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市況解説 2021年6月7日(月)

2021年6月7日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 29,019.24(+77.72)
TOPIX 1960.85(+1.66)
東証一部売買高 94592万株

大引け・反発-後場は一段と膠着感

7日の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比77.72円高の29019.24円で取引を終えた。4日の米国株高を受けて大幅上昇で始まったが、29000円台では景気敏感株への利益確定売りが膨らみ上値の重い展開が続いた。中国株のもたつきや時間外取引での米株先物の軟調が意識されたほか、今週末の株価指数先物取引等の特別清算指数(SQ)算出に向けた需給悪思惑も買い手控えに繋がった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら5日続伸。東証一部の売買代金は概算で2兆1910億円、売買高は同9億4592万株と低調で、値上がり銘柄数1052、値下がり1036、変わらず105だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「サービス」「情報・通信」など21業種が上昇し、下落は「鉄鋼」「銀行」「機械」など12業種。新光電気工業(6967)、芝浦メカトロニクス(6590)など半導体製造の後工程関連が後場も強く、富士通(6702)、日立製作所(6501)が年初来高値を付けるなど、主力株の一角への物色も旺盛だった。祖業にあたる顕微鏡などの科学事業の分社化検討を発表したオリンパス(7733)が5%超え上昇し、午後に自社株買いと特別配当を発表した東芝(6502)も一時買われた。パーク24(4666)はパーキング等の6月オープン予定発表を受けて切り返し、アインホールディングス(9627)は好決算を支えに上げ幅を広げた。半面、ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)、三井化(4183)など素材株が午後も冴えず、メガバンクはじめ金融も軟調が続いた。ファーストリテイリング(9983)が週末4日の変わらずを挟んで5日続落、直近賑わったポプラ(7601)への利益確定売りも継続した。ファーマフーズ(2929)は8-4月期の大幅増益が朝方好感されるも、材料出尽くしとして下げに転じた。

新興市場は主要2指数がともに反発、高PER(株価収益率)の成長株への見直し買いを支えに終日堅調だった。シキノハイテック(6614)、BASE(4477)、ケアネット(2150)が買われ、メイホーホールディングス(7369)、ネオマーケティング(4196)、MacbeePlanet(7095)が売られた。


2021年6月7日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 29,005.88(+64.36)
TOPIX 1958.84(-0.35)
東証一部売買高 48532万株

前引け・反発-米株高を好感し29000円台回復も、伸び悩む

7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発、前週末比64.36円高い29005.88円で引けた。4日発表の5月米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比55.9万人増と、堅調ながらも市場予想を下回り、米長期金利が低下するなかハイテク株への見直し買いに繋がった。この流れを引き継いで半導体関連や電子部品株に買いが入り、300円近い大幅高で始まったものの、景気敏感株への利益確定売りが広がり上値は重かった。東証株価指数(TOPIX)は小反落。東証一部の売買代金は概算で1兆1043億円、売買高は同4億8532万株、値上がり銘柄数は1114、値下がり950、変わらず126だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「その他製品」「サービス」など17業種が上昇し、下落は「鉄鋼」「銀行」「機械」など16業種。東京エレクトロン(8035)や太陽誘電(6976)が買われ、ソフトバンクグループ(9984)も指数を押し上げた。エムスリー(2413)に代表される高PER(株価収益率)銘柄が見直され、エーザイ(4523)は米バイオジェンと共同開発中のアルツハイマー治療薬について早期承認期待が浮上した。任天堂(7974)、コナミホールディングス(9766)などゲーム関連も総じて強く、外資系証券の強気判断が伝わった海運大手もしっかり。半面、先週上場来高値を付けたトヨタ自動車(7203)が小高く寄り付いた後下げに転じ、コマツ(6301)や日本製鉄(5401)が軟調だった。JR東海(9022)、ラウンドワン(4680)などアフターコロナ関連も総じて弱く、第一生命(8750)はじめ大手金融も冴えなかった。ティーライフ(3172)は8-4月期営業利益が前年同期比2倍増と予想以上の好調決算を発表も、通期予想を据え置いたことが嫌気され8%近く値下がり。

新興市場は主要2指数がともに反発、米国で成長期待の高いモメンタム株が見直されたことが意識された。シンバイオ製薬(4582)、QDレーザ(6613)、フェローテックホールディングス(6890)が買われ、アンジェス(4563)、アクセスグループ・ホールディングス(7042)、スパイダープラス(4192)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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