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市況解説 2021年6月1日(火)

2021年6月1日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,814.34(-45.74)
TOPIX 1926.18(+3.20)
東証一部売買高 90747万株

大引け・続落-後場も先物売りが重荷に

1日の東京株式市場で日経平均株価は続落、前日比45.74円安の28814.34円で取引を終えた。米英市場の休場で薄商いが続くなか、先物主導の売り仕掛けなど短期需給悪が残存、とくに日経平均採用の値嵩株への重荷となり、後場もマイナス圏での値動きを余儀なくされた。東証株価指数(TOPIX)は終盤持ち直して、小反発で取引を終了した。東証一部の売買代金は概算で2兆442億円、売買高は同9億747万株、値下がり銘柄数は733、値上がり1361、変わらず98だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「医薬品」「情報・通信」など12業種が下落、上昇は「鉱業」「海運」「輸送用機器」など21業種。ソフトバンクグループ(9984)が終日冴えず、第一三共(4568)、エムスリー(2413)などディフェンシブの一角が指数を押し下げた。エイチ・アイ・エス(9603)はじめ旅行関連株も利益確定売りに押され、オリエンタルランド(4661)は「正社員の早期退職の募集を実施した」と伝わり軟調に推移。菱洋エレクトロ(8068)は2-4月期の営業減益が嫌気された。半面、トヨタ自動車(7203)が連日で上場来高値を更新するなど自動車関連が一段高、村田製作所(6981)はじめ電子部品株やSUMCO(3436)など半導体関連も総じて強く、ルネサスエレクトロニクス(6723)については「火災前の88%まで生産能力を回復させた」との発表を受け一段高した。日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)は後場切り返し、資源のINPEX(1605)や住友金属鉱山(5713)も買われた。大手証券が投資判断を引き上げたと伝わった住友金属鉱山(7013)、インフォコム(4348)が大幅高した。

新興市場は主要2指数が高安まちまちとなり、日経ジャスダック平均が4日続伸の一方、東証マザーズ指数は反落した。アクセスグループ・ホールディングス(7042)、ANAP(3189)、テセック(6337)が買われ、スパイダープラス(4192)、東洋合成工業(4970)、GMOフィナンシャルゲート(4051)が売られた。


2021年6月1日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,693.97(-166.11)
TOPIX 1917.17(-5.81)
東証一部売買高 43364万株

前引け・続落―買い先行も仕掛け的な先物売りに押される

1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日終値に比べて166.11円安い28693.97円で引けた。昨日とは逆に月初の株高アノマリー(経験則)を意識した買いが先行し200円超上げる場面があったが、上値は重く、その後は急失速する展開となった。米英休場で参加者が限られ、買い手控えムードが広がるなかで、短期筋の仕掛け的な先物売りが膨らんだことが響いた格好で、下げ幅は一時200円超に達した。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら続落。東証一部売買代金は概算9745億円、同売買高も概算4億3364万株と低調で、値下がり銘柄数は1082、値上がり968、変わらず139だった。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「医薬品」「サービス」をはじめとする22業種が下落、「鉱業」「繊維」「輸送用機器」など11業種は上昇。高く始まった東京エレクトロン(8035)やファーストリテイリング(9983)など値嵩株の下げが響き、総務省による通話回線の貸出料引き下げ方針が重荷となったNTT(9432)、KDDI(9433)も冴えない。任天堂(7974)には利食い売りが継続、通期利益予想を引き上げたエアトリ(6191)は買い先行も出尽くしの反応を示した。上期大幅増益のオリバー(7959)は通期見通しの据え置きが売り材料視された。反面、村田製作所(6981)などは3月末の受注急増との日経報道が好感され、世界半導体受託製造最大手TSMCとの連携が明らかになったイビデン(4062)もしっかり。ピジョン(7956)、ユニ・チャーム(8113)は「中国で第3子出産を容認」との報道に反応、トリケミカル研究所(4369)は2-4月期決算が評価された。

新興市場では、成長株の下げが目に付くなか、主要2指数が高安まちまち。プレミアアンチエイジング(4934)、ウェルスナビ(7342)、イメージワン(2667)が売られ、シンバイオ製薬(4582)、シキノハイテック(6614)、はてな(3930)は買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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