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市況解説 2021年7月5日(月)

2021年7月5日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,598.19(-185.09)
TOPIX 1948.99(-7.32)
東証一部売買高 77429万株

大引け・反落―国内を取り巻く悲観論が尾を引く格好に

5日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比185.09円安の28598.19円と約2週間ぶりの安値で取引を終えた。6月米雇用統計を好感して2日の米主要3指数がそろって史上最高値を更新するなかでも、国内を取り巻く悲観論が尾を引く格好となった。新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒に加え、都議選の結果を受けて政治リスクも意識された模様で、今晩の米国市場が休場で積極的な売買が見送られるなか、後場に入っても冴えない展開が継続した。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部売買代金は概算1兆7144億円、同売買高も概算7億7429万株とともに今年最低を更新した。値下がり銘柄数は1346、値上がり749、変わらずが97。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「情報・通信」「パルプ・紙」をはじめとする21業種が下落、「空運」「海運」「陸運」など12業種は上昇。ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)が終日冴えず、2社で日経平均を148円押し下げた。エーザイ(4523)にはアルツハイマー病治療薬を巡る波紋を懸念した売りが継続、FOOD & LIFE COMPANIES(3563)、ユナイテッドアローズ(7606)など6月月次を受けて下落する小売株も目に付く。アドバンテッジリスクマネジメント(8769)には利食い売りが膨らみ、立会外分売の実施を決めたはせがわ(8230)には需給懸念が広がった。反面、日立製作所(6501)、富士通(6702)は年初来高値を更新、レーザーテック(6920)には押し目買いが膨らんだ。ハイデイ日高(7611)は今期最終黒字見通しが好感され、3-5月期営業黒字のTSIホールディングス(3608)も急伸。

新興市場でも、市場の地合い悪化を映じて主要2指数がそろって反落。霞ヶ関キャピタル(3498)、アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)、ベイシス(4068)が売られ、アイビー化粧品(4918)、コンフィデンス(7374)、アイドマ・ホールディングス(7373)は買われた。


2021年7月5日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,611.03(-172.25)
TOPIX 1948.41(-7.90)
東証一部売買高 39696万株

前引け・反落-閑散のなか個別悪材料が重荷に

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べ172.25円安い28611.03円で引けた。6月米雇用統計の良好な結果を受け、2日の米主要3指数がそろって史上最高値を更新するなどリスクオンムードが広がったものの、米金利低下に伴うドル高一服や国内でのコロナ感染拡大が重荷となり上値の重い展開が続いた。4日投開票の東京都議会選で自公合わせた当選者が過半数に届かなかったことも、政権リスクとして意識されているようだ。米休場前で参加者が限られるなか、抵抗感なく一時下げ幅を200円超えに拡大、取引時間中としては6月22日以来の安値水準を付けた。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は8719億円、売買高は3億9696万株、値下がり銘柄数は1182、値上がり870、変わらず134だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「鉱業」「情報・通信」など25業種が下落、上昇は「海運」「空運」「不動産」など8業種。6月売上が不調だったファーストリテイリング(9983)や、出資先中国企業・滴滴出行の株安が嫌気されたソフトバンクグループ(9984)が冴えず、2社で日経平均を135円ほど押し下げた。日本製鉄(5401)など素材株や第一生命(8750)はじめ金融株が軒並み安く、第3四半期決算を受けて買い気配で始まった良品計画(7453)は早々に下げに転じた。半面、SCREENホールディングス(7735)など半導体製造装置は総じて上昇、電子部品の村田製作所(6981)、TDK(6762)がしっかりだった。富士通(6702)、日立製作所(6501)は年初来高値を更新し、日本郵船(9101)など海運大手もそろって上昇した。アスクル(2678)は今5月期純利益が16%増加するとの見通しが好感された。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。日経ジャスダック平均が続伸した一方、東証マザーズ指数は反落した。日本電解(5759)、プレミアアンチエイジング(4934)、FRONTEO(2158)が買われ、シンバイオ製薬(4582)、メルカリ(4385)、ウエストホールディングス(1407)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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