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市況解説 2021年5月24日(月)

2021年5月24日(月) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,364.61(+46.78)
TOPIX 1913.04(+8.35)
東証一部売買高 99383万株

大引け・3日続伸―戻り待ちの売りで伸び悩み

24日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続伸、前週末比46.78円高の28364.61円で取引を終えた。21日の米ハイテク株安を嫌気した売りが先行したものの、欧米景気の回復期待を背景に景気敏感株への買いが膨らみ、切り返す展開となった。遅れていた国内におけるワクチン接種の進展期待もくすぶり、節目の28500円を上回る場面もあったが、その後は戻り待ちの売りに押され、伸び悩んだ。東証株価指数(TOPIX)も小幅ながら3日続伸。東証一部売買代金は概算2兆1504億円、同売買高は概算9億9383万株で、値上がり銘柄数は1394、値下がり715、変わらずが83。業種別TOPIXでは「海運」「空運」「鉱業」をはじめとする29業種が上昇、下落は「医薬品」「情報・通信」「小売」「証券」の4業種に留まった。日本郵船(9101)や川崎汽船(9107)、JAL(9201)などが上げ幅を広げ、日立製作所(6501)は連日で年初来高値を更新した。「ソニーグループ(6758)と新会社を設立」と伝わった川崎重工業(7012)は10日ぶりに反発、三桜工業(6584)は今期配当予想の発表が好感された。投資ファンドによる株主提案の一部に賛成すると発表した天馬(7958)には思惑買いが膨らみ、アイシン(7259)には大和証券の強気レポートが観測された。反面、ソフトバンクグループ(9984)や東京エレクトロン(8035)が売られ、指数を押し下げたほか、住友金属鉱山(5713)などは中国当局のけん制の受けた非鉄相場の下落が重荷となった。西松屋チェーン(7545)は冴えない5月月次が嫌気され、顧客情報の一部が流出した可能性が高いと公表したネットマーケティング(6175)はストップ安比例配分された。

新興市場では主要2指数が高安まちまち。PER(株価収益率)の高い成長株への売りが響き、東証マザーズ指数が終日軟調に推移した。ケアネット(2150)、イーエムネットジャパン(7036)、ライトアップ(6580)が買われ、BASE(4477)、幼児活動研究会(2152)、シンバイオ製薬(4582)は売られた。


2021年5月24日(月) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,376.70(+58.87)
TOPIX 1912.33(+7.64)
東証一部売買高 53455万株

前引け・続伸-欧米景況改善を支えに一時28500円台回復

24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸、前週末終値に比べ58.87円高い28376.70円で引けた。朝方こそ暗号通貨安を嫌気したハイテク株売りが先行し、100円超え下落して始まったが、出遅れ感のあった景気敏感株中心に買いが入り、早々に切り返した。21日に発表された欧米の購買担当者景気指数(PMI)が軒並み良好で、経済正常化の期待が高まったうえ、国内でも本日から東京・大阪での大規模ワクチン接種が始まったことも安心感に繋がったが、引き続き上値は重かった。東証株価指数(TOPIX)も続伸。東証一部の売買代金は概算で1兆1374億円、売買高は同5億3455万株、値上がり銘柄数は全体の6割超えの1378、値下がり726、変わらず86だった。業種別TOPIXは全33業種中、「海運」「鉱業」「空運」など28業種が上昇し、下落は「医薬品」「情報・通信」「小売」など5業種。海運市況高も支えに日本郵船(9101)、川崎汽船(9107)が大幅高、日本製鉄(5401)、三菱ケミカルホールディングス(4188)などの素材株や大手金融も軒並み上昇した。今11月期予想営業利益や配当計画を増額した大阪有機化学工業(4187)が急伸、トヨタ自動車(7203)、ファナック(6954)など輸出関連の主力株も相場を支えた。半面、公募増資等を発表したすかいらーくホールディングス(3197)、PCIホールディングス(3918)が売られ、SBIホールディングス(8473)は子会社のSBIソーシャルレンディングに対し、金融庁が業務改善命令を出す方針との報道が嫌気された。マネックスグループ(8698)、セレス(3696)など暗号通貨関連も安く、メドピア(6095)、Sansan(4443)といった高PER(株価収益率)も総じて軟調だった。証券会社の格下げ観測が伝わったキーエンス(6861)も下落。

新興市場は主要2指数が高安まちまち。先週見直し買いに支えられた成長系銘柄に戻り待ちの売りが目立った。QDレーザ(6613)、ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)、メドレー(4480)が売られ、キャリア(6198)、芝浦電子(6957)、ファブリカコミュニケーションズ(4193)が買われた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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