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市況解説 2021年5月25日(火)

2021年5月25日(火) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,553.98(+189.37)
TOPIX 1919.52(+6.48)
東証一部売買高 99296万株

大引け・4日続伸―2週間ぶりに節目28500円を上回る

25日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸、前日比189.37円高の28553.98円で取引を終えた。過度なインフレ警戒の後退を受けて米長期金利が低下、仮想通貨ビットコイン相場の落ち着きも手伝ってハイテク株などを中心に幅広い銘柄が買われた米国市場の流れを引き継いだ。高値圏にある景気敏感株などへの売りも嵩み、上値の重い展開が続いたが、世界的な経済正常化の流れを意識した買いを支えに、節目の28500円を2週間ぶりに上回った。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら4日続伸。東証一部売買代金は概算2兆2039億円、同売買高は概算9億9296万株で、値上がり銘柄数は698と、値下がり1417を大きく下回り、変わらず77だった。業種別TOPIXでは「証券」「その他製品」「鉄鋼」をはじめとする19業種が上昇、「海運」「パルプ・紙」「水産・農林」など14業種は下落。信越化学工業(4063)やレーザーテック(6920)が上げ幅を広げ、「Zホールディングス(4689)傘下のFX会社を子会社が買収」と報じられたGMOインターネット(9449)は底堅く推移。世界初の水素運搬船の内部を報道陣に公開した川崎重工業(7012)は続伸、巣ごもり関連も賑わい、ローランド(7944)は昨年12月の再上場来の高値を更新した。反面、日本郵船(9101)が朝高後利食い売りに押されるなど、海運大手や空運がそろって値を崩し、エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)などは大阪府の緊急事態宣言延長観測の強まりも重荷となった。前期連結業績を下方修正した曙ブレーキ工業(7238)も大きく下げ、12時半に決算発表したアルコニックス(3036)は出尽くしの反応を示した。丹青社(9743)は東京五輪開催への懸念も重荷となった模様。

新興市場でも、主要2指数がそろって上昇。東証マザーズ指数の上昇率は2%超に達した。シンバイオ製薬(4582)、AIinside(4488)、カイノス(4556)が買われ、ヒーハイスト(6433)、KIYOラーニング(7353)、プレシジョン・システム・サイエンス(7707)は売られた。


2021年5月25日(火) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,534.27(+169.66)
TOPIX 1918.45(+5.41)
東証一部売買高 46995万株

前引け・続伸―世界的な経済正常化の流れを意識した買いが支え

25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前日終値に比べて169.66円高い28534.27円で引けた。過度なインフレ警戒が後退したうえ、仮想通貨の落ち着きを受けて安心感が広がった米国市場の流れを引き継ぎ、半導体などハイテク株への買いが優勢となった。一方で、高値圏にある景気敏感株などへの売りも嵩み、引き続き28500円近辺での上値の重さを窺わせる展開となったが、世界的な経済正常化の流れを意識した買いは途切れず、下値の堅さも維持された。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら続伸。東証一部売買代金は概算1兆440億円、同売買高は概算4億6995万株で、値上がり銘柄数は840、値下がり1242、変わらずが103。業種別TOPIXでは「その他製品」「鉄鋼」「証券」をはじめとする18業種が上昇、「パルプ・紙」「繊維」「水産・農林」など15業種は下落。東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)が反発、米ナスダック高を映じてソフトバンクグループ(9984)も底堅く推移。「洋上風力発電設備の基礎部分を国内で生産へ」と報じられたジェイエフイーホールディングス(5411)が買われ、野村証が格上げしたDMG森精機(6141)は急伸。緊急事態宣言の延長観測のくすぶりを材料に、任天堂(7974)などゲーム関連も総じてしっかり。反面、J.フロントリテイリング(3086)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が軒並み売られ、ニトリホールディングス(9843)は不冴えな5月月次が嫌気された。しまむら(8227)も5月月次売上高の伸び率鈍化が売り材料視され、第三者割当増資の実施を発表したワタミ(7522)には財務懸念が高まった。日本ハム(2282)にはみずほ証の格下げが観測された。

新興市場でも、主要2指数がそろって上昇。市場の地合い好転を受けて、幅広い銘柄に買いが膨らんだ。ウェルスナビ(7342)、BASE(4477)、京写(6837)が買われ、ケアネット(2150)、不二精機(6400)、フジタコーポレーション(3370)は売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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