼株全般に買いが入った。ダイキン工業(6367)は上方修正で過去最高益に達するとの見通し発表を好感、上場来高値を更新、本日午後に決算発表を控える日本郵船(9101)、トヨタ自動車(7203)も上昇した。TDCソフト(4687)は4-6月期(1Q)決算の大幅増益を支えに15%超え急伸、ファーストリテイリング(9983)は月次売上高の復調が好感された。

新興市場は主要2指数がともに下落。不二硝子(5212)、弁護士ドットコム(6027)、サーキュレーション(7379)が売られ、星医療酸器(7634)、メルカリ(4385)、グローバルウェイ(3936)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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