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市況解説 2021年6月16日(水)

2021年6月16日(水) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,291.01(-150.29)
TOPIX 1975.86(+0.38)
東証一部売買高 102848万株

大引け・反落-イベント警戒で手仕舞い売り優勢も底堅さ

16日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日比150.29円安の29291.01円で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を今晩に控え、高値圏銘柄を中心に終日ポジション整理の動きが優勢だった。午後にかけて中国・上海総合指数が一段安、180円近く下押す動きに繋がったが、終盤はやや下げ渋った。トヨタ自動車(7203)が連日で上場来高値を更新するなど主力株への買いが継続し、東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日続伸。東証一部の売買代金は概算で2兆4262億円、売買高は同10億2848万株、値下がり銘柄数は876、値上がり1213、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「その他製品」「空運」「陸運」など13業種が下落、上昇は「鉱業」「海運」「ゴム製品」など20業種。ファーストリテイリング(9983)が一段安で年初来安値を更新、東京エレクトロン(8035)、エムスリー(2413)など値嵩株の下げが重荷となった。スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)などゲーム関連には巣ごもり需要の反動減が警戒される一方、JAL(9201)、JR東海(9022)などレジャー関連にも戻り待ちの売りが広がった。月次売上の伸び率鈍化を懸念してベルーナ(9997)が安く、銅市況安を警戒して住友金属鉱山(5713)、三井金属(5706)も下げ幅を広げた。半面、日立製作所(6501)はじめ主力株の一角や海運大手3社が年初来高値を更新、原油高を支えにINPEX(1605)、ENEOSホールディングス(5020)も上昇した。THK(6481)は証券会社の投資判断引き上げが観測され大幅高、タムラ製作所(6768)は出資先企業のノベルクリスタルテクノロジーが「次世代半導体材料の酸化ガリウムの100ミリウエハーの量産に成功」と発表、ストップ高比例配分となった。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。エヌ・ピー・シー(6255)、オンコリスバイオファーマ(4588)、FRONTEO(2158)が買われ、テンダ(4198)、イトクロ(6049)、INCLUSIVE(7078)が売られた。


2021年6月16日(水) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,347.20(-94.10)
TOPIX 1978.13(+2.65)
東証一部売買高 50957万株

前引け・反落―米株安重荷も経済正常化を見込んだ買いが支えに

16日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値に比べて94.10円安い29347.20円で引けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして、持ち高調整目的の売りに押された米国市場の流れを引き継ぎ、主力株を中心に売りが先行した。前日までの続伸で500円近く上昇した反動も出た模様だが、ワクチン接種の進展による経済正常化を見込んだ買いも入り、底堅く推移した。東証株価指数(TOPIX)は朝方の売り一巡後切り返した。東証一部売買代金は概算1兆2294億円、同売買高は概算5億957万株で、値下がり銘柄数は882と、値上がり1170を下回り、変わらずが137。業種別TOPIXでは「空運」「その他製品」「サービス」など10業種が下落、「鉱業」「海運」「ゴム製品」をはじめとする23業種は上昇。米ハイテク株安を受け東京エレクトロン(8035)やソフトバンクグループ(9984)が売られ、ファーストリテイリング(9983)も指数を押し下げた。米国で「巣ごもりから外出を伴うサービスへ」消費の主役が交代する兆しが窺われるなか、ゲーム見本市「E3」への期待剥落も手伝って任天堂(7974)が大幅続落、SMBC日興証が格下げしたジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)の下げもきつい。反面、トヨタ自動車(7203)は連日で史上最高値を更新、ファナック(6954)には寄り前に発表された4月の機械受注統計が追い風に働いた。北米の建築用ガラス事業売却を発表したAGC(5201)には改革進展を好感した買いが膨らみ、前21.5期業績予想を引き上げたERIホールディングス(6083)、株主優待制度を導入した白銅(7637)なども強い。

新興市場では、高PER(株価収益率)銘柄への手じまい売りが膨らみ、主要2指数が高安まちまち。自律制御システム研究所(6232)、MacbeePlanet(7095)、シンバイオ製薬(4582)が買われ、メディネット(2370)、セルソース(4880)、AIinside(4488)は売られた。新規上場の全研本社(7371)は公開価格1350円に対し、1506円の初値を付けた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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