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市況解説 2021年7月2日(金)

2021年7月2日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,783.28(+76.24)
TOPIX 1956.31(+17.10)
東証一部売買高 90455万株

大引け・反発―自律反発狙いの買いや売り方の買い戻し膨らむ

2日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反発、前日比76.24円高の28783.28円で取引を終えた。昨日までの4日続落の反動や良好な外部環境を支えに、自律反発狙いの買いや売り方の買い戻しが膨らんだ。後場に入ると、今晩の6月米雇用統計を見極めたいとして様子見ムードが広がる展開となったが、底堅さを維持した。東証株価指数(TOPIX)も4日ぶりに反発。東証一部売買代金は概算2兆733億円、同売買高も概算9億455万株と引き続き低調だった。値上がり銘柄数は全体の8割超の1773に達し、値下がり346、変わらず73。業種別TOPIXでは「小売」「医薬品」を除く31業種が上昇、「ゴム製品」「鉱業」「パルプ・紙」「輸送用機器」が値上がり率上位に並んだ。1ドル=111円台後半への円安進行も追い風にトヨタ自動車(7203)など自動車株が軒並み上昇、通期見通しを引き上げた日本郵船(9101)は乱高下したものの4日ぶりに反発した。オイシックス・ラ・大地(3182)は大幅に6日続伸し上場来高値を更新、「経営統合で基本合意」と報じられた東北銀行(8349)、フィデアホールディングス(8713)はともに急伸。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など値嵩半導体株が終日冴えず、「仏当局がウイグルの人権問題を巡り調査」と伝わったファーストリテイリング(9983)の下げも指数の重荷となった。ウエルシアホールディングス(3141)などはクスリのアオキホールディングス(3549)につれ安、ニフコ(7988)にはみずほ証券の格下げが観測された。昨日年初来高値を付けたenish(3667)は利食い売りに押された。

新興市場でも、主要2指数が小幅ながらそろって反発。値動きの良い直近IPO銘柄などが賑わった。日本電解(5759)、ベイシス(4068)、カルナバイオサイエンス(4572)が買われ、大泉製作所(6618)、オンコリスバイオファーマ(4588)、セルソース(4880)は売られた。


2021年7月2日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,791.10(+84.06)
TOPIX 1953.90(+14.69)
東証一部売買高 44686万株

前引け・反発-米株高、円安支えに主力株堅調

2日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前日終値に比べ84.06円高い28791.10円で引けた。1日の欧米市場では景気敏感株を中心に主要指数が軒並み上昇し、出遅れ感の強い日本株への見直し買いに繋がった。朝方こそ半導体関連株への売りが重荷となり、下げに転じる場面があったが、1ドル=111円台後半に進んだ円安・ドル高を好感し、輸出関連の主力株などが上げ幅を拡大した。中国・上海総合指数の軟調スタートを嫌気して前引けにかけ伸び悩んだが、広範囲の銘柄に買いが入り、東証株価指数(TOPIX)もしっかり反発。東証一部の売買代金は概算で1兆316億円、売買高は同4億4686万株、値上がり銘柄数は全体の8割超えの1806、値下がり305、変わらず79だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「小売」を除く31業種が上昇し、「鉱業」「ゴム製品」「空運」「水産」などが値上がり率の上位に並んだ。ソニーグループ(6758)は日経朝刊の槙社長インタビュー記事への好感もあって4%近く上昇、トヨタ自動車(7203)、マツダ(7261)、ブリヂストン(5108)など自動車関連の上昇も目立った。パソナグループ(2168)は好業績への前向き評価が続き年初来高値を更新、リニカル(2183)には証券会社の投資判断引き上げが観測された。半面、東京エレクトロン(8035)をはじめ半導体関連は軒並み安、レーザーテック(6920)は外資系証券の格下げ観測が伝わり、5%超え下落した。クスリのアオキホールディングス(3549)は今5月期業績予想が市場予想を下回り急落、12-5月期決算が好調だった大阪有機化学工業(4187)は材料出尽くしとして8%超えの大幅安となった。セブン&アイ・ホールディングス(3382)も決算内容が嫌気された。

新興市場は主要2指数がともに反発、朝方小安い場面が見られたが、東証一部の地合いの強さが安心材料となり、徐々に強含んだ。ステムセル研究所(7096)、シンバイオ製薬(4582)、JTOWER(4485)が買われ、ワークマン(7564)、オキサイド(6521)、フェローテックホールディングス(6890)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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