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市況解説 2021年5月31日(月)

2021年5月31日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,860.08(-289.33)
TOPIX 1922.98(-24.46)
東証一部売買高 102073万株

大引け・反落―月末株安アノマリーを強く意識した展開に

31日の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末比289.33円安の28860.08円で取引を終えた。今晩の米休場を前に様子見ムードが広がるなか、昨年秋から続く月末株安のアノマリー(経験則)が強く意識される展開を辿った。28日に600円超上昇した反動も手伝って、高値圏にある景気敏感株を中心に幅広い銘柄が売られ、一時350円超下げる場面もあったが、日本株の割安感・出遅れ感に着目した買いも入り、大引けにかけてはやや下げ渋った。東証株価指数(TOPIX)は終日軟調に推移。東証一部売買代金は概算2兆2415億円、同売買高は概算10億2073万株で、値下がり銘柄数は全体の8割近い1712、値上がり420、変わらずが60。業種別TOPIXでは「海運」を除く32業種が下落、「不動産」「銀行」「機械」「鉄鋼」が値下がり率上位に並んだ。ダイキン工業(6367)やコマツ(6301)など中国関連の一角の下げが目立ち、脱炭素に向けたコスト増が警戒された伊藤忠商事(8001)など商社株も軒並み売られた。日産自動車(7201)はインド工場におけるスト長期化への懸念も重荷となり、キユーピー(2809)やJ-オイルミルズ(2613)といった食料油メーカーには原料価格上昇への懸念が浮上した模様。反面、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)など半導体関連は底堅く、半導体製造装置向けの好調で今期業績予想を引き上げた泉州電業(9824)もしっかり。CKD(6407)にはみずほ証券の格上げが観測され、「育毛剤を中国およびベトナムで販売開始」と伝わったファーマフーズ(2929)が後場に入り動意付いた。新製品開発を材料にした買いが続く日本電波工業(6779)は連日で年初来高値を更新した。

新興市場では、大型株からの資金シフト思惑が広がり、主要2指数がそろって小幅上昇。ティーケーピー(3479)、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)、ニチリョク(7578)が買われ、サイバートラスト(4498)、日本テレホン(9425)、カイノス(4556)は売られた。


2021年5月31日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,928.69(-220.72)
TOPIX 1935.86(-11.58)
東証一部売買高 46818万株

前引け・反落-薄商いのなか景気敏感株への利食い売り響く

31日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落、前週末終値に比べ220.72円安の28928.69円で引けた。今晩の米休場を控えて買い見送りムードが広がるなか、先週末28日の600円超え急伸に対する利益確定売りが重荷となった。ビットコイン価格や国際商品市況の波乱含みな値動きへの警戒もあって、高値圏の素材株など景気敏感株に手仕舞い売りが優勢となり、心理的節目の29000円を割り込んだ。東証株価指数(TOPIX)も反落。東証一部の売買代金は概算で1兆185億円、売買高は同4億6818万株、値下がり銘柄数は全体の3分の2近い1432、値上がり675、変わらず85だった。業種別TOPIXは全33業種中、「ゴム製品」「鉄鋼」「繊維」など30業種が下落、上昇は「医薬品」「精密」「水産」など3業種にとどまった。日本郵船(9101)、東京製鐵(5423)など世界景気の影響を受けやすい銘柄や金融が売られ、先週業績期待で急伸したフィル・カンパニー(3267)、DMG森精機(6141)の反動安も目に付いた。海外での公募増資等を発表したルネサスエレクトロニクス(6723)、持ち合い解消に向け三菱グループ12社が売り出しを実施する三菱総合研究所(3636)がともに大幅安。前2月期末での債務超過状態が確認され、上場廃止の猶予期間入りしたDDホールディングス(3073)は12%超え急落した。半面、海外市場と同様に半導体関連が総じて強く、成長期待の高いレーザーテック(6920)は約1ヵ月ぶりに上場来高値を更新した。6月に政府がまとめる成長戦略で燃料電池車用の水素ステーションの設置を加速するとの報道が伝わり、岩谷産業(8088)、木村化工機(6378)など水素関連の一角が上昇、エアトリ(6191)はじめ旅行関連は7都府県で大規模ワクチン接種の予約が始まるなど、事態進展のムードが支えとなった。EPSホールディングス(4282)は株式公開買い付け(TOB)価格にサヤ寄せ、アステラス製薬(4503)には外資系証券の強気投資判断が伝わり、5日続伸した。

新興市場は主要2指数がともに上昇、東証一部の大型株の値動きが鈍いなか物色シフトの思惑が広がった。QDレーザ(6613)、フェローテックホールディングス(6890)、ニッポン高度紙工業(3891)が買われ、イメージワン(2667)、AIinside(4488)、ケアネット(2150)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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