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市況解説 2021年7月27日(火)

2021年7月27日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 27,970.22(+136.93)
TOPIX 1938.04(+12.42)
東証一部売買高 93897万株

大引け・3日続伸-米株高や決算期待が支えも中国警戒が残存

27日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸、前日比136.93円高の27970.22円で取引を終えた。26日の米株高や今後本格化する決算発表への期待が広がり、心理的節目の28000円を幾度か上回る場面も見られたが、薄商いが続くなかで戻り待ちの売りが重荷だった。午後終盤に中国株が下げ足を早めると、上げ幅を100円弱に縮める動きも見せた。東証株価指数(TOPIX)も3日続伸。東証一部の売買代金は概算で1兆9971億円と今月6日以来の2兆円割れ、売買高は同9億3897万株、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1571、値下がり536、変わらず84だった。業種別TOPIXは全33業種中、「空運」「非鉄金属」「鉄鋼」などが30業種が上昇し、下落は「海運」「医薬品」「精密」の3業種だった。引け後に決算を控える信越化学工業(4063)が買われ、日本電産(6594)は後場切り返した。住友金属鉱山(5713)、JFEホールディングス(5411)など素材株が終日堅調で、東武鉄道(9001)、HIS(9603)といったレジャー関連が一段高した。きのう4-6月期の大幅増益と株式分割を発表したピーシーエー(9629)がストップ高比例配分となり、後場の取引時間中に好決算を発表したMARUWA(5344)も大幅高した。半面、日東電工(6988)、スタンレー電気(6923)には決算出尽くし的な売りが後場も続き、エーザイ(4523)はじめ医薬品株の下げも日経平均の重荷となった。インソース(6200)は業績の伸び悩みを嫌気され16%超え急落、KIMOTO(7908)は4-6月期営業黒字転換を達成も、利益確定売りに押された。前日に上場来高値を付けた神戸物産(3038)は外資系証券の格下げも響いた。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続伸した一方、東証マザーズ指数は反落。JTOWER(4485)、ウエストホールディングス(1407)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が買われ、Enjin(7370)、エヌ・ピー・シー(6255)、BASE(4477)が売られた。新規上場のサーキュレーション(7379)は公開価格1810に対し、3205円で寄り付いた。


2021年7月27日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 27,932.08(+98.79)
TOPIX 1934.65(+9.03)
東証一部売買高 45422万株

前引け・続伸―米株高を好感も前引けにかけては中国株安が重荷に

27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日終値に比べて98.79円高い27932.08円で引けた。26日の米国市場で主要3指数がそろって最高値を更新、今後本格化する企業決算への期待も支えに幅広い銘柄に買いが優勢となった。一方で、感染再拡大や政局への警戒はくすぶり続けているうえ、米主要ハイテク企業の決算を見極めたいとのムードも漂い、前引けにかけては中国株安が重くのしかかる格好となった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部売買代金は概算9587億円、同売買高も概算4億5422万株と低調で、値上がり銘柄数は1344、値下がり715、変わらず125。業種別TOPIXでは「非鉄」「鉄鋼」「鉱業」をはじめとする30業種が上昇、下落は「海運」「医薬品」「精密」の3業種に留まった。住友金属鉱山(5713)や日本製鉄(5401)など素材関連への買いが継続、今期利益予想を引き上げた共立印刷(7838)は急騰した。コーエーテクモホールディングス(3635)も決算が好感され、ペプチドリーム(4587)は「武田(4502)の米子会社と神経筋疾患分野の共同研究を拡大」との報道が買い材料に。アサヒビール(2502)にはSMBC日興証券の強気レポートが観測された。反面、米格付け会社S&Pが長期発行体格付けを引き下げた楽天グループ(4755)は財務基盤の悪化が改めて嫌気され、好決算を発表した日東電工(6988)、富士通ゼネラル(6755)は出尽くしの反応を示した。デサント(8114)には利食い売りが嵩み、受注回復の遅れから赤字に転落する見通しとなった小野測器(6858)も売りに押された。公募増資の実施を決めたJSB(3480)には需給悪化懸念が重荷となった。

新興市場では、主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続伸した一方、東証マザーズ指数は反落となった。グローバルウェイ(3936)、アイビー(4918)、ウェルスナビ(7342)が買われ、アンジェス(4563)、ラキール(4074)、ケアネット(2150)は売られた。新規上場のサーキュレーション(7379)は買い気配のまま推移。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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