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市況解説 2021年6月25日(金)

2021年6月25日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,066.18(+190.95)
TOPIX 1962.65(+15.55)
東証一部売買高 90426万株

大引け・続伸-海外株高ムード支えに、後場も好地合い保つ

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日比190.95円高の29066.18円で取引を終え、約1週間ぶりに心理的節目29000円台を回復した。世界的な株高気運を支えに後場も値保ちは良かったものの、週末に伴う手仕舞い売りやコロナ感染への再警戒ムードも意識されるなか、小幅なレンジ相場が続いた。東証株価指数(TOPIX)は反発。東証一部の売買代金は概算で2兆1422億円、売買高は9億426万株と引き続き低調で、値上がり銘柄数は全体の7割超えの1595、値下がり504、変わらず94だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「鉱業」「非鉄金属」など30業種が上昇し、下落は「海運」「精密」「倉庫・運輸関連」の3業種。世界景気の先行き安心感を支えにファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)など値嵩ハイテク株が値を保ち、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、太平洋セメント(5233)が上げ幅を拡大した。日立製作所(6501)、パナソニック(6752)など主力株買いや花王(4452)はじめ出遅れ銘柄への見直し買いも支えとなった。再生エネルギー関連への注目が継続し、イーレックス(9517)が上場来高値を更新、タケエイ(2151)が年初来高値を付けた。半面、株主総会で取締役会議長の永山氏らの再任が否決された東芝(6502)が一時切り返すも再下落、高値圏のウシオ電機(6925)や今週急伸したディー・エル・イー(3686)が利益確定売りに押された。メディカル・データ・ビジョン(3902)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)などの高PER(株価収益率)銘柄が戻り待ちの売りに押され、大正製薬ホールディングス(4581)には外資系証券の弱気投資判断が伝わった。

新興市場は主要2指数がともに上昇。日経ジャスダック平均は反発、東証マザーズ指数は4日続伸した。GMOフィナンシャルゲート(4051)、ニッポン高度紙工業(3891)、FRONTEO(2158)が買われ、エヌ・ピー・シー(6255)、ケアネット(2150)、アルマード(4932)が売られた。


2021年6月25日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,093.00(+217.77)
TOPIX 1960.25(+13.15)
東証一部売買高 42403万株

前引け・続伸-米景気安心感を支えに29000円台回復

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べ217.77円高の29093.00円で引けた。24日の欧米市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、寄り付き直後に300円近く上昇する場面もあったが、買い一巡後は週末に伴うポジション整理売りが上値を抑えた。バイデン米大統領と上院超党派グループが8年間で1.2兆ドル規模のインフラ投資計画で合意、米引け後には金融機関のストレステストを無難に通過したことから景気敏感株や金融セクターの買いに繋がった一方、国内コロナ感染の再拡大懸念などが心理的な重荷となっているよう。東証株価指数(TOPIX)は反発。東証一部の売買代金は概算で1兆190億円、売買高は同4億2403万株、値上がり銘柄数は全体の7割強の1610、値下がり461、変わらず116だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「非鉄金属」「鉱業」など30業種が上昇、下落は「海運」「倉庫・運輸関連」「精密」の3業種にとどまった。日本製鉄(5401)、信越化学工業(4063)などのインフラ投資の恩恵を受けやすい素材株が買われ、グループ再編への期待を支えに日立製作所(6501)は株式併合考慮した実質ベースで約20年ぶりの高値を付けた。パナソニック(6752)は「提携関係にある米テスラ株を全株売却」との報道が好感され、神戸物産(3038)は6月月次売上の好調を支えに年初来高値を更新した。マツダ(7261)は外資系証券の投資判断2段階引き上げ観測を支えに年初来高値を更新。半面、日本郵船(9101)はじめ高値圏銘柄の一角には利益確定売りも広がり、きのう大幅高のしまむら(8227)や期待の高いアルツハイマー治療薬分野で競争激化が懸念されたエーザイ(4523)が大きく下げ、株主総会での波乱警戒から東芝(6502)も軟調だった。日本オラクル(4716)は発表した今期業績予想が市場コンセンサスを下回ったうえ、前期末で大型の特別配当を実施を発表、出尽くし反応が重なり14%超え急落。

新興市場は主要2指数がともに上昇。オプトエレクトロニクス(6664)、メルカリ(4385)、フルッタフルッタ(2586)が買われ、シキノハイテック(6614)、アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)、シンバイオ製薬(4582)が売られた。上場2日目のベイシス(4068)が公開価格2040円に対し5200円で寄り付き、本日上場の日本電解(5759)は公開価格1900円同値で寄り付いた。ステムセル研究所(7096)は同2800円に対し4830円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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