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市況解説 2021年7月7日(水)

2021年7月7日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,366.95(-276.26)
TOPIX 1937.68(-16.82)
東証一部売買高 106653万株

大引け・反落―世界景気懸念と中国リスクが重荷、下値買いも散見

7日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日比276.26円安の28366.95円で取引を終えた。不冴えな欧米景気指標を受けて世界景気の回復鈍化懸念が台頭、中国リスクへの警戒も投資家心理を冷え込ませた模様で、幅広い銘柄に売りが優勢となった。寄り付き後まもなく500円近く下げた後は、値ごろ感からの買いで下げ渋ったが、後場に入ると「まん延防止等重点措置」の延長観測が改めて売り材料視される場面があった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算2兆2938億円、同売買高は概算10億6653万株で、値下がり銘柄数は全体の3/4超の1709に達し、値上がり415、変わらず67。業種別TOPIXでは「精密」を除く32業種が下落、「鉱業」「石油・石炭製品」「保険」「鉄鋼」が値下がり率上位に並んだ。世界的な金利低下による運用環境の悪化懸念を背景に第一生命ホールディングス(8750)が一段安となるなど金融が売られ、コロワイド(7616)、ワタミ(7522)など外食関連の一角も下げ幅を広げた。食品のまとめ買い傾向が一服し、3-5月期大幅減益のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(3222)も終日冴えず、スイッチの新機種を10月に発売すると発表した任天堂(7974)はもみ合いの末、小安く引けた。反面、6月月次好調のヤマトホールディングス(9064)は4日続伸、通期業績・配当予想を引き上げたヤマシタヘルスケアホールディングス(9265)も強い。再生エネルギー関連のグリムス(3150)は出遅れ感に着目した買いを集め、朝日インテック(7747)にはジェフリーズ証の格上げが観測された。3-5月期営業利益が通期計画を上回ったフェリシモ(3396)はストップ高比例配分された。

新興市場では、時価総額上位銘柄への売りが響き、主要2指数がそろって下落。アンジェス(4563)、メルカリ(4385)、Enjin(7370)が売られ、FRONTEO(2158)、日本電解(5759)、キタック(4707)は買われた。


2021年7月7日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,363.82(-279.39)
TOPIX 1938.42(-16.08)
東証一部売買高 55042万株

前引け・反落―500円近く下落した後、値ごろ感の買いで下げ渋る

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べて279.39円安い28363.82円で引けた。不冴えな欧米景気指標を受けて世界景気の回復鈍化懸念が浮上、中国政府が海外に上場する自国企業への規制強化を打ち出し、6日の米国市場で中国配車アプリ最大手の滴滴出行が急落したことも嫌気され、世界の景気敏感株とされる日本株の売りを誘う格好となった。今週末に株価指数オプション取引等の特別清算指数(SQ)算出を控えるほか、上場投資信託(ETF)の分配金捻出に絡む売りも懸念される環境下、寄り付き後まもなく下げ幅は500円近くに達したが、その後は値ごろ感からの買いも入り、下げ渋る展開となった。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆1569億円、同売買高は概算5億5042万株で、値下がり銘柄数は全体の7割近い1530、値上がり571、変わらず89だった。業種別TOPIXでは「精密」を除く32業種が下落、「鉱業」「石油・石炭製品」「鉄鋼」「保険」が値下がり率上位に並んだ。ソフトバンクグループ(9984)が年初来安値を更新、コマツ(6301)やファナック(6954)など中国関連も軒並み安い。INPEX(1605)や住友金属鉱山(5713)など資源関連も冴えず、今11月期見通しを上方修正したキユーピー(2809)は出尽くしの反応を示した。反面、HOYA(7741)は5日続伸し上場来高値を更新、レーザーテック(6920)も切り返した。村田製作所(6981)や日本電産(6594)など電子部品株の一角も高く、レノバ(9519)には「太陽光発電の目標上積み」報道を受けた買いが継続。前期の大幅増益に続き今期も強気の見通しを示したハニーズホールディングス(2792)が急伸、前5月期見通しの引き上げと自社株買いの実施を発表した前澤工業(6489)も強い。

新興市場では、主要2指数が小幅に高安まちまち。アイドマ・ホールディングス(7373)、地盤ネットホールディングス(6072)、キタック(4707)が買われ、アイビー化粧品(4918)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、トラストホールディングス(3286)は売られた。上場2日目のBCC(7376)は公開価格1300円に対し、3350円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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