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市況解説 2021年5月20日(木)

2021年5月20日(木) 市況解説 大引け
日経平均株価 28,098.25(+53.80)
TOPIX 1895.92(+0.68)
東証一部売買高 99465万株

大引け・反発―28000円割れ水準での押し目買い意欲の強さを確認

20日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら反発、前日比53.80円高の28098.25円で取引を終えた。アジア主要株価や仮想通貨の不安定な動きが重荷となる一方、節目の28000円を下回るレベルでは、割安感の高まりに着目した押し目買い意欲の強さを確認、次第に底堅さを増す展開となった。時間外取引における米長期金利の落ち着きや、今晩の米半導体製造装置大手アプライドマテリアルズの決算への期待から、指数寄与度の大きい東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)などが上げ幅を広げたことも支えとなった。東証株価指数(TOPIX)も反発。東証一部売買代金は概算2兆1734億円、同売買高は概算9億9465万株、値上がり銘柄数は1385、値下がり703、変わらず104。業種別TOPIXでは「繊維」「その他金融」「金属製品」など15業種が上昇、「鉄鋼」「鉱業」「空運」をはじめとする18業種は下落。富士通(6702)が大幅に5日続伸し約20年ぶりの高値を付け、東レ(3402)は「米ボーイング、737MAXの出荷を再開」との報道が材料視された。野村証の強気レポートが観測されたヤマハ発動機(7272)も強い。反面、高値圏にある景気敏感株は軒並み利食い売りに押され、東京海上ホールディングス(8766)やSOMPOホールディングス(8630)などは決算発表が出尽くしの売りを誘う格好となった。セブン&アイ・ホールディングス(3382)は引き続き米社買収計画の不透明感が嫌気され、良品計画(7453)にはファーストリテイリング(9983)に浮上した『ウイグル懸念』が飛び火する格好に。4月下旬にビットコインの購入を発表していたネクソン(3659)は5%超下落、ブイキューブ(3681)など巣ごもり関連の一角も冴えない。

新興市場では、主力銘柄を中心に見直し買いが継続し、主要2指数がそろって3日続伸。プレミアアンチエイジング(4934)、ブロードマインド(7343)、ウェルスナビ(7342)が買われ、メドレー(4480)、ニューラルポケット(4056)、交換できるくん(7695)は売られた。


2021年5月20日(木) 市況解説 前引け
日経平均株価 28,030.46(-13.99)
TOPIX 1896.33(+1.09)
東証一部売買高 49173万株

前引け・小幅続落-暗号通貨安を嫌気も底堅さ示す

20日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅続落、前日終値に比べ13.99円安の28030.46円で引けた。ビットコインはじめ暗号通貨全般の急落や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を受けた早期テーパリング警戒から19日の米株市場が続落、この流れを引き継ぎ高値圏の景気敏感株を中心に幅広い銘柄で売りが先行したが、心理的節目の28000円近辺での押し目買いを支えに下値の堅さも示す格好となった。120円超え上昇する場面もあったが、中国などアジア市場や商品価格などの不安定な値動きが重荷となり、神経質な値動きが継続した。東証株価指数(TOPIX)は小反発。東証一部の売買代金は概算で1兆681億円、売買高は同4億9173万株、値下がり銘柄数は553、値上がりは全体の7割超えの1547、変わらず92だった。業種別TOPIXは全33業種中、「鉄鋼」「空運」「鉱業」など18業種が下落、上昇は「繊維」「その他金融」「金属製品」など15業種。ファーストリテイリング(9983)が一部報道で「米税関が中国・新疆ウイグル自治区の団体が関わっている疑いから、ユニクロ製品の輸入を差し止めていた」と伝わって日経平均を押し下げ、商品市況安を受けて日本製鉄(5401)、住友金属鉱山(5713)など素材株や資源のINPEX(1605)が軟調だった。ANA(9202)は定款を変更し発行可能株数を倍増させると発表、今後の増資懸念が意識され、はせがわ(8230)は今3月期増益見通しの発表で材料出尽くしの反応となった。半面、米半導体株の堅調を支えに東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)が買い優勢で始まり、証券会社の強気判断が伝わった太陽誘電(6976)など電子部品株の上昇も指数を支えた。今3月期2ケタ増益となる見通しを発表したセーレン(3569)が買われ、岩崎電気(6924)は自社株取得枠の設定が好感された。

新興市場は主要2指数がともに続伸、足元で下げの厳しかった主力株などへの見直し買いが入った。AIinside(4488)、QDレーザ(6613)、サイバートラスト(4498)が買われ、ジーエヌアイグループ(2160)、KaizenPlatform(4170)、アンジェス(4563)が売られた。


更新のタイミング
「前引け」市況解説...12時30分ごろ
「大引け」市況解説...16時30分ごろ
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