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市況解説 2021年7月30日(金)

2021年7月30日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,283.59(-498.83)
TOPIX 1901.08(-26.35)
東証一部売買高 123671万株

大引け・大幅反落―月末株安アノマリーも買い手控えに

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日比498.83円安の27283.59円と、1月6日以来の安値で取引を終えた。国内の新型コロナウイルスの感染拡大が加速するなか、米アマゾン決算への失望も投資家心理を冷やし、幅広い銘柄に売りが優勢となった。月末最終売買日の株安アノマリー(経験則)への意識も買い手控えにつながり、緊急事態宣言の拡大・延長観測を受けた短期筋の仕掛け的な先物売りに抗えず、500円超下げる場面もあった。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証一部売買代金は概算2兆8469億円、同売買高は概算12億3671万株で、値下がり銘柄数は全体の85%超の1875に達し、値上がり275、変わらずが40。業種別TOPIXでは「海運」「ゴム製品」を除く31業種が下落、「医薬品」「その他製品」「情報・通信」「その他金融」が値下がり率上位に並んだ。今期見通しを下方修正した小田急電鉄(9007)やアステラス製薬(4503)が売られ、アイシン(7259)は通期予想の据え置きが嫌気された。中国株の下落がソフトバンクグループ(9984)やファーストリテイリング(9983)の売りを誘発したことも響いた。反面、商船三井(9104)の今期見通し大幅上方修正はポジティブ・サプライズとなり、日本郵船(9101)などがつれ高。デンソー(6902)は後場も底堅く推移、4-6月期黒字転換を受けてLIXIL(5938)は上昇に転じた。ZOZO(3092)は本日付日経朝刊に取り上げられたことも追い風となり、ピジョン(7956)には野村証の格上げが観測された。

新興市場でも主要2指数がそろって反落、東証マザーズ指数は2か月半ぶりの安値を付けた。BASE(4477)、マクアケ(4479)、サーキュレーション(7379)が売られ、プロルート丸光(8256)、菊水電子工業(6912)、ワークマン(7564)は買われた。


2021年7月30日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,409.26(-373.16)
TOPIX 1911.62(-15.81)
東証一部売買高 52936万株

前引け・大幅反落-米アマゾン警戒や緊急事態宣言が重荷

30日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ373.16円安い27409.26円で引けた。29日の米株市場で主要3指数がともに上昇したものの、引け後に決算発表したアマゾン・ドット・コムが時間外取引で急落したことが響き、ハイテク株中心に幅広い銘柄に売りが広がった。今夕にも大阪府や首都3県に緊急事態宣言が再発令される見通しとなり、景気への悪影響が警戒されるなか、本格化した企業決算に対しネガティブな反応も目立った。一時は27300円を割り込み、取引時間中としては1月6日以来の水準を付ける場面もあったが前引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も大幅反落。東証一部の売買代金は概算で1兆2289億円、売買高は同5億2936万株、値下がり銘柄数は全体の8割近い1706、値上がり396、変わらず81だった。業種別TOPIXは全33業種中、「医薬品」「その他製品」「空運」など29業種が下落、上昇は「海運」「ゴム製品」「鉄鋼」「銀行」の4業種。今3月期業績予想を上方修正したファナック(6954)は部品調達の遅れなどを嫌気して寄り付きから売りが先行、富士通(6702)、コニカミノルタ(4902)も決算内容が物足りないとして大きく売られた。アンリツ(6754)は4-6月期営業減益が響き、通期下方修正の千代田化工建設(6366)は12%超え急落した。半面、キーエンス(6861)が4-6月期が市場予想を上回る営業増益となったことで大幅高で上場来高値を更新、デクセリアルズ(4980)は進捗率の高さが評価された。TOWA(6315)は通期営業利益について従来予想を82%上回る上方修正を発表、16%超え急伸した。きのう決算を受け急落したメイテック(9744)が見直し買いで反発、コスモス薬品(3349)は米運用会社キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメントの保有が判明、思惑買いを誘った。AIメカテック(6227)は公開価格1920円に対し1941円で寄り付いた。

新興市場は主要2指数がともに反落。ジーエヌアイグループ(2160)、プレミアアンチエイジング(4934)、デリバリーコンサルティング(9240)が売られ、ウエストホールディングス(1407)、アイドマ・ホールディングス(7373)、グローバルウェイ(3936)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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