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市況解説 2021年7月28日(水)

2021年7月28日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,581.66(-388.56)
TOPIX 1919.65(-18.39)
東証一部売買高 103788万株

大引け・大幅反落―後場は下値模索の色彩強める

28日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反落、前日比388.56円安の27581.66円で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染再拡大や中国当局の規制強化の動きが投資家心理を冷え込ませ、幅広い銘柄に手じまい売りが膨らむ展開となった。前場中は、日米主要企業の好決算を受けて下げ渋る場面もみられたが、後場に入るとアジア主要株価指数の下落を眺めて下値模索の色彩を強めた。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに大幅反落。東証一部売買代金は概算2兆2055億円、同売買高は概算10億3788万株で、値下がり銘柄数は1679、値上がり422、変わらず89だった。業種別TOPIXでは「金属製品」「情報・通信」「サービス」をはじめとする26業種が下落、「鉄鋼」「石油・石炭製品」「パルプ・紙」など7業種は上昇。ソフトバンクGグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)が下げ幅を広げ、SUMCO(3436)や信越化学工業(4063)は米ハイテク株安に加えて「独同業がシンガポールに新工場建設」との報道も重荷となった。アマノ(6436)は4-6月期業績の進捗率の遅さが不安視され、京成電鉄(9009)などレジャー関連も総じて冴えない。反面、三菱自動車(7211)が決算で買われ、日産自動車(7201)、ホンダ(7267)などもつれ高となった。日清製粉グループ本社(2002)も通期見通し引き上げが好感され、半導体関連製品の販売が好調なトクヤマ(4043)も強い。テルモ(4543)などディフェンシブ関連の一角も買われ、1:2の株式分割実施を発表したピックルス(2925)も強い。サカイオーベックス(3408)は公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せする格好に。

新興市場でも、主要2指数がそろって下落。主力株の下げが厳しかった東証マザーズ指数の下落率は3%を超えた。マクアケ(4479)、メドレー(4480)、ベイシス(4068)が売られ、アジャイル(6573)、関通(9326)、エヌアイシ・オートテック(5742)は買われた。新規上場のブレインズ(4075)は公開価格1780円に対し、4165円の初値を付けた。


2021年7月28日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,648.77(-321.45)
TOPIX 1923.83(-14.21)
東証一部売買高 51246万株

前引け・大幅反落―感染再拡大や中国リスクへの警戒が続く

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落、前日終値に比べ321.45円安い27648.77円で引けた。中国当局によるハイテク企業等への規制強化を警戒する流れが継続、27日の米主要3指数がそろって6日ぶり反落となるなど、悪影響がさらに広がる展開となった。東証市場でも寄り付きから値嵩ハイテク株売りが先行、日米主要企業の良好な決算が意識され下げ渋る場面もあったが、前引けにかけては中国・上海総合指数の続落が再び重荷となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆647億円、同売買高は概算5億1246万株で、値下がり銘柄数は全体の7割超の1605、値上がり458、変わらずが117。業種別TOPIXでは「金属製品」「サービス」「情報・通信」をはじめとする25業種が下落、「鉄鋼」「繊維」「石油・石炭製品」など8業種は上昇。ソフトバンクグループ(9984)が8ヵ月ぶりの安値を付け、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し下げた。東京エレクトロン(8035)などは米半導体株安が響き、GenkyDrugStores(9267)は決算発表を受けて出尽くしの反応を示した。今期利益見通しを引き下げたタツタ電線(5809)の下げもきつく、ラウンドワン(4680)などレジャー関連には国内の感染再拡大を嫌気した売りが嵩んだ。反面、今期業績・配当予想の上方修正と自社株買いの実施を発表したシマノ(7309)は大幅に上場来高値を更新、コマツ(6301)は米インフラ投資計画法案の成立可能性の高まりに反応した模様。マスク関連のダイトウボウ(3202)が急騰、ACCESS(4813)はNTT(9432)との業務提携が好感された。モルガン・スタンレー証券が格上げしたソニーグループ(6758)もしっかり。

新興市場でも、主要2指数がそろって下落。地合い悪化を映して、手じまい売りが膨らむ格好となった。BASE(4477)、ラキール(4074)、テセック(6337)が売られ、グローバルウェイ(3936)、JTOWER(4485)、中京医薬品(4558)は買われた。新規上場のブレインズテクノロジー(4075)は買い気配が続き、売買は成立しなかった。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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