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市況解説 2021年6月30日(水)

2021年6月30日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,791.53(-21.08)
TOPIX 1943.57(-5.91)
東証一部売買高 96336万株

大引け・小幅続落―米株先物やアジア主要株価の上昇は支え

30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落、前日比21.08円安の28791.53円で取引を終えた。29日の米株高を好感した買いが先行したものの、その後は手じまい売りが膨らむ展開となった。後場に入ると、米雇用統計の発表等を控えて様子見ムードが一段と強まる一方、米株先物やアジア主要株価の堅調推移は支えとなり、前日終値を挟んでもみ合った。東証株価指数(TOPIX)も続落。東証一部売買代金は概算2兆3477億円、同売買高は概算9億6336万株で、値下がり銘柄数は1296、値上がり786、変わらず108だった。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「電気・ガス」「精密」をはじめとする25業種が下落、「サービス」「情報・通信」「ゴム製品」など8業種は上昇。エーザイ(4523)が大幅に4日続落、ダイキン工業(6367)、資生堂(4911)など中国関連の一角も冴えない。3-5月期2桁減益のスギホールディングス(7649)の下げがきつく、ラウンドワン(4680)や東武鉄道(9001)などアフターコロナ関連も総じて軟調。消費者庁から再発防止の措置命令を受けたgumi(3903)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)も安い。反面、村田製作所(6981)やTDK(6762)など電子部品株が買われ、新サービスの提供開始を発表したNEC(6701)もしっかり。アシックス(7936)は再び高値に接近、3-5月期大幅営業増益のピックルスコーポレーション(2925)も底堅く推移した。

新興市場では、主要2指数がそろって小反発。日経ジャスダック平均は約3年ぶりの高値を付けた。アイビー化粧品(4918)、ファンペップ(4881)、ステムセル研究所(7096)が買われ、BASE(4477)、BlueMeme(4069)、オムニ・プラス・システム(7699)は売られた。


2021年6月30日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,815.10(+2.49)
TOPIX 1949.97(+0.49)
東証一部売買高 43098万株

前引け・小反発―米株高を好感もくすぶる月末株安アノマリー

30日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発、前日終値に比べて2.49円高い28815.10円で引けた。29日の米国市場で主要株価がそろって上昇した流れを受けて買いが先行、節目の29000円に接近する場面があったが、次第に手じまい売りに押される展開となった。週末の米雇用統計を見極めたいとして積極的な売買を見送る向きが多いうえ、月末株安アノマリー(根拠のない経験則)も強く意識されている模様。東証株価指数(TOPIX)も小反発。東証一部売買代金は概算1兆455億円、同売買高も概算4億3098万株と低調で、値上がり銘柄数は1033、値下がり1027、変わらず126。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「金属製品」「情報・通信」など14業種が上昇、「空運」「小売」「鉄鋼」をはじめとする19業種は下落。「新型コロナ治療薬の承認を申請」と伝わった中外製薬(4519)が買われ、エムスリー(2413)、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し上げた。「バイオ医薬品の開発製造受託の拠点強化に900億円を投入」と報じられた富士フイルム(4901)は連日で上場来高値を更新、今期業績予想を引き上げたウシオ電機(6925)は12%超上昇。反面、高値圏にある日立製作所(6501)には利食い売りが膨らみ、6月の中国購買担当者景気指数(PMI)の悪化が嫌気され、コマツ(6301)は約半年ぶりに年初来安値を更新した。一部製品の不正検査を行っていたことが明らかになった三菱電機(6503)も冴えず、今期見通しを下方修正したJ.フロント リテイリング(3086)は一時5%超下落。日東紡(3110)には、持ち合い解消に伴う株式売り出しによる需給悪化懸念が台頭。

新興市場では、直近IPO銘柄への売買が目に付くなか、主要2指数が小幅に高安まちまち。JMDC(4483)、Waqoo(4937)、JTOWER(4485)が買われ、日本電解(5759)、スリー・ディー・マトリックス(7777)、メドレックス(4586)は売られた。新規上場のプラスアルファ・コンサルティング(4071)は公開価格2300円に対し、2720円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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