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市況解説 2021年6月4日(金)

2021年6月4日(金) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,941.52(-116.59)
TOPIX 1959.19(+0.49)
東証一部売買高 105682万株

大引け・3日ぶり反落―米雇用統計待ちムード広がる

4日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反落、前日比116.59円安の28941.52円で取引を終えた。強い景気指標を受けた金利上昇がハイテク株などの売りを誘った米国市場の流れを引き継いだうえ、今晩発表される5月米雇用統計を見極めたいとして買い手控えムードが広がる展開となった。「バイデン米大統領が米国人による中国企業への株式投資を禁じる措置を拡大へ」との報道も重荷となり、一時300円近く下げる場面もあったが、ワクチン接種の進展期待が引き続き相場を下支えた。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら4日続伸。東証一部売買代金は概算2兆3678億円、同売買高は概算10億5682万株で、値下がり銘柄数は1052、値上がり1037、変わらず104だった。業種別TOPIXでは「サービス」「情報・通信」「電気・ガス」など12業種が下落、「パルプ・紙」「海運」「石油・石炭製品」をはじめとする21業種は上昇。ソフトバンクグループ(9984)が終日冴えず、ファナック(6954)やダイキン工業(6367)といった中国関連も冴えない。大真空(6962)など高値圏銘柄の一角には手じまい売りが膨らみ、UBS証券が格下げしたシップヘルスケアホールディングス(3360)は大幅反落。反面、トヨタ自動車(7203)をはじめとする自動車関連が堅調地合いを持続、マツダ(7261)とホンダ(7267)から新規受注を獲得したと伝わった中央発條(5992)が急伸。米医療機械大手メドトロニック社との提携を発表した日本ピストンリング(6461)はストップ高まで買われ、「脱炭素社会の実現に向け、公共建築物に太陽光」との日経報道を材料にサニックス(4651)も賑わった。小野測器(6858)は「国土交通省、燃費記録装置の車載を義務化する方針」との報道が材料視され、ワールド(3612)は好調な5月月次が評価された。

新興市場では、主要2指数がそろって反落。日経ジャスダック平均は小幅ながら7日ぶりに反落、東証マザーズ指数の下落率は2%近くに達した。プレミアアンチエイジング(4934)、HENNGE(4475)、日本エマージェンシーアシスタンス(6063)が売られ、ナノキャリア(4571)、シキノハイテック(6614)、まぐまぐ(4059)は買われた。


2021年6月4日(金) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,916.89(-141.22)
TOPIX 1954.57(-4.13)
東証一部売買高 52064万株

前引け・反落-米ハイテク株売り響くがやや下げ渋り

4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前日終値に比べ141.22円安い28916.89円で引けた。3日発表の経済指標が軒並み良好だったことで米金利が上昇、ハイテク株への売り圧力から米主要3指数がそろって反落した流れを引き継ぎ、輸出関連の値嵩株や高値圏銘柄に手仕舞い売りが広がった。一時は300円近く下押す場面もあったが、半導体関連や景気敏感株に徐々に押し目買いが入り、やや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆1477億円、売買高は同5億2064万株、値下がり銘柄数は1055、値上がり1002、変わらず135だった。業種別TOPIXは全33業種中、「サービス」「不動産」「情報・通信」など17業種が下落、上昇は「パルプ・紙」「海運」「石油・石炭製品」など16業種。東京エレクトロン(8035)、ファナック(6954)が下落、高PER(株価収益率)銘柄のエムスリー(2413)、リクルートホールディングス(6098)の軟調も指数を押し下げた。ユーロ建て転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決めたGMOペイメントゲートウェイ(3769)が売られ、今週賑わったJR東日本(9020)、RobotHome(1435)が手仕舞い売りに押された。半面、トヨタ自動車(7203)、日立製作所(6501)など主力株の一角には買いが継続、NEC(6701)は「米ファイル共有大手ドロップボックスの日本法人と提携し、テレワーク支援事業を強化する」との報道が材料視された。景気敏感株の日本郵船(9101)、日本製鉄(5401)、三井化学(4183)が強く、JR九州(9142)、ラウンドワン(4680)といったアフターコロナ関連にも買われるものがあった。ジェイテックコーポレーション(3446)は「米国のアルゴンヌ国立研究所にある大型放射光施設から大型受注を獲得」との発表が好感された。

新興市場は主要2指数がともに下落、米市場同様に高PER銘柄への手仕舞い売りが強まった。BASE(4477)、AIinside(4488)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)が売られ、フェローテックホールディングス(6890)、アクセスグループ・ホールディングス(7042)、メイホーホールディングス(7369)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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