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市況解説 2021年6月29日(火)

2021年6月29日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,812.61(-235.41)
TOPIX 1949.48(-16.19)
東証一部売買高 103464万株

大引け・続落-景気敏感株中心に下押しも終盤下げ渋り

29日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比235.41円安の28812.61円で取引を終えた。内外で新型コロナウイルスのインド型(デルタ株)の感染拡大への警戒感が強まるなか、景気敏感株やアフターコロナ関連銘柄を中心に幅広い銘柄でポジション整理の売りが強まった。中国・上海総合指数の軟調に加え、昨年9月から続く月末安パターンも意識された模様だが、後場終盤にはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証一部の売買代金は概算で2兆3398億円、売買高は同10億3464万株と低調で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1689、値上がり420、変わらず76だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉱業」「鉄鋼」「ガラス・土石」など30業種が下落、上昇は「海運」「精密」「電気機器」の3業種にとどまった。日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)が一段安、朝高で始まった東京エレクトロン(8035)が後場下げに転じ、ソフトバンクグループ(9984)も日経平均を押し下げた。引け後に決算発表を控える百貨店のJ.フロント リテイリング(3086)や、旅行関連のエイチ・アイ・エス(9603)、エアトリ(6191)など感染拡大の影響を受けやすい銘柄の下げも目に付いた。半面、イビデン(4062)が年初来高値を更新、信越化学工業(4063)が後場上げ幅を広げた。NEC(6701)はドイツテレコムの5Gプロジェクト向けに基地局装置を提供と発表、昭文社ホールディングス(9475)は子会社が蓄電システムの開発・販売に新規参入するとの報道が材料視された。イーレックス(9517)は6日連騰で上場来高値を連日更新、ラクス(3923)も連日で上場来高値を更新した。

新興市場は主要2指数がそろって反落。日経ジャスダック平均は3日ぶり、東証マザーズ指数は6日ぶりに反落した。オキサイド(6521)、JTOWER(4485)、オンコリスバイオファーマ(4588)が売られ、コンフィデンス(7374)、シンバイオ製薬(4582)、NexTone(7094)が買われた。


2021年6月29日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,791.20(-256.82)
TOPIX 1948.75(-16.92)
東証一部売買高 47245万株

前引け・続落―変異型ウイルスへの警戒や月末安アノマリーが響く

29日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日終値に比べて256.82円安い28791.20円で引けた。ワクチン接種で先行する英国やイスラエルにおける変異型ウイルスの感染拡大が意識され、景気敏感株が売られた米国市場の流れを引き継いだ。昨年9月から続く月末最終取引日の株安アノマリー(根拠の乏しい経験則)も強く意識されている模様で、短期筋の仕掛け的な先物売りが膨らむ場面でも押し目買いは限られた。東証株価指数(TOPIX)は反落。東証一部売買代金は概算1兆516億円、同売買高は概算4億7245万株で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1728に達し、値上がり387、変わらず67。業種別TOPIXでは「精密」「電気機器」を除く31業種が下落、「鉱業」「ゴム製品」「ガラス・土石」「鉄鋼」が値下がり率上位に並んだ。高値圏にある日本製鉄(5401)や日本郵船(9101)などが売られ、ソフトバンクグループ(9984)、ファーストリテイリング(9983)も冴えない。通期利益予想を引き上げたヒマラヤ(7514)には6-8月期見通しが保守的との見方が台頭、配当権利落ちのヤマハ発動機(7272)、JT(2914)の下げがきつい。反面、米半導体株高を受けて東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)が買われ、富士通(6702)は連日で20年ぶりの高値を更新した。ソニーグループ(6758)や任天堂(7974)など巣ごもり関連の一角も高く、シスメックス(6869)にはCS証の格上げが観測された。第一四半期黒字転換のしまむら(8227)も強い。

新興市場でも、主要2指数がそろって下落。半導体関連などに買いが先行したものの、次第に売りに押される展開となった。メルカリ(4385)、JTOWER(4485)、プレミアアンチエイジング(4934)が売られ、日本電解(5759)、FRONTEO(2158)、スリー・ディー・マトリックス(7777)は買われた。新規上場のBlueMeme(4069)は公開価格2820円に対し2850円、Waqoo(4937)は同1920円に対し2362円のそれぞれ初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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